応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 「見たな」の所はかなりぞくりと来ました。
    同じ夢を見てだんだんと対象に近づくというのは、ホラー独特の恐怖表現で良いですよねえ。
    どんどん視界が狭くなっていって、どうなるのか先が気になる。
    そして、途中の描写が続くところもフリになっていて最高でした。
    この「見たな」で終わりかと思ったら、最後には伝染するという展開も来て、読者にまで伝染させるかのような終わり方も良かったです。
    久しぶりに長めのホラーを読んだので、堪能しました。

  • 怖いです((( ;゚Д゚)))

  • 得体のしれない因果が絡みついてくるのを感じるような話でした……。


  • 編集済

    誤字情報:
    2区各分のスペース
    「区画」

    >昨日見た夢より一歩進んだとか半歩進んだとか

    襖の前まで来て開かないという状況なので、「一歩進む」などの形容は奇妙に感じました。「(襖が)少し開いた」などならわかるんですが。


    拝読。

    状況説明は巧みで、するする読めました。

    展開的にはそこまで意外ではないのですが、「一字一句同じ説明」の下りなんかはわりと背筋に来たかも。「夢を移す」という目的のために、コピペのような説明の繰り返しが必要なのかもですね。ここら辺、最後の警官の書類も異口同音に同じだったら面白かったかも。

    女の子の台詞が「見たな」で、恐怖も見るにフォーカスされてるので、「襖を開ける」という部分にクライマックスが来てるのはちと違和感があります。襖を開けるまで見えなかったものが見えて初めて「見たな」が怖くなるので、隙間の時点では女の子だと書かずぼやかしたほうがいいかもしれません。「何かがいる」程度で。

    伝播する悪夢、というのは、私も実は考えていたねたなので、なるほどこんな感じで怖くできるのだな、と感心しました。ただこの流れを踏襲すると、主人公はその廃屋に向かいたいと思わないといけませんよね。

    夢うつつ(現)の元の意味を知っていると、最後の言葉合わせはちと強引で、逆に怖さに繋がらない感じでした。「夢が移る」で十分ではないかなと。

    あと、ところどころに置かれた傍点の意味が、最後までわかりませんでした。何かしら意図があるんだとは思うんですが……

    満点とは言いませんが、なかなか怖くてよかったです。

    追記:
    >【傍点について】

    あ、やっぱりそれで合ってたんですね。
    その可能性は考えてたんですが、文字数が多い中で傍点をいちから探すのがどうにも上手くいかず(スマホだとなおさら)、あきらめてしまっていました。

    正直、あまりいい手法だとは思わないのですが、読者に読み取らせることを優先させるなら、傍点を後半に集めるとかしてみてはどうでしょう。
    それなら探す手間は減るので、チェックできる人は増えるはずです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    誤字、修正いたしました。報告助かりました(投稿する前に一度通して読んでみたりしてますが、やっぱり見逃す時は見逃しますね)。

    ご指摘いただいた描写も思いつく範囲で加筆・修正いたしました。現状だとちょっと付け焼き刃感があるので、またじっくりやってみたいと思います。

    【夢の中、襖の前での描写について】
    たしかに真ん前まで来てるのに進むのはオカシイですね…一応なんとなくの設定では、襖が視界に入った時点で少し距離がある状態を想定していたのですが、それだと部屋のサイズ感がよく分からなくなりそう(直前の説明で「こじんまりとした」と書いてるし)なので「襖の前まで来て日に日に少しずつ襖を開けていく」という流れにしようと思います。

    【「見たな」の部分について】
    そうですね、既に女の子だと分かっちゃったらインパクトが欠けちゃいますね。襖を開け切るまでは「人がいるけど誰かは分からない」という状況にしてみようと思います。

    【異常存在/異常性について】
    >状況説明は巧みで、するする読めました
    ありがとうございます…なんとなくお分かりかもしれませんが夢の内容を想像させることが夢が伝播する条件なので、その説明がガバガバだと台無しになってしまうんです。何気ない一言ですが、安心しました。よかったです…

    改めて、このお話の怪異は「見た人の精神を汚染し、他人へ伝染する夢」です。異常性が発生する流れは

    聞かされた夢の内容を頭の中で映像として想像する

    実際にその夢を見るようになり、恐怖にかられて他の人に話す(この時点で精神汚染の影響を受けている/夢を人にうつす)
    どんどん増殖していく

    夢の少女を現実の存在と誤認識し、失踪する
    その後どうなるかはご想像にお任せします(丸投げ)

    といった感じです。

    【廃墟に向かうきっかけ】
    現状「もともと興味なかったけど、その場で興味が湧いて入ってみたくなった」ですが、たしかに理由づけとしては弱い気がしてます。「もともと廃墟にも興味があったので偶然見つけたソレに対して、せっかくだから入ってみようと思った」の方がまだ自然かも…?

    【ラスト/タイトルについて】
    タイトルを思いついてから大まかな話の流れを考えて書き出したので、少し引っ張られすぎた感がありますね…
    「夢の少女を現実の存在と誤認識してしまう」ことと「夢と現実の区別があいまいになっている」ことで繋がりはあると思うんですが、微妙なところかもしれません。語呂?がいいので、このままでいいかなと思ったりもしてます(モヤモヤ)。

    【傍点について】
    概要欄に「本文書には新たな文章や単語もしくは記法がアクセス経路不明で追記されているといった、不審な改変履歴が確認されています。全ての閲覧者は本文書も何らかの異常性を有している、もしくは何らかの異常存在の影響を受けている可能性がある点に留意してください。」という記述があったんですが、それの一部ですね。他にはラストの「想像しないでください」の下りだったり(犠牲になった人が警告している)。

    傍点のついた文字を出てきた順にならべると…

    みろ、のまれろ

    になります。
    (夢を想像して)見ろ、(そして夢に)飲まれろという意味です。
    この文書が徐々に怪異の影響に侵食されつつあるという表現のつもりだったんですが…ハイ分かりづらすぎですね。本文を普通に読む分には問題ないのが救いですが。あと傍点なのも分かりづらさに拍車をかけてしまってる気がします、文字色を変えるとかできたらよかったんですが…

    …以上となります。
    改めて丁寧なコメントを残してくださり、ありがとうございました。
    また気が向いたら他のも読んでやってください、よろしくお願いいたします。

    編集済