第2話 ギルドに到着、しかし物乞いに字は読めなかった
うん、読めんねん。字、異世界あるあるの楽ちんセットの勇者たちは持ってたかもだけど俺にはない。
で、どうするか
「すみません、依頼書の斡旋お願いします。」
となる、今回は土下座はない。あれは最終手段だからね!
「わかりました、達成報酬から引いておきます。」
うん、有料でな。が、できない仕事は振られないし交渉も必要なし(ないすぅ)
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そんで、洞窟にいます。大量の荷物を持ってな。
「登録したばっかりだとは聞いたけど、平気そうだな」
と今回の依頼主。
「でも、こんなのじゃなく例の奴隷でもよかったじゃない。」
と恋人らしき冒険者。リア充への鉄槌よりも目先の銀貨、あ、あざーす。
貰ったものを謎空間にしまいつつ歩く、案外亡霊は気さくで助かる。そこそこダンジョンに吸われた遺品類も貯まってきたな。
関係ないことを考えていると、騒がしくなる。
「お前があんな奴隷を……。」
だの
「あなたがもっと稼がないから……。」
と返す
修羅場かな?あ、草生えてる。採取採取
「「じっゆう過ぎんだろあんた!!!!」」
って言われてもね
「犬も食わない喧嘩をみせられても?」
そう返すも、小首を傾げられる。伝わらないらしい
「ああ、仲の良い二人の邪魔をしたくなかったもので。」
そういうと二人は軽く顔をそらし、頬を染める。幸せそうで良いこって。
「しかし、喧嘩の原因の奴隷に何かあったので?」
俺はこう聞いてしまったことを軽く後悔し始めた
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side勇者パーティ
勇者1
よっしゃぁ、異世界。それもこんな優秀なスキルとステータス。追放モノを考えるとあの物乞いの人は危険だ。それは王様に報告しておこう、ざまぁさないように黙ってたけど沈黙でもアウト判定もありえる。敵対はしたくないかな。
勇者2
帰れるんだろうか、もとの世界に。戦いと魔物なれるられる気がしない
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side神
なんかテンプレ気にしてるなぁ勇者組。まぁ一方通行なんだが、てか行き来されても困るし方法は徹底して潰してるしな(天使が)
まぁどうでもいいか、にしてもあの物乞いスラれてるのは笑うww
※幽霊さんナイス、というより自身の異常さに気づいてるんでしょうか?(天使)
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