一般兵士が逝くダンジョン警備!!!

五平太

第1話吾輩は一般兵士である



俺の名前は本間正史ほんまただしダンジョンの警備を勤めるギルドの職員だ!今日も元気にダンジョンの治安を守るってばよ!んじゃ俺の優雅な一日を紹介するぜ!!!羨ましくなっても知らねえからな!!!


「おいっ!本間ぁ!そっちに一匹向かったぞ!」


「はぁ!?ちゃんと処理しろよ!!!」


「「ミギャアァ!!!」」←吹き飛ばされた


ハイ噓です、今すぐ辞めたいですこの仕事


何とか体制を整え岩陰に隠れ呼吸を整え吹き飛ばされた時に離してしまったアサルトライフルを拾っていると腕が変な方向に曲がった俺の同僚コト佐竹がヘルメット越しから涙ぐんだ声で


「本間ぁ〜…腕折れた…」


「マジか…」


まぁウチの職場では怪我なんて当たり前体操

魔物の退治は当たり前、探索者同士の喧嘩をの仲介等で死にかける事だってあるカナシイネ


「おんぶしてクレメンス」


「誰が野郎を背負うかよ美少女にTSしてから出直してこい」


「本間ぁそれは小説の読みすぎぃ」


「その腕引きちぎるぞ」


なんて会話をしながら野郎を背負い周囲を確認する

と周囲は3メートルはあるムカデの群れに囲まれていた


「……ヨシッ!(現場猫)」


「何を見てヨシッ何ですかねえ…」


うるせぇそうしなきゃやってられねえんだヨ!

再び周囲を確認するとやっぱり全方向ムカデに包囲されている…デバフ食らいそう…(h○i4感)


「…じゃけん詰みましたね」


「諦めんなよ!」


「下ろすぞ」


Q:後ろに荷物を抱えた一般兵士がデカいムカデの群れに囲まれた時の対処法


A:大人しく食われましょう



ふ…ふっ…ふっざけんなぁ!こんな所で死ねるかぁぁぁ!!!俺はぁ!?黒髪巨○清楚とイチャコラする使命があんだよぉ!!!(そんな使命)無いです


◆◆◆


何だかんだ生き残れました

やっぱムカデは雑魚はっきり分かんだね(ムカデに命乞いしてた奴)


「本間ぁ助かったわ今度俺んちに来いよ彼女の手料理食わせてやる旨いゾ」


「ん?……は?彼女?俺達の非モテ同盟を破り上がったのか?」


「え?言ったゾ?告白されたって」


「何処のドイツ(国家へのアツい風評被害)に?お前に告白するような奴だ…頭イカれてるに違いねぇや」


「えーと……一之瀬さんだゾ…」


佐竹は恥ずかしそうに頬を掻く


「嘘は辞めた方が良いぞ?ギルド1の美人とお前が付き合える訳無いだろ?強がって彼女が居るなんて言っちまったんだろ?俺は許すからよ?ほらホントのこと言えよ…な?(圧)」


「ほら(同僚と一之瀬さんが幸せそうな顔で笑っている写真)」


「アッ(絶命)」


「こ、今月中に籍入れんだ…(死亡フラグ)」


「絶対☆裏切りヌルヌルぅぅぅ!!!」


「ど、どうしたんだよ!?本間!?」


そうだ…


「認めるよ佐竹」


「お、おいっ…あれ…」


「俺は非モテのクソインキャだ」


そうだったんだ…


「本間!!!」


「俺はオマエを否定したかった…オマエも俺と同じインキャの非モテだって」


俺は…


「しっかりしろ!!?」


「今は違う理由なんて要らない今は只々オマエを殺す、全てのインキャを裏切ったとかオマエに嫉妬とかそんな理由は無い」


どうしようもなく…


「う、後ろ!!!」


「もう意味も理由も要らない、この行いに意味が生まれるのは俺が死んで何百年も経った後なのかも知れない」


醜いんだ…


「避けろぉぉぉ!!!本間ぁぁぁ!!!!!」


「きっと俺はきっと大きな何かの歯ぐるmごッペっ!?」



◆◆◆


「……此処は?」


どうも気がついたら変な白い空間にいた本間正史です〜ぅ!!!(最高にキショい)


「正史」


「?」


何か目の前に包帯巻きまくってる変な人が立ってるぅ


「誰?てか此処どこ?」


「お前は知らなくて良い」


いや教えろよ知らなくて良いじゃねえだろ


「此処はお前の心の中だ」


「心の中?頭大丈夫そ?」


うわ、この人厨二病拗らせ過ぎて心の中とか言ってるよ…


「……一つ聞きたいことがある」


いやスルーするなよ!?本間スルーってか!(激うまギャグ)


「お前は自分を信じられるか?」


「勿論?」


「…何故?」


「なんでって…自分ぐらい自分の事信じてやんないとやってられないでしょうが」


「そうか……」


「………」


「………」


何この前?


「そうか…自分を信じれるのだな…俺とは違い…」


「?」


「お前なら…護れるだろうか…」


「何を?」


「いや、何でも無い」


いや何でも無いじゃないでしょーが


「頼むぞ……本間正史…」


勝手に頼まないで?そもそも此処どこよ、

てかアンタ誰よ


「頼む前にアンタの名前は?」


「俺の名前を知ってどうする?」


「特に何にも?」


良いから言えよタコ!


「………フフッ秘密だ」


「いや言えよ」


「また会おう…」


「いやだから……アフンッ(気絶)」



◆◆◆


「……知っている天井だ」


この天井は…ギルドの医務室やね!(何度も通い過ぎて覚えた)


「お、起きたか」


あ、医務室のおっちゃんオッスオッス


「お前危なかったな後頭部をガツンとやられてたぞ、それに内蔵にもダメージ喰らってるから1ヶ月…いや2ヶ月は休みだ」


2ヶ月も…ポーションじゃ治せないんですか?


「お前なぁ…ポーションは身体に負担かかるから死ぬぞ」


そうだっけ?(すっとぼけ)


「回復魔法もかけたがそれが限界だ、お前瀕死だったんだぞ」


佐竹が此処まで?


「おうボロボロになった佐竹が運んで来たぞ」


借りが出来ちゃったな後で礼言わんと


「そうしとけ、後お前顔の傷残るぞ」


また傷増えちゃった……


「増えちゃったじゃねえよ…もう少し自分を大事にしろっての…」


へいへい


「たっく……」


てか何があったんスカ?いきなり攻撃されたけど


「おう、モンスターパレードが起きてその軍団にお前は吹き飛ばされたんだよ」


あーモンパレ…(魔物が群でダンジョンの外に出ようとする現象)って不味くね???


「安心しろ高ランクの探索者が既に殲滅した」


そんな大規模じゃなかったんすね


「おうだからお前は大人しく寝てろ」


ほーい




◆◆◆


どうも皆さんこんばんわ中々寝付けない男本間正史です、病院のベットて中々寝れないの分かる?

分かるよね?(圧)


暇やなー


「だな」


!?むむっ!何奴!って佐竹か隣のベットにいたのか


「おう、俺も逃げてる時攻撃されてな…瀕死だったぜ」


(・д・)チッ死ねば良かったモノを…

 

「酷くね?」


一之瀬さんと付き合ってんだから死んで?どうぞ


「殺意が高すぎるッピ!」


_______って感じが俺の一日だちょっと珍しい事も合ったからラッキーだね(脳死)んじゃばいなら!














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