天使のほっぺ
靴擦れ作りながら向かった待ち合わせ場所にて。アプリにたった一つのふきだし。
「ごめん、今日行けなくなった」
それだけ。あとは音信不通。なんなの、サイテー。足を引きずり場所を移して公園。ベンチで涙堪えて絆創膏を貼っていた。
「いたいのないないねー、ないない」
柔らかほっぺをふくふくと揺らしながらかわいい女の子が慰めてくれた。わたし、どうやら天使に会ったみたい。
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