猫好きの、猫好きによる、猫好きのためのエッセイを作りたい!

タカナシ

第1話

 こんにちはタカナシです。

 私、こう見えて、猫が好きなんです。そりゃ、世の猫好きに比べるとまだまだ未熟者ですが、それでも好きな気持ちは堂々と言っていいと思っており、本日筆を取りました。

 

 さて、というのも、本日は猫の日、猫様の猫様による猫様のための日ですね。

 ですが、あえて、今回は猫好きの為にエッセイを書きたいと思います。


 私の猫歴は生まれたときから猫が家にいる環境で、もう35年以上になります。

 ほかの方のエッセイでも述べられているようなありふれた感想なのですが、猫好きに共通するのは、猫は可愛いけど、「うちの子の方が可愛い」という思いを必ず持つということでしょう!!

 ハッキリ言ってこれは猫好きなら誰もが思うことですし、猫の会話をしているときに、きっとこの相手の人もそう思っているんだろうなと思います。うちの子自慢は少し不毛に思えてしまうのですよね。


 それを避ける方法はひとつ!

 猫を飼っていない人に言うこと!!


 じゃあ、どうすれば猫を飼っていない人を見分けられるのか?

 それは手を見てください。


 猫好きの人の手にはまるでリストカットのような傷が縦横無尽にあるはずです。

 一列に揃っていたらガチのリスカなので生半可な覚悟では触れないように。


 その手の傷は、名誉の負傷!!

 愛猫を愛でる際に高確率でつく傷なのです。

 猫を飼っていないと分からないかもしれませんが、猫は嬉しくなりすぎると、つい、やっちゃうんですよw

 

「おーよしよし、可愛いなぁ」ナデナデ。ナデナデ。ナデナデ。


「ご~ろごろごろ」


 で、嬉しくて、その場でごろんごろんと転がりつつ、こちらの撫でる手を可愛らしく、前足でキャッチ、からの、甘噛み&後ろ足でのケリケリ!!


 余談ですが、このとき、手を引くと大怪我になり、流血がすごいことになるので、リスカのような傷ではなく、バンソーコーなどをします。そういう相手はまだ猫初心者ですw 

 バンソーコーをしている相手は自分家の猫が可愛くてしかたないので、猫の話題を振ると、こちらの自慢が出来ない可能性があるので止めましょう。そっと、相手の猫の話題を聞くことだけに尽力し、心の中でだけ、(うちの子の方が可愛い)と思っておきましょう。


 さて、話を戻しますと、このようなリスカのような傷とは、猫様を気持ちよくさせることが出来たものにだけ与えられる名誉の負傷です。

 猫好きの一種の証とも言えるでしょう。この傷の持ち主は十中八九、猫を飼っています。猫自慢したら、向こうも猫自慢します!

 

 猫自慢で本当に相手から「可愛い」とか「イケネコ」とかという言葉が欲しいときには、この傷がない人物を探すといいでしょう!

 逆に猫好き仲間が欲しいときには、その傷を探してください。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 まぁ、結局、相手が猫好きでもそうじゃなくても、うちの子可愛いって言って自慢するんですけどね!

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