大学2年の記録
狼男
第1話 就活を意識した
良くも悪くも体力がこのときが一番だった。
2年の4月はうつ状態に陥っていた。簿記の資格勉強とサークル活動に勤しんでいた。簿記は不合格だった。あんまり頭は良くないことを痛感した。
人間関係でも、トラブルを起こしたのがこの時期だった。先の不安を考えて、一人で空回りしていた。就職できるのかも心配になっていた。
サークルを辞める決断をした。
ガクチカというものを作ろうと必死だった。何か就活で話せるネタを作ろうと、まずボランティアに参加した。小学校に行き、子どもとゲームをした。
感染症が流行っていたので、7月だけしか行けなかった。汗をかく季節だった。
サークルの顧問の先生から怒られることが多かった。とにかくスケジュールがめちゃくちゃだった。できたことよりできなかったことのほうが多い。
スピーチコンテストに参加した。原稿を全然考えていなかった。無料で指導してくれる先生に相談した。
コミュニケーション能力を改善しようとしたことをスピーチで話そうとしたが、高校時代のエピソードを話したら、君は被害者で学校が悪いという励ましの言葉をいただいた。それに感動して思わず泣いてしまった。
そこから、文章を考えてもらい、教育の内容について発表した。
当日は、緊張した。頭が真っ白になった。コンテストが終わり、他の大学の教授に、君のスピーチに感動したと言ってもらえて、嬉しかった。
例のサークルでは、顧問から怒られ続け、ついにやめることにした。反撃で、「部員のせいにばかりしてると人は来ませんよ」と返した。
インターンシップに参加する準備をしていた。
大学2年の記録 狼男 @shinshin4445
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