自主企画「転」の俳句。

雪の香り。

第1句 耳朶穿つピアッサー春の疼痛

*じだうがつ ぴあっさー はるの とうつう


以下、解説


優等生が不良になってやると校則違反のピアスを着けるために耳朶に穴を開ける心機一転の「転」を詠んだ句です。


疼痛には優等生だった自分の殻を破る不安と同時にこれから先への期待もあるその感情に耳朶に穴を開ける肉体的痛さを重ねました。

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