八神特別攻撃隊2036

第6話 八神特別攻撃隊

白狐「今回どこの部隊に行くんだろー」

龍太「君が狩島白狐か?」

白狐「はい。」

龍太「ああ。自己紹介を忘れてた。

   山之龍太だ。宜しく頼む。」

白狐「よろしくお願いします」

龍太「君は今回うちの部隊に配属が決まった。」

龍太「こっちに来てくれ」

~4分後~

龍太「改めて任務を伝える。」

龍太「我々の任務は戦艦ウェストバージニアへの

   特攻だ。」

白狐「え?」

龍太「突然死ねと言われて困惑するだろう。」

龍太「ただ、このまま此処にいても

   死んでしまうことは確かだ。」

龍太「実際、ついこの間も大阪がやられた。」

龍太「特攻に行きたくない者は

   帰ってもらって構わない。」


その後、隊員400名中257名がその場を立ち去った。


白狐(まあ、そうなるよな。)

龍太「今此処に残ってくれた者たちに感謝する。」

龍太「特攻と言っても、爆弾は

   投下できるようにしておく。」

龍太「燃料が残っていれば帰ってもいい。」

龍太「私は確実に特攻するがな。」


俺は決して操縦が上手い訳ではない。

その為、もう死ぬのだろうと思っていた。


白狐「はぁ。特攻隊か~~」

飛鳥「そりゃ嫌だよなー」

白狐「なー。 いやお前誰だよ」

飛鳥「俺は朝霧飛鳥。飛鳥でいいよ。お前は?」

白狐「狩島白狐だ。」

飛鳥「よろしくな白狐!」

白狐「今度は何の部隊かと思ったら特攻隊かよ。」

飛鳥「ま。死ぬと決まった訳じゃないだろ」

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