第12話
「うわぁ!広い!」
「そんなに広い?」
私の部屋ではしゃぐコタローさん。かわいい。
「あゆさんの部屋綺麗…」
うっとりしてる。聞いてない。
「あゆでいいよ?」
「…え…いやぁ、それはちょっと、照れます」
「敬語もなしでいいし」
ソファーに連れてくと座った。
「うわぁ!ふわふわ…わ」
勝手に抱きつく。
「コタローさんと、キスしたい」
「あ、はい…どうぞ」
目を瞑った。
勝手にしちゃうからね?こんなことしたら、気持ちよくなっちゃう。
「…コタローさん…また、したくなっちゃった」
「…はぁ…そうっす、ね…。あ、でも…」
「そっかゴム持ってないか」
「…すみません」
「買ってくるから!そのまま待ってて!」
「え?」
「いいから待ってて!そのままだよ!」
近所ですぐ買えるんだから!急いで着替えて、コンビニダッシュ。
「買った!」
「おかえりなさ…」
私、どうしたのかな。薬のせいだろうか。性欲が止まることないのかな。
「…コタローさん。名前、呼んで…」
「あゆ…ちゃん」
たまらない!コタローさんの手、好きっ…も、好きすぎる!
気持ち良すぎて、おかしくなっちゃうよ…
「あゆちゃん…かわいい。そんなに気持ちいい?」
「…うん」
こんなに、優しくされたことない。
勝手に家に泊めてしまった。
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