アベノ・アミクルムス
洞廻里 眞眩
序章 とある土蜘蛛の精の独白
Tō Tō Tarari Tararira Tarari Agarira Raritō Tō Tarari
私は御供いたします
鶴亀の如く生き永らえ
Tiriya Tarariya Tarari Tō
私こそは、かつて
今代の
どうかお聞きください
私は安倍晴爛の
彼は
とある幼子の身体に、彼の魂は宿り
第二の生を受けることになったのです
しかし、彼はその魂に、かつての記憶と呪いを残したことで、多くの苦悩を抱えておりました
そんな彼と、彼の抱える呪いの一つである、私の
どうかお聞きください
いつか
呪いが呪いと変わるまで
……
鳴るのは滝の泉なり
鳴るのは滝の泉なり
水は絶えず
流れゆく
とうとうと
Ariu Tō Tō
Tō Tarari Tarariya
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