第5話 タイトル、あらすじ、タグについての振り返り
結局のところ、Web小説でも大切なのは「誠実さ」なのかな、と投稿してみて思いました。タイトル、あらすじ、タグ……それぞれに書かれている通りのことが、きちんと描けているのか、それぞれに記載されているキーワードに対して読者が期待するであろう展開をかけているかどうか――それがPV数で分かったような気がします。
例えば――
「あれ、なんか第~話から急にガクッとPV落ちてるのはなぜだろう」
――ということがありました。
冷静に考えてみると「あー! この展開がまずかったのか!」という点が見つかります。具体的に説明すると、性格がすごく悪そうに見える女性キャラが登場して、少しばかり生々しい描写のある話の後からPV数が落ちていました。
「こんなんハーレムものじゃないって、感じさせてしまったのだろうか……」
そう、私は当初から「Web小説と言えばハーレム要素に違いない!」というあまり深く考えていない頭で執筆をしていたのです。が、女性キャラ同士で本気でバチバチしたりギスギスするシーンってそういう作品ではあまりないような気がします(主人公を取り合うような喧嘩だったりはよく見かけますが)。
もちろん単純にその話がつまらなかったという線もあり得ますが、その話が少し前までとは毛色が違うのは確かだったと思います。なので、読者の期待する展開に沿うものではなかったと受け取られてしまったのだと考えています。
「お前の書いているジャンルはなんだ!」
「異世界ファンタジーです……ハーレム要素もあります……」
「異世界ファンタジーが書きたいだけじゃないのか!」
「そんなことは……登場人物たちがキャラクター設定に沿うように行動しているだけで――」
――じゃあ、キャラクター設定そのものがよくないのだろうか。
とかも考えたりはしますが、そのキャラクター設定と矛盾しない範囲で物語に修正を加えることはできるのではないかと思います。
色々考えていると、「誠実」であることがいかに難しいのかよく分かりました。作者が誠実なつもりになっているだけではだめなのでしょう。冷静に分析する必要がありそうです。
ここまで「タイトル」「あらすじ」「タグ」について話してきましたが、次は投稿する中で後悔したことを書いてみようかと思います。それは、「PV数ががくっと落ちている現象」にも関連することなので、反省のために次話に投稿します。
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