チート系の主人公を痛い目に合わせたい!

五平太

第1話転生先がチートモノぽっいんだが…(主人公は最強では無いとする)


皆さん揺り籠の中からこんちくわ俺の名前は須藤篤紀すとうあつきと言うのは…嘘でこれは俺の前世の名前だ、前世?って思った人も多いだろうそう俺は一度死んだ筈だった…あれは暑い…え?長くなるから要らない?転生先での名前は須藤篤紀すとうあつき

どう?転生前と同じ名前と国に生まれるとか笑っちゃうよねタハー

で、現在俺はベイビーダゼッ!ママンのオツパイを吸ってます、オイチイ(犯罪者)


「あっちゃん美味しい?」


ん、ママンが話しかけて来た、味薄すぎるッピ!!


「ンアアアアー!!!(咆哮)」


「あらあらごめんなさいねぇ〜」


母親はいきなり咆哮を上げた息子を落ち着かせる為に揺り籠から抱き上げ背中をポンポンと叩く


そうだよ(便乗)もっとちゃんと優しくポンポンしてよ


「ンアア-!!!」


「元気ねぇ〜」


今日も俺は元気です


「あらあら…また事件…怖いわぁ…」


母親は息子を抱きながらテレビで流れるニュースを見て心配そうな表情をすると突然ニュースキャスターの男の人がいつもの淡々とした声色とは違う圧迫された様な表情と声で


『速報です!第17番地区にてテロが発生しました、それにより収監されていた囚人が脱走したとの情報が…繰り返し_______』


……なんか俺の知ってる日本と違うくね?


「あら…これお父さんの職場に近いじゃない…」


「ヌクッリ」


「……?ヌクッリ?」


し、しまった……何故かいきなり変な声が…


「あらあら…漏らしてるわねこの子…」


何を?……まさか……?


そっと俺は赤子になった事で短くなった何故か白い手で自分のおむつを触ると


グュチリ


「………ンアア-!!!!」


トゥービーコンティニュ−…実の方でした…


◆◆◆


やっぱおむつは最悪はっきり分かんだね…


あの最悪の事件おむつ事変から約1ヶ月が経った

大体この世界の内容が分かってきた

この世界にはダンジョンと呼ばれるいわゆる異空間と繋がる入口が各地に出現した世界らしい

前世からあった国とか地図は変わってなかった

ダンジョンが現れるとダンジョンに対抗する為か人間にも新たな力が目覚めたらしいその新たな力には3つ目の種類があって


1つ目は変異型

人としての形を失って魔物見たいな見た目になってる奴らの事だ、例えばケモミミが生えてたりリザードマン見たいだったりする


2つ目は超能力型

人間の見た目を持ちながら魔法見たいなのを使えるらしいメラとか


3つ目はハイブリッド型

変異型と超能力を掛け合せた奴だ

例えばケモミミ生えててメラ打てる〜見たいな感じやで!



でワイも能力持ってたんよハイブリッド型

どんなのかって?ワイは……ワームの人形見たいな奴で……そして衝撃を起こせるんや!!!

クッソっタレェ!!!!何だよワームって!!!せめてカマキリとかにしてくれ!!!能力もパンッとしか出せないしクソぉ!!!ワイの人生オワタ\(^o^)/あっ因みにパパンは超能力型のコウアン?て所で働いてるらしいママンは擬態虫の能力者だって!クッソぉぉぉぉ!!!!


◆◆◆


やぁ皆俺だアレからキングクリムゾンして大人になったよ!!!何だかんだ能力も鍛えて強くなったしワームからも脱却してカブトムシ人間見たいになったよ(仮面ライダーの敵で出てきそうな奴)現在ワイは仕事中やで!!!仕事は何かって?パパンと同じ世間の平和を守るやで!!!あ、ターゲット動いたらまたな!



◆◆◆


一人の男が息を切らして血で赤く染まった腕を抑えながら裏路地の壁により掛かっていた


「っ……話と違えっ!!!公安の奴等が居るなんて!!!」


「それは残念だな」←ロールプレイ中


「……嗚呼…クソッ!あの依頼人ぶっ殺……テメェは誰だ…」


男は突然投げかけられた言葉に反射的に返してしまったが男には仲間は居らず1人で依頼を受けていた、彼に言葉を掛けられる者は彼の記憶にない

男の言葉に反応するように裏路地の影から足音がする


革靴でアスファルトを蹴る音が聞こえる


「……もう一度聞く…テメェは誰だ?」


男の言葉が放たれたと同時に足音の正体が姿を現す、足音の正体は茶色ドラゴンハットを被り茶色のトレンチコートをビジネススーツの上から着ており人の顔がある場所には深く被ったハットの隙間からは血のような目が2つ覗いているの何か…言葉で現すのならばカブトムシまるで人形のカブトムシだ


「………殺し屋…カブト」←ロールプレイ中


足音の正体は低くザラザラした声で名乗る


「は?まさか…あのカブト?……はッ!わざわざあの天下のカブト様が俺に何のようだ!!!」


「依頼でお前を殺す様に言われている」


「あの依頼人の手先か…ただで死んでたまるかぁぁぁ!!!」


男が能力を発動させ手が刃物に変形した次の瞬間彼の首がカブトの手刀によって宙を舞った


「あ?」


首を刎ねられた男は血吹雪を上げそのまま勢いで前に倒れ込む


「手こずらせやがって(豹変)…………ん?」


須藤は首を刎ねた男の身体を探ると懐から何やら怪しい紙が見つかった


「……は?」


須藤はこの紙を見て固まってしまった、その肝心の紙の内容は



須藤くんへ


ヤッホ~須藤く〜ん元気?僕は元気元気ィ!所でどう?この世界とある小説サイト(カク○ム)でよくある世界をモチーフにして作ったんだよ〜あ、主人公見たいのもいるから探して見てね!(複数人居るよ!)まさか須藤くんこんなハズレ能力でそんなに強くなるとは思わなかったよ!ご褒美に一つ良いこと教えて上げる!この世界チートモノだから気をつけてね!(ハーレム、チート、配信モノも含める)それじゃあ待たねぇ〜


ぴーえす

他にも転生者いるから転生者同士で連絡出来るようにしとくね!!!


               親愛なるの神より



「………クソ…糞神ィィィィぶっ殺してやるぅぅぅぅ!!!!なら俺にもチート寄越せやァ!!!此処まで来るのにどれだけ努力したか分かってんのかァ!!!!こんっの糞野郎がァァァァァ!!!!こちとら彼女の1人も居ねぇんだよぉぉぉ!!!どうせチート主人公がハーレム作って高校生のくせに何か強かったりすんだろ?(テンプレ)マジざけんなよ?現実的に無理だろ(静観)あと他にも転生者いるの!?(驚愕の事実)」


夜の東京の裏路地で一人の男が発狂した










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