アリッサとDRナイトメアの絆、せつなくて熱い……。「全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ」って訳の分からないお題なのにこれだけ見事に、しかもこよみさんらしさ満載に料理されていて、とても読み応えがありました。
脱出ゲーム好きなので、アリッサの作ったゲーム遊んでみたいです。
作者からの返信
圭以さん
ゲーム内で存在を感知し合うだけの、ほんの儚い絆でしたが、せつなく熱いと感じてくださって、嬉しいです( ;∀;)
お題、本当にワケワカランでしたよね(笑)あえて真正面から真面目に考えてぶつかってみました♪
結果、私らしさ満載と言っていただけて、うわーい!でありますヾ(≧▽≦)ノ
脱出ゲーム好きなんですか!? 私もです!
リアル脱出ゲームに一時期よく参加していました。イタリアにはこういうのないかな? 謎解きも好きで、ホテル宿泊型の本格的なやつを一度やってみたいんですよね~。
お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)
『ゲーム開始の時点で、残された時間は三分』
どういうことだ?……と思いながら最後まで読んだら、そういうことでしたか(;_;)
悲しいけど、きらいじゃないです!
こよみさんが書くお話は、世界観や設定がしっかり作られていて、このお話に出てくるゲームもすごく面白そうだと思いました。素材を元素レベルまで分解できる、自分でステージを作ったり、あるいは他人が作ったステージをプレイしたりできる……めっちゃ面白そう。やりたい(笑)
作者からの返信
みきさん
きらいじゃない、と言っていただけて、救われました!( ;∀;)
フィクションよりも悲しい現実、なくなるといいんですけどね。。
ゲームをプレイしたいとおっしゃっていただけて、嬉しいです♡
元素レベルまで分解できるなんて、大人の方が夢中になりそうですよね。人のゲームをプレイしたり……というのは、カクヨムのゲームバージョンを想像して書きました。
いろんな人の世界に五感でフルダイブできたら、いっそう楽しめますよね(^^)
お読みいただき、ありがとうございます♪
みんながみんな長文すぎるタイトルにしてる流れに逆らって頑張って短いタイトルを考えてる自分に置き換えて読み進めていたら、終盤にかけてそんなの気にならなくなって読み込んでしまいました。
メッセージは届く。
いいテーマですね。
作者からの返信
鳥野辺さん
なんと、アンチ長文タイトルに置き換えてくださったとは!(笑)
わかります。私も短い方がすっきりとして好きでして。
終盤、読み込んでくださって嬉しいです。
救いがあるのかないのか……のラストですが、メッセージは届くというテーマを受け取ってくださって、ありがとうございました!
編集済
KACの集計期間を知らずに大遅刻してしまいました 汗
遅ればせながら、拝読させていただきました。
一度読んで、もう一度読みました。
凄い......こんなに作品の味が変わるなんて。
一度目は臨場感溢れる未来型のゲーム体験を楽しみながら、二度目はT・アリッサの運命とDRナイトメアとの繋がりにうるっとしてしまいました......。
こよみさんの書かれるSFの魅力は、現実とのリンクと、アイディアの跳躍力だと感じました。
エレメンタル・ワーカーズの設定は、近未来的なデザインでありながら、現代のMinecraftやRobloxなどを彷彿とさせます。
「遊びながらプログラミングが学べる」が「遊びながら科学が学べる」に置き換えられ、そこから「某国の陰謀」や「ゲームと軍事の緊密な関係」など社会的なテーマにまで発展させる......これが主人公のバッファローを嫌悪する理由にもなって、他のお題まで消化してしまうのだから凄すぎます。
「あなたは世界が変わっても変わらずにいて」
ここの下り、とっても切なくて切なくて大好きです。
世界のどこかにいる、顔も知らない隣人。
国籍、性別、年齢などあらゆる属性から解放され、価値観のみで繋がった関係。
2人の関係性に温かくなりました。
どこかカクヨムでの交流にも似ていますね。
今回も素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
青草さん
KACの集計期間!? 私も知りませんでしたので、お気遣いなく~♪
お読みいただき、コメントまでくださって、嬉しいです!
