この世界の人々は成人すると、神様から魔導書を授かる。
その魔導書はランクごとに色分けされ、手にする魔導書の善し悪しがその後の人生を大きく左右する。
図書迷宮(ラビリンス)は、魔導書とともに神が造ったといわれる地下空間。世界各地に存在し、ゲームのダンジョンのような構造になっていて、その奥にある祭壇で祈ることで、魔導書の空きページに魔法が刻まれる。
そして、主人公ルミが授かった魔導書には、魔法が刻まれるべき――ページがなかった!?
どうです? 読んでみたくなりませんか?
ちょっと奇妙な魔導書を手にした、辺境貴族の娘・ルミと、その仲間たちの図書迷宮をめぐるファンタジックな大冒険。
仲間、女の子の友情、成長、謎解き、冒険、魔物……すべてが詰まった、明るく前向き元気印のマジカルビブリオ・ファンタジーです。