第10話 結局、顔かい

彼女は生まれた時から美女だった。そのことばかり言われるのが嫌だった。勉強を頑張る。「才色兼備だね」部活で全国大会に出る「将来有望な美女アスリート!」彼女は世界の闇を小説にして、遂にはノーベル文学賞を手にする。授賞理由を読むと「…氏は揺らぐ現代の汚辱を暴いた…その一対の美しい目で」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る