【ミセスのガマンフマン】ミセスのゲキジョー
佐伯達男
BABAにまつわるエトセトラ
こんばんは、週末の深夜いかがお過ごしですか?
毎週金曜深夜はミセスのガマンフマンを思い切りぶちまげよう『ミセスのゲキジョー』…
…と言うことで、第1回目は『BABAシャツ』にまつわるおたよりをご紹介してまいります。
たくさんのメールをいただいてますのでご紹介して行きます。
【待ってねと言うてるのにぃ…】
39歳・専業主婦
ダンナ・49歳(総合商社勤務)・長女・生後5ヶ月
アタシは、38歳の時にお見合いで出会ったダンナと結婚しました。
5ヶ月前に長女を出産しました。
アタシが39歳の誕生日のプレゼントにダンナからかわいいババシャツのセットを贈られました。
ババシャツは、ラベンダー色でカップケーキ柄のかわいい模様です。
セットでついていたレギュラーショーツも同じ模様です。
ババシャツのセットは、お風呂上がりのあとに着ていた。
ダンナと夜の営みをしているときも着ていた。
だけど、そんな幸せは長く続きませんでした。
それは、長女が生後5ヶ月目になったある日の夜のことでありました。
この日、ダンナがひどくつかれた状態で帰宅した…
帰宅したあと、いつものようにお風呂に入った後居間でウイスキーで晩酌をしていた…
この時、かわいいババシャツ姿のアタシは生後5ヶ月の長女をふくよかな乳房に抱っこしてあやしていた。
アタシのふくよかな乳房で甘えている長女を見たダンナは、もどかしさを感じた…
ダンナは、アタシに対して『待てないよぉ…オレ、ガマンできない…』と煮え切らない表情で言うた。
ダンナは、毎晩おふとんの中でかわいいババシャツ姿のアタシを抱いて眠りたいので『早く早く…』と言うてアタシを
けれど、ダンナが『待てない…』と言うてアタシをさらに
『待てない』『もう少し待ってね…』
おしあいへし合いの末に、とうとうがまんの限度が来た。
ダンナはアタシに対して『オレ…お前のふくよかな乳房に甘えたいのに…なんで待たすのだよ!?』と怒った声で言うた。
アタシは、ダンナに対して『アタシは、家のことと育児で手がいっぱいになっているのよ!!待ってねと言うてるのに、どうして待てないのよ!?』と怒った声で言い返した。
それが原因で大ゲンカになった。
その翌日から夜の営みがなくなった…
同時に、夫婦の関係が気まずくなりました(泣)
ああ…すごくつらい…
ホンマに大丈夫かな…
さて、つづいては19歳の女子大生ホステスさんからいただいたメールです。
【おばちゃん色のベージュで悪かったわね!!】
19歳・女子大生ホステス
話は、アタシが19歳の誕生日の日のことでありました。
この日は、お店のつとめがお休みだった。
この日は、アタシが通っている大学のキンリンにある大学の男子と5対5の合コンに参加するためにファミレスに行きました。
アタシは、その席で21歳の医学部のカレと知りあった。
カレは、韓流ドラマに出てくるイケメンの白馬の王子様だった。
アタシの理想とカレの理想がフィットしたので、出会って5分で好きになった。
そして、その翌日からカレとお付き合いを始めた。
しかし、幸せな時間は長続きしなかった。
話は、合コンから10日目の午後のことであった。
アタシとカレは、
この時、カレはアタシをだれもいない松林へ連れて行った。
松林に着いたあと、カレはアタシを強引に寝かせたあとアタシの身体を押さえつけた。
「ちょっと…ひとが来るわよ…ねえ…(カレシ)ってば…」
「ガマンできねーんだよ…いいだろ…」
カレは、アタシが着ていたスカートをくしゃくしゃに押し上げた。
その後、ブラウスのボタンをはずした。
ブラウスの中からベージュのババシャツがあらわになった。
それを見たカレは、アタシに対して心ない言葉を言うた。
「お前…ベージュのババシャツを着ていたのか…かわいいババシャツ姿のお前がみたかったなぁ…」
それを聞いたアタシは、平手打ちでカレの顔をたたきながら『サイテー!!』と言うた。
アタシを押し倒して押さえつけたあげくに何よ!!
おばちゃん色のベージュのババシャツで悪かったわね!!
