第3章:第1回イベント

第3章:第1回イベント開催告知

私の名前は鈴木真鈴華のJKだ。

私「第1回イベント開催だって」私はギルドホームで皆を呼び出して話し合うことにした。

ZERO「そうイベント内容はPvP」

YUUMA「PvPって何?」

MOON「PvPっていうのはプレイヤーバーサスプレイヤーという意味で」

YOU「純粋な戦闘力が求められる」YOUがMOONの説明を引き継いだ。

YUMI「今回はバトルロワイヤル制だから私達も出ることは出来るけどいずれ私たち自身で戦わないといけなくなってしまうかもしれない」そう言う風にYUMIが言うと雰囲気が少しだが暗くなってしまった。

チェリー「その通りですねですがエリア的にはとても広く中々会えるとは思えません」こういう現実的なことを言ってきた。

キャメリア「それに極振りだからみんな簡単に倒されると思う」そうぼそっと呟いてしまったキャメリアそれに反応したのがYUUMAである。

YUUMA「ねえキャメリア?」そうドス黒い雰囲気を作りながら話しかける。

キャメリア「ヒイッなんでしょうか?」そう怯えながらも答えるキャメリア

YUUMA「やってもいないのに諦めるなんていい度胸じゃん」そう言いながら壁際にじりじりと寄っていくYUUMAとどんどん追い詰められていくキャメリア

私は「ねえYUMIあれって止めるの難しいやつだよね?」私達は幼馴染であるそのため付き合いも長いが一番詳しいYUMIに分かってはいるが聞いてみるた。

YUMI「あれは無理ね傍観するしかないわそれにあの子ってほら昔は滅茶苦茶優秀なスポーツマンじゃん」そう忘れていたがYUUMAは私達と同じ帰宅部だが運動ではしっかりと成果を残しているタイプなのだ。

YUMI「それにあの表情見てみなさいよ」私はそう言われてみたが嬉々として追い詰めているのがここからでも見て取れる。

私「何か凄くいい笑顔になっているね」私は周囲を見渡していると周囲の目線がキャメリアを憐れむように見ているのも取れた。ただチェリーだけはこの状況に置いてかれておりチェリー「YUUMAさんどうしちゃったのですか?」そう慌てて声をかけているがYUUMAはその声に反応しておらず、肝心のキャメリアはすでに4隅の1角に追い詰められていた。

キャメリアはもうすでに「ヒッ」や「ヒエッ」と言った声にもならない悲鳴を挙げていた。

YUUMA「キャメリアいいですか?貴方はこれからも強敵に挑むたびにそう思うのですか?違いますよね?強敵だからこそ挑戦してやろうそういう風に思わないんですか?」そうキャメリアに呼び掛ける。


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