第49話 エスパー

エスパーは存在する。


え?なぜ周知の事実にならないかって?まず、自分がエスパーだとカミングアウトしても信用されない。


かと言って心を読んでも警戒され嫌われるだけ。


殆どのエスパーは幻聴と間違える。漸く自分の能力に気付いても、汚い人の心の声に絶望して死を選ぶ。


そう、この後の私みたいにね。



元タイトル「あるエスパーの遺言」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る