この一件が原因で、アタシとカレはそれっきりになった。
大学生のカレは、どこのどこまで口が悪いのだろうか(ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ)…
つづいては、35歳のデリヘル嬢からのおたよりです。
【気持ちはうれしいけど…】
35歳・デリヘル嬢
アタシが勤務しているデリヘル店は、グッズデリバリーのお店です。
いろんなグッズがそろっていますが、中でもババシャツのセットが大人気です。
話は、いつもアタシを指名している60代後半のオジサマのお客さまのことであります。
オジサマのお客さまは、アタシが着ていたババシャツのセット(8000円のグッズ)をいつものように買っていました。
毎回、アタシをご指名して下さって毎回アタシのババシャツのセットを購入していた。
オジサマは、プレゼントだよと言うてカラフルな模様のババシャツのセットをアタシにプレゼントしていた。
それから3ヶ月後であった。
オジサマのお客様はうちのデリヘル店に足を運ばなくなった。
あとになって分かった話だが、アタシにプレゼントしてくださったかわいいババシャツのセットは、お客様の息子さんのお嫁さん(32歳)が
オジサマのお客さまは、パッケージに入った状態のまま持ち出した…
今ごろ、お客さまの家では大暴動が発生していると思う。
息子さんのお嫁さんが通販で購入した商品を勝手に持ち出してアタシにプレゼントをしていた…
気持ちはうれしいけど…
なんだか気が引けるわ…
よくわからない…
つづいては、44歳の専業主婦からのメールです。
【ネットでセキララ告白で大炎上に…】
44歳・専業主婦
ダンナ・50歳・総合商社勤務
アタシは、43歳の時に兄夫婦の知人を介して、今のダンナと結婚しました。
ダンナは、深刻な家庭の人間関係が原因で一度離婚をしていたのでバツイチです。
ダンナは、アタシと再婚したのを機に表情が豊かになった…
毎晩アタシは、カラフルでかわいいババシャツセットを着て、ベッドの上でダンナが無我夢中で甘えた…
何不自由なく夫婦生活を送ってはいたけど、ある日の午後を境にしあわせな時間が急に止まった。
この日、アタシは近所の奥さまから言いにくい声で言われた。
アタシは、一体何事かと思って奥さまにたずねた。
そしたら奥さまは、アタシに対してこう言うた。
「息子がスマホでコミュニティサイトのブログを更新していた時に、おかしなナウ(トーク)を見つけたのよ…たしか『ファーストキスは何歳?』のタグだったわ…あんたのダンナが自分の過去をセキララ告白した上に、他のユーザーさんから笑われているコメがいっぱいあったのよ…その上に、今日の朝あたりから他のユーザーさまの更新が止まっていたわよ。」
それを聞いたアタシは、大パニックにおちいった。
まさかと思ったアタシは、エプロンのポケットからスマホを取り出して、急いでコミュニティサイトを開いた。
ダンナがカキコした例の内容を見たアタシは、顔が真っ青になった。
ファーストキスの年齢から始まったあと、あり得ない文章がつづられていた。
それを見たアタシは、背筋が凍る思いをした。
何なのよこれは…
ダンナは何を考えてこんなカキコをしたのよ!!
ダンナがどんなカキコをして他のユーザーさんたちから笑われたり突っ込まれたりしたのかについては、恥ずかしくてコメントできません(泣)
こわ〜
つづいては、40歳の専業主婦からいただいたメールです。
【やめてぇ!!(ギャー!!)】
40歳・専業主婦
ダンナ・46歳・総合商社勤務で海外へ単身赴任中
長女・生後6ヶ月
義父・76歳
アタシのダンナは半年前から単身赴任でシンガポールに行ってるので、家にいるのは生後6ヶ月の長女と76歳の義父の3人です。
アタシは、義父のことでアタシは相当困っています。
義父は、目にいれても痛くないかわいい孫の成長記録を残そうと思ってアクオススマホの動画で成長記録を撮影をしていました。
ある日の夜のことであった。
風呂上がりにカラフルなかわいいババシャツのセットを着ているアタシが長女を抱っこしてあやしているシーンを、義父はほほえみの表情でスマホの動画で撮影していた。
それから数時間後であった。
アタシが長女を寝かせた後だった。
アタシがパジャマを着ようとした時に義父が突然部屋にやって来た。
義父は、アタシに対して『(息子の嫁)さんのかわいいババシャツ姿を撮りたい…』と言うた。
困り果てたアタシは、義父に対して『イヤ!!』と言うて断った。
だけど、義父がいじけた表情を浮かべながら『さみしいさみしい…』と言うた。
仕方なくアタシは『一度だけなら…」と言うて許した。
アタシは、ベッドの上でモデルさんのポーズするなどして義父の欲求を満たした。
事件は、次の日の午後に発生した。
義父は、家に友人たちを呼んだ。
義父と友人たちは、スマホで撮影したアタシの動画を鑑賞していた。
