ガイア新任歓迎会
【爆裂 ニトロ:大丈夫】
【何が?】
【もしかして許可取ってる?】
【爆裂ニトロ:最悪謝罪配信するだけ】
【草】
【アホ】
「それ俺企業の方から叩かれるんでカカムさんだけ呼びますね」
「というか新任歓迎会だったら四季も大概新任だよね?」
「確かにそうだな。では桜秋の祝いも兼ねるとするか」
『今uber ateで何個か頼んだから今ビール空けようかな』
「ごめんこのメンツ誰もお酒飲んでないんだ」
『なぜ!?全員肉体的には成人済みなんだろ?!』
「単純にお酒を飲もうと思ってない」
「飲みすぎると体に悪いと聞いたからな」
【神が健康を気にしている???】
【神は永遠に健康なんじゃないのかよw】
【酔うとかいう概念なさそう】
【何食べるの?】
「確かに酔うとかなさそうだね」
「今あるのは寿司に焼肉、ピザとカツカレーとかがあるね」
「あ、そのカツカレー辛いから気を付け」
そういった時には遅くて顔を赤くしたゼウスが近くにあったジュースをたらふく口に詰め込んで辛さを逃がしていた。
「かっっっら!!!」
【いい絵面が取れた】
【これは切り抜き案件】
「そんなに辛いんですか?」
「それ俺用にしたからねぇ」
「料理一つに何したのこの人」
「俺以外が食べるとクソ辛く感じる魔法」
「控えめに言ってクソ野郎だな」
「他人にカツを食べられたくなかったんです」
そう言って俺はゼウスからカレーを取り上げてカレーを口に頬張る。カツがサクサクでカレーがトロトロでお米がちょうどいい弾力で美味しい。
【魔法って言った?】
【神の力じゃなくて?】
【↑気づかんかったわ】
【確かに】
【毛ガニ】
「ああ。俺神の力で代償を払わずに魔法を使えるようにしたから」
「能力フル活用してどんどん強くなってく」
「私利私欲のための能力で草」
「いやちゃんととある計画のためにちまちまやってるんですよ」
「その計画って何ですか?あ、ポン酢とかあります?」
「はい、その名前は五か年計画ならぬ五か月計画」
「しょぼそう」
「ひっでぇw」
内容はとっても大きい出来事なのに。
【内容教えろよ】
【五か年計画習うの中三なんだが?】
【おい中二の設定どうした】
「いやさすがに神になっても勉強くらいするよ。とくに歴史の分野は人間の愚かさがよくわかって面白いねぇ」
「僕は日常に使える数学が勉強では一番面白いと思うんだが」
「好みの教科は人によりますもんね。かくいう私の好きな教科は保健/体育でしたが」
「僕はいろんなスポーツがあるから体育とか言うのが好きだね。…まだ口の中の辛み消えないんだけど?」
「そこのしゃぶしゃぶ食べて落ち着きなさい」
【つか内容だよ内容】
【話それたじゃねぇか】
「う~ん。詳しくは言えないけど壮大な計画だよ」
正直サプライズみたいな面もあるから詳しく言えないんだよなぁ。
【抽象的すぎて草】
【舐めてる?】
【喧嘩なら買うぞ有料だが】
なんでそうなるの?(´・ω・`)
「いや喧嘩はタダでお願いね。今はマジでそんくらいしか言えない」
「僕も知らないし」
「私は知っております」
「私も聞いてないよ~!」
『俺は聞いた。決行に賛成してる』
【爆裂 ニトロ:俺も聞いたけど不安しかない】
【生きてたんかワレェ!?】
【さっきからコメないから死んだかと思った】
【一体どんな計画なんだ(;゚д゚)ゴクリ…】
「あ、五か月計画って言ってるけど多分もうちょっとかかるよ」
「嘘吐きじゃん」
「語呂の関係で」
多分6~7か月はかかると思うけど。もしかしたら逆に少し早く開催するかもな。それまではボロを出さないようにしなければ。
『懸念点はいくつかあるけどな。あ、ユーバー届いたから取り行ってくる。ワインも頼んだから今日は飲むぞ~』
「ちなデミゴッド達からしたら酒っておいしいの?この時間帯にいるってことは大半が成人済みでしょ?」
【飲んでる】
【おいしいよ】
【隣にべろんべろんに酔って寝てるやつならいるぜ】
【↑お前はその隣の奴どうにかして来い】
「みんなは前世で飲んだことは?」
「没年23歳。酒は一回飲んだきりでそのあとは忙しくて酒とか飲んでる暇なかったなぁ。死因過労死だし」
「おい兄。弟が死んだ目してるぞどうにかしろ」
「俺には無理だ。そして俺はワインならよく飲むぞ。一週間でボトル一本のペースだがな」
「私はまだ未成年です」
「僕はあるけどそんなにかな?ワインってやつならブドウの味がしたよ」
ハデス以外はそんなに飲んだことないと。ボトル一本ってどれくらいだ?2ℓくらいか?
【ケルベロス:ご主人は樽より大きいボトルで飲んでます】
【↑!?】
【わんこ!】
【番犬現るw】
「飼い犬に暴露されてますけどちゃんと飼育できてるんですかぁ?w」
「いや。ケルは犬じゃないぞ」
「犬じゃない?」
そしてふと思い出す某猫の神。もしかしなくてもそ人になれるってこと?
「ということはさ。オーディンの所にいたカラスとフェンリルとオオカミあと馬。合計6匹は全員人になれるの?」
「うん。でもフェンリルに関してはあれは従えてるというより懐柔してるみたいな感じだから」
「ちなみにオーディンは北欧神話だとフェンリルに丸呑みされます」
「そんな不吉なこと言わないで!でも結構前の代の人は本当にそうやって死んじゃったみたいだけど…」
なんか地雷ふんじゃったかな?明らかにオーディンからも負のオーラを感じる。これは責任を取って場の空気を変えなければ。
「よ、よおし。いまここに5人人員がいるわけだし大争闘しようぜ」
「ぬ?殴り合いか?」
「ちっげぇよ!ゲームの方。大争闘クラッシュブラザーズ略してクラブラ。多分ハデス以外は一回はやったことあると思うぞ」
「「「ある!(よ)(ります)」」」
「…手加減などはないのか?」
「おすすめのキャラなら教えるよ。お前にぴったりなのを」
「あぁ…」
【ハデスにぴったりのキャラ?】
【ヒント:ハデスは地獄だから炎、かつ最近の配信より戦いにおいては殴りあう方が得意】
【炎で殴りあうファイターってどこぞの猫しか思い浮かばない】
【ラリアット…】
「ルールは?」
「俺のデータあるからそれでやろう。ルールはスピリット無しスペシャル無しの公式と同じルールだ。リアルファイトと結託ももちろん禁止だから」
【よかったなハデス3対1は起きないってよ】
キャラの選出は以下の通り。
ハデス、ガオンカエン
ゼウス、ラリチュウ
オーディン、ベイト/ベイス
ガイア、カズイ…カズイ!?周りがある程度自分のイメージに合わせているところガチで勝ちに来てる!?
ちな俺は実質最強のgame&TVです。9を連発させればいいんだ。運ゲー最高。
「司会、解説はともに四季統様のメイドであるセリヌンティウスが務めさせてもらいます」
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