皮膚科で処方される塗り薬にはそれぞれにステロイドの強度があります。

 ネットで薬の塗布の仕方や、処方の仕方などがあります。

 ネット上でのアトピー性皮膚炎患者への薬の塗布方法については、こんな風です。


「アトピー性皮膚炎と診断されたらステロイド剤を保湿剤を使います。ステロイド剤を指につけて、そっと塗る。乾燥している部位には保湿剤を塗る。一週間、改善が見込まれなかったらステロイド外用薬を中止し別の方法を考える」


 まあ。大体が一週間、これを続けて「見た目ではまやかしの『改善した』」になるわけです。しかし、薬を止めた途端、かゆみの嵐です。


 アトピー性皮膚炎と診断→ステロイド剤と保湿剤の処方→

塗布。改善したように見える。→また荒れる→

ステロイド剤と保湿剤の処方→

塗布。改善したかのように見えるが、またすぐに荒れる。


↑ほぼコレのループで私は何十年も過ごしました。

 結果としては「酒さ様皮膚炎」の発症と、ステロイド剤が効かない状態の「ステロイド依存症皮膚炎」に近い状況となりました。


 自身で「ヒスタミン」をブロックする「副腎ホルモン」の生成が完全にストップ。


 ステロイドの強度を上げても、アトピー性皮膚炎は治りません。

 かりにステロイドをつけて治ったとしたら、

 正確には「かゆみをステロイドで抑止し、その間にご自身の体質が変化していき、

 アトピー性皮膚炎が寛解した」が正しいと思いました。

 これも全て私の個人的な見解にすぎないので、盲信なさらないように。


 しかし。ほぼ、皮膚科医で適正な処置や処方が行われているとは言い難い状況と言えます。

 殆どのアトピー性皮膚炎患者が長期に渡り、「ステロイド剤」を塗布しだましだましで生活を送っていると言えます。



対処療法であり、根本的な解決等々が難しいということにされています。

元来「アトピー性皮膚炎」は「これをすれば完全に寛解かんかい(治る)」

というのが、ないと思っています。


「脱ステロイド」したからってアトピー性皮膚炎が寛解すると断言は出来ません。

わずかな「寛解」または「改善」を目指すに近いです。


続く


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