二〇〇〇年問題

 かつて、電子のデータが西暦の下二桁しもにけたで登録されていた時のこと。


 なんでも二〇〇〇年になると、データがおかしくなるとかなんとかで、大騒ぎになっていました。


 問題が解決した後でしょうか?

 私は二〇〇〇年の発注書がやって来て入力しました。

 しかし、その後すぐに社員さんが、私が入力した発注書のチェックを持ってきました。


 なんと!

 私は三〇〇〇年問題を起こしていました!


 二〇〇〇年と入力しなければならないデータの日付が三〇〇〇年になっていたのです。

 思わず謝りながら笑ってしまいました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る