突然、病気に(大阪マラソン出場1)

2010年8月、次の土曜日に、なにわ淀川花火大会に行くことにした。



しかし、その3日ほど前、風邪を引いた様な、倦怠感が・・・。



夏風邪で、すぐに直るだろう!と思っていたのだが。どうやら、完全におかしくなっていたようだ。



風邪では済まされない、と言っても良いのだろうか?そういう不安があった・・・。




そう思いながら、花火大会もすぐ帰ってくればいけるだろうと思い、浴衣を着て、出掛けようとした、そのとき、突然ゲロを吐いてしまった。



浴衣にかからずに済んだが、とにかく行こうと。



その日は、猛暑だったのだが、あまり暑いとは思わなかった、なぜか身体がガタガタと震えたりしたのだが、すぐに治まった。



そうして、阪急の梅田駅に来たのだが、なんか、倦怠感が酷く、ホームのベンチに崩れるように座り込んだ。



夏風邪にしては、どうやらおかしいと思い、花火大会観覧は中止に・・・フラフラしながら、なんとか家にたどり着き、浴衣のまま、倒れるように、布団の上に、そのまま眠り込んでしまった。



翌朝、浴衣のまま寝ていたのだが、母親が様子がおかしいと気づき、体温を計ることに。


すると、40℃近くの高熱が出ていた、夏風邪ではない、他のとんでもない病気になってしまったのだろうか、オシッコも全然でないことにも、違和感を覚え、月曜日、休暇をとり、病院へ、すると、やはり風邪ではなかった。



詳しい検査は出来なかったが、どうやら、腎盂腎炎と言う、初めて聞いた病名が。




そのまま、大きな病院に行き、精密検査を・・・やはり腎盂腎炎だったと言う。


どんな病気なのか分からないまま、点滴を受けることとなった。


しかし、入院は免れた。



点滴で、直るようだった。



やはり、マラソンで、無茶しすぎたのだろうか?



その年のエントリーしていたマラソン大会は、全て、出場中止(棄権)となってしまった。



しかし、8月中には、回復した。だが、油断は禁物だった。



そんな中、9月のある日、新聞記事を見てみると。



「来年2011年10月30日に、大阪マラソン開催決定」と書かれていた。



その記事を読んだ時、自分はもう出場出来ないんだろう!もう、この大会とは、得んが無いだろうと思ってしまった。




そう言っている内に、2010年も年末に、もう身体もすっかり良くなって、また、翌年からマラソンが、出来そうになった。




そんな中、年末年始は、北海道へ行き、札幌で新年(2011年)を向かえた、約3年ぶりに札幌で年末年始を向かえたのだった・・・。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る