しかも二度も読んでくださったとは……!
現実とのリンク、そしてアイディアの跳躍力……どちらも感じ取っていただけて、大変嬉しい要素です。
ゲームが軍事に、遊びが攻撃に、容易に変化してしまう怖さが世の中にはあるなあと感じます。
顔が見えない隣人への想像力。目に見えるものを飛び越えた価値観の共有。それって本当に、カクヨムもそうだよね! と思いながら書きましたので、似ていると気付いていただけて嬉しいです^^
作品に込めたメタファーを満遍なく汲み取っていただけた感があり、青草さんに読んでいただけて本当に幸運でした。
こちらこそ、素敵なコメントをありがとうございます!
拝読してからずっとこの物語が頭から離れません。
圧倒されてしまいました。
そして、心を強く揺さぶられました。
考えと思いが色んな方向へあふれて広がり、うまく切り取れずに言葉で表現できなくてもどかしいです。
物語を生み出す方への尊敬等から、このところ新たには足跡を残さないようにヨムをしていた私ですが、手が★を連打してしまいました。
一度付けてしまうと遠慮なく(と言うのはおかしいですね💦)♥や★を付けてしまうのですが、ご迷惑でしたら控えてそっと拝読するようにしますので・・・。
作者からの返信
チョコレートストリートさん
お読みいただいてからずっとこの物語を頭の中に置いてくださったなんて、もう言い尽くせないほど嬉しいです!
ありがとうございます。そのようなお話になっていたらいいなと願っていました。願いを叶えてくださいました( ;∀;)
しかも、作品で言いたいことを端的に伝えてくださる素敵なコメントレビューまで、本当にありがとうございます!
そっとお読みいただけるだけでも十分に嬉しいのですが、♥や★、コメントなどでお気持ちを伝えてくださると、やはり嬉しさもひとしおだなあと感じます(*´ω`*)
迷惑だなんてとんでもないです。かといって、強要もいたしませんので、また気が向いたら、好きなスタイルでぜひ遊びにいらしてくださいね♪
(作風や文体がいろいろすぎて、びっくりされるかもしれませんが💦)
コメントいただいて、とっても励みになりました!
まず公開されて割りとすぐに読みました。その時にも、何か気の利いた事コメントしたいなぁ、と思ったのにいつもの如く語彙が旅に出たので見送りました。
次にエッセイを読みました。私もテグジュペリさん、ほとんど知らなくて(その時代の飛行機乗りくらい)、衝撃的でした。語彙は帰って来ません。
その後、近況ノートの写真を拝見。可愛い、素敵、でももう無いんだ残念、現実的には仕方無い、うむぅ。私の語彙は随分遠出をした様子。
本日、紹介レビューを目にしました。全部、読みました。
先程、もう一度、ゆっくり、じっくり読みました。こよみさんの執筆された気持ち、もちろん分かりません。が、私なりに想像しました。とてもたくさんの感情が浮かびます。
こういう時に何と言葉にすれば良いか。複雑で、多くて、言葉にしようとすると違和感があって。出来れば誤解を避け、手短に端的に。なのに私の語彙は……。
でも、素晴らしいと思い、それだけはお伝えしたい、と思いました。
作者からの返信
ねこさん
なんと、お読みいただけただけでも嬉しいことですのに、いろいろ、本当にいろいろ考えてくださったとは……!
