私の友達関係が狂った日

夢幻

第1話 仲が良かった私たち

(私の実際にあったエピソードです。個人情報を守るため名前は私がテキトーにつけています。)


私は堀本乃亜です。(仮)私には、美奈川結衣という友達と、内野花乃という友達がいました。3人で一緒に遊んだりして楽しかった幼少期。


美奈川結衣は、あのころどんな気持ちで私と遊んでいたのでしょうか。


あの笑顔は、仮だったのでしょうか。


これは私の友達関係・人間関係が狂ってしまったお話です。


私たちは同じマンションに住んでいて、私は11階、美奈川結衣は6階、内野花乃は2階に住んでいました。それで楽しかった幼稚園は終わり、私たちは小学一年生になったのです。


同じ小学校で、これからも仲良くできる、と思っていたのです。問題は下校でした。


他にも子供はいました。私たちの学校では1〜2年生は班で下校するため、あまり問題はなかったのですが、内野花乃とは班が分かれ、美奈川結衣と班が同じになりました。


美奈川結衣と内野花乃も仲が良かった(?)ため、おしゃべりしていました。


私はもともと気が弱く、何でも「いいよ」と言ってしまう性格のため、なかなか断れませんでした。その性格を利用して美奈川結衣は、「自分の班を抜け出して内野花乃の班に行こう」と。そう言ってきました。


私は、そのころはまだ2年生だったため、あまり分からなかったのですがそれはいけないことだと思いました。でもそのことを言えずに「いいよ」と言ってしまいました。


それで自分たちの班に迷惑をかけた私たちは、お母さんたちに怒られて、班の子供たちに謝りに行きました。その頃は許してもらえて、良かったのですが大問題は3年生からです。


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