山の抜け道

@marude1123

山の抜け道

 いつも、ほとんど、毎日、使っている、この山の抜け道で夜、車を走らせていた。 ここを通れば住まいはすぐそこだった。

 酒なんて飲んでない、ボクはこのいつもの道をいつもの時間に車を走らせていたんだ。

 すると!いつもの道に何かがいたのだ!!!

いつもと同じハズの道が違った!

 ドン!! 何か!をハネてから急ブレーキを踏んだ、山の動物などではない!人の形をしていた、幽霊ではない ボクの頭は真っ白になり顔は血の気が引いて真っ青なのをバックミラーを見て確認した。

 なんだろうか?アレは??何かをハネてから自分の耳に聞こえるのは大きくドキドキしている自分の心臓の音だけ!落ち着くまでアレが何かを考える、人間だったら?酒は飲んでいないけど、警察が絡めばボクの人生は終わりだ!

 必死で頭を働かせて考える、この時間に人間がこんな場所にいるワケがない!誰かがイタズラでマネキンを山の抜け道に置いていたのだと解釈した、そんなワケない、分かりながらも車からやっと降りて、ハネた何かがなんなのか?を確認をしにいく。

 「!!!」確認に行く途中で車があった、朝通った時にはなかった!その車を確認したからすぐ歩いた場所にボクがハネた何が いた!

「うぅぅー」やはり人だ、生きている!泣いている! ボクはあろうことか「大丈夫ですか?」なんて聞いてしまった!

 ボクにハネられた奴は泣きながらなにやら語りだした。

「うぅぅー、オレの名前はピー助、人を殺してここに埋めにきた!こうなってはもう!オレは逮捕されるしかない!」

 人を殺して埋めた?ボクは倒れているピー助なる人物を観察した、長靴を履いてる、スコップも近くに落ちていた!ハッとして、走って自分の車の確認に戻る!「………」良かった、自分の車に傷はない、安心して!ピー助にする提案を考えながら、ピー助の所に戻る!

 「生きてる?」

「うぅぅー」泣いている!

「ピー助さん?貴方が何をしたのか知らないけれど内緒にしておくから、ボクが貴方にした事も内緒にして!」

「うぅぅー」頷いている!様に見えるので、ボクはピー助を抱え起こして、ピー助の車と思われる車の運転席に乗せる、ピー助はその車のキーも持っていた。 ボクはピー助の車のエンジンを掛けてあげる。

「内緒だよ!」しィーのポーズをする、ピー助は泣きながらボクに感謝をしている!

 ボクは安心して自分の車に乗ってその場を去った、愛車が無傷で良かったと思いながら、住まいはすぐ近く、家に着くとボクは直ぐに眠た。

 そして目が覚めると!ピー助との出来事は夢だっのかな? などと考えていた。

 そして、目が覚めて入ってきたニュースにボクは 「ハッ」とした、住まいの近くで車の事故があったようだ、その車が! ピー助の車と同じなのだ、まぁ、偶然だろうと思いながら、愛車を確認に行くと!気持ち微妙に凹んでいる、ボクの心も凹んだ、最悪な気持ちで一日が始まった!「自分で直すか」 ボクにはその技術があった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

山の抜け道 @marude1123

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