第2話 トガンの野望

トガン[パンドルにバリアが貼られてる?]

トガン[ああ、分かっている。これが過去の例がないことは。]

トガン[とりあえずパンドルの測定値は安全を示してる。]

トガン[お前達は飛行船の準備をしろ!]


トガン[はぁ...何やってんだよ過去の...]

[ど、どうされましたか?]

トガン[あ、あぁ。なんでもない。なんでもない。]

[そ、そうですか。]

トガン[ああ、君は確かパンドル監視者だったな。行かなくていいのか?]

[昼休憩です。]

トガン[ああ、そうか。]

(絶対なにかを隠しているな。)

[そうだ。今日は弁当ショップがあるんだったな。行ってくるよ]

トガン[ああ。わかった。]

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[絶対に何かを隠してる。しかも重要なことを]

[...なんだこの日記...トガンのものか...]

[見ちゃえ!]

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日記

今日から日記を記す

とりあえず書くことは。この世界はループしているということ。

何回しんだって次の世界ループがまっている。

しかも、世界の終わり方はすべてパンドル関係だった。

最初はパンドルが暴走して爆発

そして次はパンドルにロケットがぶつかり暴走状態になり爆発。

そしてこの世界だ。


世界がループしてるから住民全員が元の状態になる。

ロケットにのった人以外は。

だがこのことはまだ公表しない。どうせ信じて貰えないからだ。前の世界でもそうだった。


ロケットに乗った人をパンドルから解放するまでは公表しない。

ただ、どう解放するのか。


この世界はどうやらパンドルのエネルギーを吸い出せるらしい。この技術を使えばループから抜け出せるかもしれない。


きっとパンドルのエネルギーを吸い出せばこの世界のループから逃れられるかもしれない。


ああ、だめだ。徐々に島が沈んでいる。早くエネルギーを使い切る方法を考えなくては


そうだ。飛行船だ。飛行船でエネルギーを使い切ればいいんだ。

ただこれでは使い切れないだろう。

もし使いきれなかったらパンドルを魔力で封じ込める

_____________________

[...トガンの言うことだ。信じよう。]

[さあ、戻るか。]

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