八神特別攻撃隊

ZERO_ゼロ

第1話 八神特別攻撃隊

白狐「今回どこの部隊に行くんだろー」

龍太「君が狩島白狐か?」

白狐「はい。」

龍太「ああ。自己紹介を忘れてた。

   山之龍太だ。宜しく頼む。」

白狐「よろしくお願いします」

龍太「君は今回うちの部隊に配属が決まった。」

龍太「こっちに来てくれ」

~4分後~

龍太「改めて任務を伝える。」

龍太「我々の任務は戦艦ウェストバージニアへの

   特攻だ。」

白狐「え?」

龍太「突然死ねと言われて困惑するだろう。」

龍太「ただ、このまま此処にいても

   死んでしまうことは確かだ。」

龍太「実際、ついこの間も大阪がやられた。」

龍太「特攻に行きたくない者は

   帰ってもらって構わない。」


その後、隊員400名中257名がその場を立ち去った。


白狐(まあ、そうなるよな。)

龍太「今此処に残ってくれた者たちに感謝する。」

龍太「特攻と言っても、爆弾は

   投下できるようにしておく。」

龍太「燃料が残っていれば帰ってもいい。」

龍太「私は確実に特攻するがな。」


俺は決して操縦が上手い訳ではない。

その為、もう死ぬのだろうと思っていた。


白狐「はぁ。特攻隊か~~」

飛鳥「そりゃ嫌だよなー」

白狐「なー。 いやお前誰だよ」

飛鳥「俺は朝霧飛鳥。飛鳥でいいよ。お前は?」

白狐「狩島白狐だ。」

飛鳥「よろしくな白狐!」

白狐「今度は何の部隊かと思ったら特攻隊かよ。」

飛鳥「ま。死ぬと決まった訳じゃないだろ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る