第9話

学校


「優、おはよう!」


夏が挨拶して来るが


無視をする。


「優・・・無視は酷いよ。それじゃあ私達してること同じじゃん」

何様だよ。本人が言うなよ。あと・・・違う、自分から楽しむ目的でするのと、・・・もう関わること自体が間違いだと気付いてから理由あって無視すのは違う


「じゃあ、いいよ。知らないからね。また無視するゲームが始まっても」


「・・・」

俺は前を見てゲームをするだけ。


「優・・・ほら悪かったよ。春達も反省してたし、クラスで一回話したんだよ」


「・・・」

つまり、俺を一人にして話を進めたと何も変わってねぇじゃん。


「あーもう!ゲームなんかやってないでさぁ」


そして、俺はゲームを取り上げられる。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る