6年目はとうとう移住だ!目標は北海道でまたママチャリ。
江戸川ばた散歩
第1話 何で移住を考えたか①交通的不便
さてさてチャリ話ですが。
今度は移住の話なんですよ。
何処へ、と言ったらまあ、この流れ通り、北海道ですがね。
ただその行き先は札幌です。
旅先で一度も行ってないあそこです(笑)。避けてましたから(笑)。
実際に引っ越す予定は6月ですが、もうこの計画は実のところ、半年くらい前から考えてました。
◎交通面の不便さ
何と言っても今の土地は車乗れない民には辛いんですね。
ワタシの住んでいる場所は、一応政令指定都市です。
ただその広さがとんでもなくてですね……
しかもその一見便利じゃないか? と思える場所の中にあるエアポケット僻地なんですよ。
車が(乗れ/維持でき)ない奴には本当にしんどい。
どのくらい僻地か、というと
・町内にコンビニがない
……というか去年の4月に無くなったので酒専売所が兼務している小売りだけ。
40年前は正直、一応「生活の全部が」揃った町でした。
総合食料品店も3つくらいあったし、魚屋・靴屋・洋品店2軒・本屋(雑誌ばかりではあったけど)・文房具屋・薬局兼雑貨屋が2軒・電器屋2軒・床屋・美容院……一時期は「鶏屋」や「毛糸屋」なんてレアなものもありましたよ。駄菓子屋だって3軒はあった。共同浴場も3軒。利用ほとんどしてないけど食堂と喫茶店もありました。
今はもう、何にもないです。
酒専売所というのは、江戸時代から続くところなんですが、普通の店では酒を売らず、町営酒場と共にそこだけで販売したってとこですな。
とうとう去年コンビニが無くなったので、ここがちょっとしたものを売るしかなくなった次第。
なので現在の町の人々は、
・車で大手スーパーやドラッグストアに買い出しに行く
・おうちCOOPとかネットスーパーで買い物をする
しかないんですね。
ワタシは後者ですね。それともうひたすらAmazon楽天メルカリの通販。
何せ「車に乗らない」人にとっては
・1番近いコンビニが3㎞先
・1番近いスーパーが7~8㎞先
・5㎞先の最寄り駅までのバスが無い
・総合病院に行こうと思っても一度1時間かかる市街地のバスターミナルまで行かなくてはならない→最寄り駅までチャリで行った後JR乗った方が安い(早いとは言わない/1時間半以上かかる)
・何か唐突なことがあった場合朝5時にタクシー呼んだとしても来てくれない
です。
最後の奴は、一昨年親父が亡くなった時に味わったものです。
仕方がないから、最寄りの駅までチャリ飛ばして、列車で3駅、そして徒歩1㎞。
ワタシが健康だったからいいもの、そうでなかったらどうすんですか、ですよ。
ちょっとのことがあってもタクシーが簡単に来てくれない微妙な地域なんです。
だから普通のこの地方の人々は高校を卒業で免許を取る訳ですよ。大概の地方民同様。
で、ワタシも一応免許は持ってます。一応。
ただし万年ゴールド。自動車学校以来一度も公道走ってません。
そもそもその車校の時点で、普通道で40㎞、高速で80㎞出すことができない奴が乗っちゃいけませんよ。
車校のほう、30何年か昔、大学卒業する前の冬に卒論をついでに持ってって、20日間で朝晩+合宿所込み17万円ぐらいの短期集中型のとこに行きました。
で、あんまりのストレスにダイエットのリバウンドが一気に来てもう大変。
人間ってこんなにずるずる食い続けることができるんだな、と思ったし、57㎏くらいに落とした体重が68まで戻るのはあっという間。
まあそれ以来10年くらい、摂食障害って気付いて医者行くまで色々大変でしたがな。
まあそのくらいのストレスの厳しい教官に当たったから、もうそれが怖くてまともに動けない。
でも早く帰りたかったし金も延長させたくなかったから、一度で受かりましたよ。根性で!
そしてペーパー試験の方でも3度目でやっと、試験場の周囲にある直前対策屋に頼ってよーやく取れたくらいの融通のきかない頭ですから。
チャリが生活だったせいか、左側走行になれているので、右側に座席を取るなんて怖くて仕方ないし、前を走る車は視界を遮って邪魔。
そもそも精神的に不安定だった時期には「いつ自分で崖から飛び降りることにするかもしれない」と言う恐怖がありましたからね。そんな危険を冒してまで乗る価値があるかというと、……ない。
だからこそのチャリ人生なんですよ。
自分のスピードで走れる。ただし自分の力は常に必要。雨やら風やらの対策をしなくちゃならない。そして見栄えは二の次。
生活密着のチャリ、というのはそーいうものです。
まあ、その一方で友人達の車に平気で乗せてはもらってるんですから、調子いいってものですけどね。
まあ正直、ここ2~3年における不便さの実感が更に増大したことと、今乗っているチャリが荷物輸送には向かないってこともあるんですよね。
あとワタシ自身がいつまでチャリ乗っていられるかわからない。
乗れなくなった時にいきなり都市部に動くってのは難しいんですよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます