キャラクター紹介(第二部途中まで)

 話の途中ですが、登場人物が増えてきたため、一旦整理する意味でキャラ紹介を。

 ストーリーに沿っているため、裏設定のようなものは記述せず、あっさり書いています。誰だっけ?となったときに別ウィンドウで開いてお役立てください。





〇イオンハブス国人物↓



 アルタナディア=イオンハブス(アルタナ) 


 イオンハブス唯一の王族。17歳。襲撃してきた隣国の王女・バレーナとの決闘に勝利し、女王となる。バレーナを正式に王座に着かせるため満身創痍の身体を押してエレステルに向かうが…




 カリア=ミート


 アルタナディアの近衛騎士。バレーナ襲撃の際、アルタナディアとフィノマニア城を脱出。アルタナディアと二人で逃避行を続けた。知らなかったアルタナディアの一面や行動に戸惑いつつも、献身的に付き従う。騎士としても臣下としてもまだまだ成長過程である。



 グラード

 

 イオンハブスの親衛隊長。面倒見もよく、カリアからも尊敬されている。アルタナディアが出立した後のフィノマニア城の警備を任された。




 カエノフ


 イオンハブス騎士団長。位の高い上級貴族で、実力もイオンハブスではそこそこ。尊大な振る舞いで部下からはあまり慕われていない。ちょび髭が自慢でよく目立つ。




 マリィ=ローパ

 

 イオンハブスで数少ない女兵士の一人。妙齢の美人で人当たりもよいため、女兵士であるが人気が高い。イオンハブスの有力者であるサングスト大老の推薦で入隊。軍師になることを望み、アルタナディアに懇願する。




 サンジェル医師長


 イオンハブス王家に仕える医師長。アルタナディアを幼少の頃より診てきた。




 カカ


 イオンハブスの総務大臣。特別有能ではないが、汚職もなかったため処罰を免れている。




 マデティーノ


 侍従長。イオンハブス王家に古くから仕えている。




 ジーナ


 城に配属された新人メイド。ウラノが指導している。





〇エレステル国人物↓



 バレーナ=エレステル


 イオンハブス王・ガルノスの葬儀時にわずかな手勢でイオンハブスを襲撃。その理由は自国内の反抗勢力からアルタナディアを守るためであった。アルタナディアが降伏せず決闘となり、敗れるも一命をとりとめた。イオンハブスで療養することとなる。




 ミオ=シロモリ


 バレーナの直轄部隊「ブラックダガー」の隊長。小柄な少女だが高い戦闘力と絶対的な忠誠心を持つ。姉であるアケミに対してコンプレックスを持っている。アルタナディアとバレーナの決闘の後、イオンハブスに残り、バレーナの回復を待つ。




 ウラノ


 バレーナにより送り込まれたスパイ。エレステルでアルタナディア付きのメイドとして潜入していた。元々エレステルの王を評定する「ジレン」の一族だったが、バレーナに正体を見破られたことにより一族を追放された。以来、バレーナに恨みを抱いている。バレーナに従いながらも精神的な攻撃を繰り返し、決闘でバレーナが敗れた後はアルタナディアに付くと宣言したが、アルタナディアはウラノの正体に気付いていたようで……




 アケミ=シロモリ


 「長刀斬鬼」の異名を持つエレステルの天才剣士。シロモリ家の当主でエレステルの武術指南役。携える刀身の長い刀がトレードマーク。シロモリ家は政治の場に参加することはできないが、世話役としてアルタナディアに協力することで一連の騒動に介入する。戦士として多大な功績を持ちながら私生活は問題があるらしく、良くも悪くも有名人。アルタナディアとバレーナの関係に気付いており、個人的にも協力する。




 ガンジョウ=シロモリ

 

 シロモリの前当主。アケミとミオの父。厳格な性格の武人で名のある戦士からも尊敬される人物。妻とは別居中である。先祖は遠い国からの移民であり、自身もその伝統を受け継いだ装いをしている。




 ロナ=バーグ


 ブラックダガーの副長で、主に政務でバレーナをサポートする才女。決闘後はアルタナディアに同行し、エレステルでの行動を補助する。アルタナディアが予想外の傑物であることに驚きを隠せないでいる。




マユラ=ボーディ


ブラックダガーの副長で、戦闘時の中核。屈強さを求められる盾兵出身で、並みの男では歯が立たない。性格は大人しいが戦いには貪欲で、戦闘技術の研鑽には余念がない。アケミとまともに打ち合える数少ない女戦士の一人。




 バラリウス=ゲンベルト


 エレステル軍将第二位、第一部隊隊長。四十過ぎ。「超越のバラリウス」の異名を持つ。筋骨隆々の大男で性格も大胆不敵ながら政治もできる食えない男。軍の次期トップとして、内々に認められている。アケミとは縁があり、よくからかうもその実力を認めている。




 ベルマン=ゴルドロン


 エレステル軍将第一位で、エレステル軍の頂点に立つ人物。六十を過ぎた白髪白髭の老戦士であるが、かつて「白き大熊」と呼ばれた怪力無双の巨漢であり、現在も見た目には衰えを感じさせない。近年は体調を理由に一線を引き、後任をバラリウスに任せつつ孫と遊ぶのが楽しみ。一見好々爺であるが相当の曲者である。バラリウスとは馬が合い、二人揃うと手が付けられない。




 オーギン=ヴォン


 最高評議院の議長。長年議長を務め、一定の評価と信頼がある。



 サジアート=ドレトナ


 エレステルの最高評議院議員の一人で、地方領主。34歳。権力を欲し、王となるために画策するが、注目されていない。




 ダカン=ハブセン


 サジアートの腹心の部下。26歳。常時サジアートに付いて回る。




 エイナ=クロミクル


 カリアと歳が同じ女戦士。若いが戦士としてのキャリアを持ち、実力もある。アルタナディアたちがエレステルに潜入した際、エイナは兵士の養成所で事情を知らずカリアの世話をしていた。剣のほかに弓が得意。アケミとはブロッケン盗賊団討伐の際に縁があり、本人的にはあまり関わりたくないと思っている。




 ギャラン


 エイナよりも一つ年下の探索兵(シーカー)。地理を把握するのが得意で、空で完璧な地図を書ける。エイナ、ノーマンとはブロッケン盗賊団討伐時にアケミに徴兵された仲。小柄なのがコンプレックス。



 ノーマン


 エイナより二つ年上の兵士。気が弱く、コミュニケーションは苦手な男。一見頼りなさそうだが、槍を使った粘り強い戦いには安定感があり、アケミからは評価がある。エイナとギャランの仲裁役だが、仲裁できていない。


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