独り言をつらつらと
霜月夜空
初の小説を書き終え-今後の展望-
皆様ご機嫌よう、こまどりです。
人生で初めての小説をたった今書き終え、そのままこの文章を書いてます。
いやぁ、書き切りましたよ。約13万文字。文庫本1冊程度の文量。はー疲れた…けどそれ以上に「楽しかった」という気持ちが占める割合の方が圧倒的に多いです。なんせ執筆中はほとんどニヤニヤしてましたからね。
最近気づいたことなんですが、私って「楽しいな」とか「面白いな」って感じると絶対に頬が緩んじゃうんですよね。
アニメや映画を観てて、私がニヤケ面をし出したら、それはきっと私が面白いと感じている証拠です。具体例を出すなら、最近アマプラで「化物語」を観ている時……って話が脱線してる(笑)
〜閑話休題〜
さて、私の処女作となる「デモクラティック・ロマンス」、いかがでしたでしょうか。少しでも面白いと思っていただけたら嬉しすぎて脳汁ブシャーです。
ストーリーの面白さや文章の上手さはさておき、個人的に小説、というか物語を作る上で一番大切だと思っていることがあります。
それは、「自分の魂を注ぎ込むこと」です。
魂とはなんぞやとなりますね(笑)。分かりやすく言うと、「自分が誰かに伝えたい熱い思い」のことを、ここでは魂と表現しております。
個人的な考えですが、物書きたる者、みんな一つや二つは「この作品を通して伝えたい何か」を持っていると思います。正直、この気持ちなしで文章書いてる人はあまり理解出来ません。
私は、物語とは自分の思いを伝える媒体だと思っています。自分が創った世界を誰かに覗いてもらう。そして私が創った世界に触れてみて、少しでも何か良い方向に考えが変わったり、考えが変わるキッカケができてくれること。これが私が物語を作る意義であり、最大のモチベーションであるわけです。
私自身、誰かが作った物語によって、人生を変えられてきた人間です。ここで言う「物語」は幅広い領域を指します。
例えば、私は格闘技が好きなのですが、「ある格闘家が必死に努力して這い上がって、栄光を掴み取る」なんていうのも物語の一つです。
音楽も物語の一種ですね。その曲だけの世界観があり、その曲を通して伝えたい何かがある。
私は音楽にも本当に人生を変えられました。例えば「けいおん!」のEDである「Don't say "lazy"」という曲に、こんな歌詞があります。
「自分を愛さなきゃひとも愛せない」
これ、初めて聴いた時なんか頭に電流が走ったんですよね。ビビッときました。私自身2年ほど前までコンプレックスの塊みたいな人間だったので、この歌詞がすごく刺さりました。
他にも「妹さえいればいい。」のOP、「明日の君さえいればいい。」という曲の歌詞に、
「誰も主人公だって誰かが言ってた
だけど望んでたストーリーじゃないのなら
そんな偽物に惑わされないでいて
理想を、希望を、掴まえて」
ちょっと長めですが、この言葉もヤバかったです。当時高2の春頃で、進路についてすごく悩んでいた時期でした。親の描く理想に従うか、自分の理想を思い描くか。この葛藤から私を救ったのが、この歌詞でした。
そうだ。私の人生は私が主人公なんだ。そして、これからの進路、つまり私が進むストーリーは私が決めるんだ。なんで自分の人生なのに自分がエキストラを演じなきゃなんねえんだよ。
こんな感じで吹っ切れることができ、私は茨の道を自らの意志で選びました。その結果として、今の私がここにいるわけです。
こんな感じで、他人の人生、音楽、小説、アニメ、映画などに私は"物語性"を見出し、そこから多くの学びや私なりの美学を得ました。
誰かが創った物語に人生を変えられてきた私。
そんな私が、今度は物語を創る側になって、誰かの人生を変えるお手伝いが出来たら-。
繰り返しになりますが、こうしたある種の啓蒙活動をしたいと思って、今回私は小説を書きました。
その意味では、デモロマ(略称です)は私の魂が超高濃度で注がれた作品となりました。なので、是非多くの人にデモロマの世界を味わっていただきたい所存です。
さてさて、そんなデモロマですが、なんとコンテストに応募されることに決まりました!イェーイ!!
…なんか、「書籍化が決まりました!」みたいなノリですけど、単に私があるラノベコンテストにデモロマを作品として応募するだけです。はい。
で、そのラノベコンテストなんですが、なんと最終選考委員にあの「デート・ア・ライブ」の作者、橘公司先生が待ち構えてらっしゃるんですよ。ヤバくないですか?あのデアラですよ?
私、デアラ大好きなんですよね。ストーリーも面白いしキャラクターもそれぞれに魅力があって可愛いし、アニメだと曲も神だし。3期OPの「I swear」なんて毎日聴いてますし。
実はタイトルの「デモクラティック・ロマンス」、略して「デモロマ」も、「デート・ア・ライブ」、略して「デアラ」を意識してたりしてなかったり…。
そんなデアラを生み出した橘先生に、私の書いた小説を読んでもらえる可能性が1%でもあるのなら、これ応募する以外に選択肢ないじゃないですか!?
まあ、橘先生のお目にかけられるには、1次、2次選考を突破する必要があるんですが。
実際、かなり厳しい戦いになるでしょう。まあでも、全国模試1位、空手・ピアノで日本一に輝いた才色兼備で圧倒的カリスマの神宮寺怜子ちゃんとの生徒会選を戦った春希よりはマシです。
とは言っても、油断なんて出来るわけないです。
なのでこれから私が取り組むのは、仮完成したデモロマへのテコ入れです。ガンガン推敲して、より良い作品に仕上げていきます。
ちなみに応募締切まであと2日です。残された時間はあとわずか。ここから高められるところまで作品の質を高めていきます。
最後になりますが、仮に今回応募するコンテストにデモロマが箸にも棒にもかからなかった場合ですが、私は小説を書くことをやめるつもりはありません。
私は現在卒業を控えた高校3年生です。先日受けた第一志望の国立大学に合格すれば、春から大学生となるわけですが…。
大体2〜3年をタイムリミットに、私は新たな人生目標を決めました。
それは、自分の書いた小説を書籍化して本屋に並べることです。
やっぱり多くの人に読んでもらい、多くの人の人生を変えるには、本屋で売ってもらうことが一番近道です。
それに、せっかく物書きの世界に足を踏み入れたからには、進めるとこまで進んでみたいじゃないですか。
その一つの終着点が、「書籍化」ではないかと私は思うのです。
まだまだ話したい、書きたい話がたくさんありますが、一旦ここで締めたいと思います。
この私の自己満文章を最後まで読み終えたあなた、きっとあなたはもう私のファンになったことでしょう。
では、「私の人生」という名の物語を遂行させていただきます。
またどこかでお会いしましょう。アディオス!
2024. 2.27
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