怪異風説集
海中図書館
第一編
第一話
資産家の祖父が死んだ。
葬儀翌日、父が祖父から「絶対に開けるな」と言いつけられていた金庫を工具で開けてみた。
すると中には美しい大きな金塊があった。
明日売りに行こうと金庫を枕元に置いて寝たその日の夜、ふと目が覚めた。
枕元がガタガタとうるさい。見ていると金庫の扉が開き中から人の形をした金塊が出てきた。
小さな人間みたいなそれはコトリコトリと歩いて部屋から出ていった。
朝金庫の中を確認すると何も残っていなかった。
怪異風説集 海中図書館 @established1753
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。怪異風説集の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます