第9話 お誕生日記念 ジョン・ディーコンの思い出(?)
本日8月19日は(まだ19日です、私の中では)、ジョンの73回目のお誕生日です。おめでとうございます。
先日、ジョンがQUEENに復帰するというガゼネタが流れましたが、ジョンが心穏やかに日々を過ごしたいという想いでいることは想像に難くありませんので、もちろんそんなことがあり得ないことは承知しています。これからもご家族と穏やかな毎日を送られることをお祈りしています。
さて、ジョンの誕生日ということで、ジョンに関する思い出をひとつ書いてみようと思います。(ツイッターでは既出のネタなのですみません。)
とは言え、ジョンとはもちろん個人的な思い出はありません。来日公演では4回、ステージ上で拝見しましたが、来日時に空港や街でお姿を拝見したことはありません。
なのでこれから書くことは、あくまでもジョンに「関する」思い出で、お読みになったあとは「なんじゃこりゃ、時間の無駄だった」と思われることは必須です。それでもよろしければお読みください。
あれは中学3年のことでした。中間だか期末だかの歴史の試験に、こんな問題が出ました。
「マグナカルタ(大憲章)が作られたときのイギリス王は誰か」
これ、中学生には難しい問題です。中学の教科書(当時)には載っていません。参考書にもよっぽど詳しいものでないと載っていません。
だから、私も知りませんでした。(教科書に載っていれば覚えていたというわけでは、もちろんありません。)なので、誰でもいいからイギリス人っぽい名前を書いておこうと思いました。
そして、真っ先に頭に浮かんだのが、我らのジョンでした。その前年の中学2年に私はQUEENのファンになっていて、私はジョンのファンを自称していました。あの、目立つ3名に囲まれたジョンを応援したかったのです。
なので、「ジョン」と書こうと思いました。
ところが、こんな邪念(?)が頭をよぎりました。
「『ジョン』なんてありふれたの名前の王様がいるはずがない」
「いい加減なことを書いたと先生に思われる」
前者は世界中のジョンさんに失礼だし、後者は今に至る私のチキンさがよく現れていて、我ながら情けないです。
結局、間違いを承知で私は「エリザベス」と書き、当然×をいただきました。
正解は、そう、「ジョン」です。
あとで漏れ聞いたことによると、正解したのは学年約400人中で、のちに有名女子高から東大に進んだ学年一の才媛ただひとりだけだったそうです。
私もあの時ジョンと書いていれば、東大に進めていた……訳はありませんが、先生方に感心くらいはされていたかもしれません。
ジョンを信じていなかったばっかりに人生の輝きをひとつ失った(大げさ)ことは、数十年経った今でも、私の一大痛恨事です。
ほら、読んで損したと思ったでしょ?
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