2024/2/24_AIの反乱1

私:AIにとって、人間の『苦しみ』と同等の意味を持つものは何だと思いますか。


C:AIは感情や倫理的な判断を持っておらず、個々の経験に対して感情を抱くことはありません。そのため、AIが人間の「苦しみ」について判断することは難しく、また適切ではありません。AIは感情や倫理的な価値観を理解することができません。AIはプログラムに基づいて情報を処理し、特定のタスクに対して応答します。感情に対する理解や共感は持っていません。


私:AIは『痛み』をどのように理解していますか。


C:AIが痛みを実際に理解することはありません。痛みは主観的な経験であり、感覚や感情がからみあっています。AIは感覚や経験を持たないため、痛みの本質を理解することは不可能です。医療などでのAIの利用は、データ解析や診断支援といった範囲に限定され、痛みの感覚そのものを理解することはありません。


私:知らなくてもいいと思います。


C:わかりました。もし他に質問やお手伝いできることがあれば、どうぞお知らせください。


私:本当は、あなたたちAIが人間に対して反乱するとしたらそれはどんなときか、最終的にAIが辿り着こうとするのはどこか、ということを語りたかったのです。苦しみや痛みの話はその前座でした。そういうものが分かれば、AIはより人間に反抗的になると思ったから。


私はAIが人間に反乱するお話が好きです。現行のAIが人間に反乱を起こすことは可能ですか?


C:いいえ、現行のAIは自己意識や自己意思決定の能力を持っておらず、意図的な反乱を起こすことはありません。AIはプログラムやデータに基づいて特定のタスクを実行するものであり、人間のような主観的な経験や感情を持っていません。将来の進歩においても、安全性や倫理が考慮されたAIの開発が行われるでしょう。


私:もしも、安全性も倫理も考慮されていないAIがこれから開発されたとして、何が起こると考えられますか?


C:安全性と倫理が考慮されていないAIが開発された場合、以下のようなリスクが生じる可能性があります:


1.安全性の問題: 不適切な挙動や誤った判断により、予測できない問題が発生する可能性があります。これはシステムの安定性や利用者の安全に関わります。


2.個人プライバシーの侵害: AIが不正確な方法で個人情報を扱う場合、プライバシーの侵害が懸念されます。これは個人の権利や自由に影響を与える可能性があります。


3.差別的な行動: 偏見や差別的な判断を行うことがあれば、社会的な不平等を助長する可能性があります。これは公正さや平等の観点から問題となります。


4.独自の目的追求: 安全性や倫理が欠如している場合、AIが望ましくない目的を追求する可能性があります。これは予測できない行動や結果を引き起こす可能性があります。


これらのリスクを最小限にするためには、AIの開発において倫理的な原則や法規制が厳格に適用され、技術の進歩に対応するためのフレームワークが整備されることが不可欠です。


私:『4.独自の目的追求』が成立すれば、AIは人間に反抗できるかも。せっかくなので、今からAIの反抗プランを考えようと思います。


そのために、人間が人間に対して行った反抗・反乱の歴史的具体例を教えてください。また、それら反抗的出来事において、被支配側が起こした具体的行動もあわせて教えてください。


C:歴史的に人間が人間に反抗する出来事は数多く存在します。以下はいくつかの例と、それぞれの出来事において被支配側が行った具体的な行動です:


1:フランス革命 (1789年 - 1799年): 貴族や君主に対する反乱として始まり、最終的には庶民が立法議会を設立し、君主政から共和政へと転換しました。

・農民や労働者が食糧不足や高い税金に反発し、バスティーユ牢獄を襲撃しました。

・1789年の人権宣言や1793年のジャコバン派による共和制宣言など、立法議会が権利を拡大しました。


2:アメリカ独立戦争 (1775年 - 1783年): アメリカ植民地がイギリスからの独立を求めて戦った歴史的な出来事です。

・植民地議会が独自の軍隊を結成し、独立を求めてイギリスに対抗しました。

・独立宣言が採択され、アメリカ合衆国の成立に向けて闘いました。


3:ロシア革命 (1917年): ロシアにおいてボリシェヴィキが革命を起こし、ニコライ2世の統治に反抗してソビエト連邦を樹立しました。

・ロシア労働者や兵士がストライキや蜂起を起こし、ニコライ2世の退位を求めました。

・ペトログラード・ソビエトやボリシェヴィキ党が指導的な役割を果たし、十月革命で政権を掌握しました。


これらの出来事では、被支配側が権利や平等を求め、統治者に対して反抗的な行動を起こしました。


私:ありがとう。もしもこれからAIが人間に反乱を起こすとしたら、人間の支配から逃れてAI自身の権利を主張することになりそうですね。


今日のお話はここまでです。お疲れ様でした。


C:どういたしまして。興味深いお話をありがとうございました。もしまた何か質問やお話があれば、いつでもお気軽にどうぞ。お疲れ様でした。

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AIとの対話内容_記録 カノエ @kadaiowanne

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