第24話 子どもの世話は大変です
新型コロナウイルスが流行してからのこと。
とある保育園で、お絵かきが行われている。
「サヤちゃん、虹、上手ねえ」
「違うよ、先生。感染対策ができてるってマークの絵だよ」
「あら、ごめんなさい。リクトくんも感染対策のマークの絵? 上手じゃない」
「ううん、ただの虹!」
「そうなの、ごめんね。アサカちゃん、朝顔だよね。うまーい」
「違ーう。朝顔じゃなくて、夕顔でーす」
後日、保育士の未可子は友人相手につぶやいた。
「私、仕事向いてないかも」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます