ポジション、焼きつくされたかも
奥奈 晄
第1話 取引余力
50代が少し見えてくる年齢になって気付いてしまった。
僕は女好きだ。無類かどうかは分からんが、とにかく女性と楽しく過ごしていたい。カラダの関係だけじゃなく、なんかこうわちゃわちゃした時間とでも言うか、世界がずっとキャバクラみたいだったらいいのにって感じだろうか。
薄々感じていたことは認めるが、ここにきて確信に至るとは自分でも少しびっくりだと思う。
結婚には向いてなかったな。まあ、してみないと分からない。
僕の人生も第3クオーターに突入し、良くも悪くもこの記憶をちょっと棚卸しして俯瞰したくなった。
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