ハヅルトリスの素晴らしき仲間たち

羽弦トリス

第1話モナリザ

あだ名がモナリザと言う友人がいる。50代だが、若々しくて髪の毛がとてもキレイな女性なので、あだ名がモナリザになった。

モナリザと知合ったのは入院先の病院。

バンドのボーカルをしているが、歌はあまり上手ではない。

8年ほど前から、友達なのだが兎に角酒が弱い。

梅酒1杯で酔っ払う。

一度、2杯飲んでからカラオケに行くとぶっ倒れて、カラオケで寝ていた。


モナリザと交友していると、自然と音楽関係の仲間が増えていった。

モナリザは父が亡くなった時に律儀に香典を包んでくれた。

こういう所がしっかりしている人はいい嫁さんになるだろうが、男性関係はいつも破綻している。


僕のエッセイにも、何回も登場しているモナリザはいつも笑顔で優しいお姉さんだ。

飲み過ぎの僕を止めたりしてくれる。

1度、金山総合駅の2階でしこたま酒を飲んで、帰宅途中で漏らした事がある。

それ以来、飲んだらトイレに座るクセが付いた。

一人目は、お姉さん感覚のモナリザでした。

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