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「今日は日本人の誰もが知っている魔物や魔法のことの復習とこの学園について少し説明します」


日本人の誰もが知っている魔物や魔法のこと。まとめると、


·大きすぎるがゆえに簡単に手出し出来なくなった、国家の敵である「魔生」。人々を襲う魔物を人工的に生み出す組織。


·魔物はSランク、Aランク、Bランク、Cランク、Dランクの計五種の強さが存在する。


·「魔生」はBランク以上を中心に生み出していて、簡単に手出し出来ないのは裏社会と繋がっているからと言うのもある。


·「魔生」は魔法において落ちこぼれだと差別された者達が多く集まり、国を滅ぼそうと計画している。


·魔物を倒すには魔法だけでなく、知性、身体能力、武力、体力なども必要。それは頭を使う魔物や武器をもつ魔物もいるから。


·魔物の件は切実な問題になっており、十四歳以上になると定期的にランクチェックが行われるようになる。


·ランクはプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズ、グリーン、ホワイト。それぞれの色の石を加工し、ネックレスのようなものにされる。


·それは「証明石」といわれ、身分証にもなる。金や権力でランクアップすることは絶対にない。


·強い者ほど強い魔物討伐にあてられるがその分報酬は高い。


·ランクが高い人ほど就職する時に有利になり、多少の権力も持つ。


·ホワイトは色なしと言われ、魔物の討伐には参加出来ず後方支援のみ。


·その他グリーンはDランク、ブロンズはCランクなどそれぞれのランクに見合った討伐を依頼される(自分のランクに近い討伐をする)。


·依頼は携帯の国の公式サイトより行われ、受ける人はチェック欄にランクと名前(偽名も可)を入れる。


·ほとんどがシルバーランクでそれ以上のランクに上がるのはかなり困難とされている。今現在ゴールドランクは国に十三人、プラチナランクは二人しかいない。


·十四歳以上で、ランクチェックを受けていても、魔物討伐を行うかどうかはそれぞれの自由。


·魔物討伐を行う者を「魔討者」と言い、ちゃんとした職業にもなっている。


·魔法は主に攻撃、守り、広範囲使用、威力増加の四種類がある。


·魔法の発動条件は魔力を集中させること。どのように使うかはそれぞれの自由。


·指に魔力を集中させて指パッチンの人もいれば、声に魔力を含ませて詠唱する者、自分の武器に魔力を込める者、魔方陣を書く者、魔法式を組み立てる者など色々。


·魔力が尽きると魔法がしばらく使えなくなる上に、気を失って動けなくなる。


·過去に無尽蔵の魔力の者もいたと言われているがそれは伝説級なのであまり信じられていない。


·魔力が多ければすごくて少なければすごくないと言うわけでもなく、使い方次第。



……とのことだ。あまりまとまっていないかも知れないがまあ良いだろう。誰もが知っていることだ。


それと、魔法は武器に魔力を込める者が圧倒的に多い。魔法が使えない状態になっても、そのまま武器としてつかえるからな。

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