第3話 激震 💀桐生、高木

 3月1日

 JR東海武豊線電化。

  

 ロッテアイス、明治、森永乳業、江崎グリコなどアイスクリーム大手、アイスクリーム販売価格を8.3-10.5%値上げ。


 鳥取空港、同県出身の漫画家青山剛昌の人気作「名探偵コナン」にちなみ、同日より愛称が「鳥取砂丘コナン空港」となり、前日までに同空港周辺40カ所の既存の道路標識の表記が変更される。


 経済団体連合会の新ルールにより、2016年春大学新卒予定者の就職活動が、前年度までの「3年生の12月から」より3か月繰り下げで解禁となる。


 インターポールの山村警部の妻は、ボスの桐生の娘、美穂だったが、二人の関係は冷え切っていた。山村は、事故死した同僚の未亡人で一人息子のいるドイツ出身のエミリアを何かと気にかけており、美穂は嫉妬にかられていた。そんな折、東京一帯を大地震が襲い、高層ビルやハイウェイが倒壊した。市民は救急診療所の設置された地下駐車場に避難したが、桐生は死亡。そこへ余震が襲い、美穂もエミリアも生き埋めとなる。山村は、殺し屋の島と共に救出活動を行う。


 犯罪捜査や犯人逮捕に携わる各国の警察の連携を図り、各国間の情報の伝達ルートの役割を果たす。


 主な活動は、国外逃亡被疑者や行方不明者、盗難美術品などの発見、身元不明死体の身元確認などに努める「国際手配制度」や、国際犯罪および国際犯罪者に関する情報のデータベース化とフィードバックなど。運営は、2つの非常設機関(総会および執行委員会)と、2つの常設機関(事務総局および加盟各国に設置された国家中央事務局、通称NCB)により行われる。NCBは自国の警察と事務総局や加盟各国の警察とをつなぐ窓口機関にあたるもので、日本では警察庁が指定されている。また、効率化を図るため、香港やプエルトリコなどのような地域は準国家中央事務局に指定されている。


 リヨンに事務総局、ハラレ、アビジャン、ナイロビ、ブエノスアイレス、サンサルバドルに地域局、バンコクに連絡事務所がある。2013年にはシンガポール総局 (INTERPOL Global Complex for Innovation) が開設された。シンガポール総局では、犯罪捜査の訓練の他にサイバー犯罪対策も行っている。


 地震の原因はナマスでもプレートでもなかった。

 海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込む。 この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりする。 これが地震なのだ。 地震が起こるとひずみはいったん解放されるが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返される。


 江戸時代からやってきた平間重助は『2015』の時空シールを手にしていた。シールのカラーは紫だ。

 恐喝すると地震を起こすことが出来る。

 平間 重助(文政7年(1824年)- 没年不詳)は、   江戸時代後期の浪士。新選組の前身壬生浪士組の副長助勤および勘定役を務めていた。


 永倉新八の著した回顧録である『新選組顛末記』所収の「同志連名記」によれば、「水戸脱藩」とされている。芹沢の前名とする説のある下村嗣次に剣術を学び、神道無念流目録を得る。その後、文久3年(1863年)2月、同じ水戸出身の芹沢を筆頭として新見錦、平山五郎、野口健司と共に上洛、浪士組に参加する。


 入洛直後、芹沢や近藤勇ら13人が残留し、京都守護職の会津藩預りの壬生浪士を結成する。筆頭局長に芹沢、局長に近藤と新見、平間は副長助勤を、そして平間は更に勘定役をつとめた。組内は芹沢率いる水戸派と近藤率いる試衛館派に大別され、平間は水戸派に属した。平間は算用に通じていたのか、勘定方を務めている。


 9月16日(18日説あり)、新選組は土方歳三の案島原の角屋で芸妓総揚の宴会を開く。芹沢や平山、平間は屯所である八木家へ早めに戻り、「浪士文久報国記事」によれば午後六時頃だったと記録されている。芹沢と平山は泥酔していたが、平間は平素からあまり酒を飲まず、さほど酔ってはいなかった。八木家には芹沢の愛妾のお梅、平山の馴染みの芸妓桔梗屋吉栄、平間の馴染みの輪違屋糸里が待っており、芹沢と平山は奥の十畳間で女と同衾し、平間は襲撃場所から最も遠かった玄関口の左手の部屋で糸里と就寝した。


 同日未明、複数の刺客による夜襲によって芹沢と平山らは惨殺される。惨殺後、騒ぎを聞きつけた平間が大声を上げながら屋内を駆け回る様を、八木家の親子によって目撃されている。一説によれば、刺客は試衛館派の土方歳三、山南敬助、沖田総司、原田左之助とする説がある。近藤と土方が駆けつけた際、平間はすでに逐電していた。布団の上から刺されたが平間は死んだふりをして難を逃れ糸里も存命した、二太刀を浴びせられながら死んだふりをして逃走した、などの説がある。同じく副長助勤の野口は同年12月に切腹しており、近藤と共に局長を務めていた新見は、八木邸の襲撃に先んじて局中法度を破った廉で切腹させられている(切腹までには至らず、脱隊後の預け先で不祥事により切腹したという説もある)ため、芹沢の同志の中では唯一の生き残りとなった。


 四条大橋のところで珍しい格好をした男に遭遇した。髪は金色なのだが顔立ちは日本人だ。酒によってるのか顔が赤かった。『御用』の提灯が遠くに見えたので平間はヒヤッとした。

 そいつは平間が凡庸な顔をしてるので、胸倉を掴んできた。

「オッサン、金よこせよ!?」

 その瞬間、地面が激しく揺れた。平間は揺れで吐き気を覚えた。男の正体は高木三郎というヤンキーで黒野観光が主催してる時空旅行に参加していた。こっちの世界に来てから後悔した。平成の金は全く役に立たない。高木は特技のカツアゲで平間から江戸で使える金を手に入れようとした。

 高木はシールを落とした。  

 平間は短刀で高木の腹を刺して、シールを奪い2015年にやって来たのだ。

 向こうじゃ名うての侍だったが、平成じゃ単なるホームレスだ。京都から歩いて江戸まで向かおうとしていた。京都駅近くで老婆の胸倉を掴んで金を奪った。「でけぇ声出すなよ」老婆は大人しく1万円を平間に渡した。その瞬間、地震が起きたのでビックリ。しばらく電車が止まった。駅員に「江戸に行きたい」と尋ねたら「東京じゃなくて?」と言ってたので驚いた。

 新幹線って奴で東京までやって来た。

 

 

 

 

 

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