それを見たアタシは、思い切りブチ切れた。
「なんなのよ一体もう!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れたアタシは、義父と友人たちの顔を平手打ちでたたきながらつぶやいた。
サイテー…
義父さまたちは、ドサイテーよ…
あなた…
早く帰って来てよ…
…………
つづいては、36歳のランジェリーモデルからのメールです。
【アタシをおばちゃんよばわりしないでよ!!】
36歳・ランジェリーモデル
話は、CMの撮影のスタジオであった出来事です。
アタシはこの時、新発売のランジェリーセット(ブラジャーとショーツ)を着けて、その上から白のガウンをはおっていた。
撮影が始まるまでの間、アタシはディレクターチェアに腰かけて撮影が始まるのを待っていた。
この時、CMで共演する売れっ子の子役タレントのA子ちゃんがアタシのとなりのチェアに座っていた。
この時、A子ちゃんが言うたひとことが原因で現場がシュラバと化した。
A子ちゃんが新発売のランジェリーセットにお着替えをしていたときに、アタシが着ていたベージュのババシャツを見たので、アタシに対して『あんたの着ていたババシャツはダサいねぇ…』とぽつりと言うた。
アタシは、テーブルに置かれていたコーヒーが入っている紙コップをギューと握りしめながらワナワナと震えた。
その後、CM撮影が始まったがスタジオの雰囲気は物々しい空気に包まれた。
スタッフさんは『笑った表情でお願いします。』と言うた。
しかし、アタシは思うように笑みを浮かべることができなかった。
…ので、仕事がうまく行かずに苦しんだ。
………
つづいては、46歳の付き添いからのメールです。
【付き添い婦のヒゲキ】
46歳・付き添い婦
アタシは46歳の付き添い婦です。
アタシは今、寝たきりで入院中の86歳の男性の患者さんのお世話をしています。
しかし、アタシは男性の患者さんのことで頭の痛い問題を抱えています。
あれは10日前のことでありました。
男性の患者さんはアタシに対して「(付き添い婦さん)さんの着ているババシャツが見たい…」と言っていたのでものすごく困っていた…
そのたびにアタシは、男性患者さんに対して
けれど、アタシは男性患者さんを甘やかしてしまった…
いつだったか覚えてないけど、ある日の夕暮れ時だった。
アタシは、エプロンを取った後に白のブラウスのボタンを外してひらいた。
白のブラウスの中からかわいい柄のババシャツがあらわになった。
かわいい柄のババシャツを見た患者さんは『今日はネイビードットかぁ…』…とか細い声で言うた。
そんなことが約10日に渡ってつづいた。
しかし、11日目の朝にアタシはとんでもない大失態を犯した。
アタシはこの時、男性の患者さんにアタシが着ているババシャツを見せた後に、ババシャツの上からアタシのふくよかな乳房に甘えさせた。
その様子をお見舞いに来た患者さんの息子さんの嫁さんに見られた。
その後、アタシは看護婦長さんから大目玉を喰らったあげくに、患者さんの担当をはずされた。
あの事件以降、アタシに患者さんの付き添いのお仕事が来なくなった。
ああ…
なんて言えばいいのか…
最後は、26歳のピンサロ嬢からのメールでこれまた気持ちはうれしいけどのエピソードです。
【気持ちはうれしいけど…partⅡ】
26歳・ピンサロ嬢
アタシは26歳のピンサロ嬢です。
話は、いつものようにアタシを指名して下さったお客さまのことです。
何回目の来店だったのか覚えてないけど、お客さまは帰り際にアタシにプレゼントがあるよと言うたあと小さなプレゼント箱を渡してくださった。
家に帰ったあと、アタシはプレゼント箱を開けてみた。
プレゼントは、ラベンダーでカップケーキ模様のババシャツとショーツのセットであった。
早速アタシは、鏡の前でババシャツを着ようとした。
しかし、サイズが合わずに着ることができなかった。
アタシの身体は4Lサイズ…
いただいたババシャツはLサイズだった…
気持ちはうれしいけど…
お客さまは、アタシのサイズをぜんぜん知らないのね…
………
…と言うことで、BABAシャツにまつわるエピソードをご紹介しました。
ほかにもたくさんのエピソードが寄せられていますが、時間の関係で全部紹介することができませんが、あとでゆっくりと読ませていただきます。
メールをいただいた方をご紹介させていただきます。
23歳・美容師
36歳・専業主婦
40歳・デリヘル嬢
44歳・インストラクター
50歳・パート
33歳・デリヘル嬢
22歳・ホステス
26歳・保母
28歳・イメクラ嬢
35歳・チャットレディ
34歳・ホテヘル嬢
21歳・ホステス
39歳・専業主婦
45歳・モデル
62歳・パート
55歳・看護師
…………
たくさんのメールをありがとうございました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます