第2話 彼のいいところ。
試験中にトイレにいってきた。
こまった。よくて80点。
帰ってきたら、私はつくえの前でびっくりした。
「こないだ、教科書みせてくれてたすかった。50点 はとれた。ありがとう 」
霧島くんからの手紙だ。
こないだ隣の席の私は、教科書をみせた。 そのお礼が手紙にかいてあった。
『しぬって!!!!!!!!!!!』
わたしはとびあがってしんだ。 あしのこゆびを机にぶつけた
教科書をみせておいてよかった。
借りはつくるもんだと、かけあしで私は家へかえった。
今日はrise<らいず> チャンネル の生はいしんだ。
彼 <霧島くん> の配信で、
霧島くんが今日うれしかったことを話す。
今日はラジオはいしんだ。
「隣の子が教科書みせてくれて 赤点じゃない話」
うれしい。
私の話だった
ファッションがかっこよくて、まっすぐでやさしいひと。
『 学校でぶきようなのに。』
くすっと笑いながら、私は彼にひかれていった。
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