お気持ち伝えてくださって、なんて言ったらいいかわからないくらい、感動です。語彙、確かに旅に出るなあ! いいんです、いいんです。可愛い語彙には共に旅をさせときましょう( ;∀;)
作品のみならずエッセイ、近況ノートと丁寧に辿ってくださって、最終的にまたこちらをじっくり読んでくださって、本当にありがとうございます。可愛らしさの奥にある衝撃が、サン=テグジュペリの本質じゃないかと、私もここ数日で分かってきた気がしているところです。
>複雑で、多くて、言葉にしようとすると違和感が
これはまさに、「だから小説を書こう」と私が思う時の気持ちで、簡単に言えないことは物語に託して昇華させるのが物書きなんだと思います。ねこさんの場合は、イラストだったりするかもしれませんね♪
たくさん考えてくださった上での「素晴らしい」。その一言が嬉しいです! 気の利いた言葉よりも時には雄弁で、ミュージアムで「十分だ」と私が思った時の気持ちと、近いように思います。
改めて読み直し、コメントを送ってくださり、感激です!<(_ _)>
緋雪様のレビューから参りました。
緋雪様が言っておられるように、重層的で深いお話しでした。
>文句を言うなら、未来ある若者の軍事転用の方じゃないのか
お話しの初期に出てきたこの一文が心に引っかかったのですが、読み終えてよくわかりました。
この三分は永遠であり、一瞬でありましたね。
最後にメッセージが届いてよかったです。
作者からの返信
小烏 つむぎさん
緋雪さんの素晴らしいレビューからお越しいただき、とっても嬉しいです!
ゆっくり過ぎて恐縮ながら、御作「風の名前」を拝読させていただいている途中で、奥行きのある素敵な物語を書かれる方だなあ~と思っていましたので、拙作を重層的で深いと評していただけたことが、ますます心に沁みます。
>若者の軍事転用
ここは、筆者の生の声が思わず出てしまいました。必要だったのか疑問な軍事行動で失われる若者の未来が多すぎるように思えて。
短く長い三分間に寄り添っていただき、ありがとうございます。
メッセージが届いたことに、僅かでも希望を感じていただけたなら幸いです!
ヤバイ。ぶわっと涙が溢れて止まらない。
こよみさんが、星の王子さまミュージアムで心に刺さったまま持ち帰ったガラスの棘は、こんな感覚だったんだ。
多分、星の王子さまミュージアムのエッセイに書かれていた、サン=テグジュペリを撃ち落としてしまったサン=テグジュペリファンの話を聞いたときよりも、もっと心に強い痛みを感じています。
この作品の強いメッセージに気付いて、その痛みに気付いて、共感できてしまう人が、もっともっと増えるといいな。
作者からの返信
緋雪さん
すごく気持ちのこもったご感想、そしてレビューコメントを、ありがとうございます!
こちらのコメントと共に読みながら、私も泣けてきました。届いたんだなあ、ガラスの棘、大事に持ち帰って良かったなあと思って……
もう十年以上前の話だけれど、執念深くずっと握りしめていて良かった。
こんなに共感してくださる方がいたなんて、本当に言葉に表せないほど嬉しいです。
一緒に痛みを感じてくださって、感激してます。ありがとうございます!(T_T)
やり切れなさと共に、愚かになってはいけないと思いました。
本当に良い物語でした。
ありがとうございます。
作者からの返信
イルカさん
〆切三分前の滑り込みも相まって、今回は推敲が足りていないかな、伝わりにくいのではないか……と懸念もあったのですが、良い物語と言っていただけて、嬉しいです!
こちらこそ、エッセイと共にお読みくださって、ありがとうございました(*^^*)
こちらの小説が「星の王子さまミュージアム」の衝撃を種に創作されたとは思いもしなかったですが、メッセージ性の強さがとても印象的でした。クローズアップ現代などでも戦争ゲームなどのゲームリテラシーの話題が取り上げられていますが、そういった現代社会とゲームの結びつきなども連想させてくれて読み応えのある短編だと思いました。
作者からの返信
京華さん
エッセイもお読みいただいた上でコメントをくださって、嬉しいです!
「星の王子さま」も、その一見優しい作風の裏に、たくさんの社会風刺などメッセージが込められているお話として有名ですよね。
私の筆致ではとてもそこまでの普遍性を出すに至っていませんが、メッセージ性を感じてくださったことに、報われた気持ちです。
クローズアップ現代は私もたまに観ている番組でして、自分が気付かない社会の病巣にハッとさせられることが多々あります。
ゲームも実際に技術が軍事転用されたり、そもそもが軍事訓練として開発されたものが市場に売り出されていたり、兵器との境界が曖昧である側面は実際にあるようです。
自分の目の前で何が起こっているか、大きな流れに呑まれる前に、立ち止まって考えられるリテラシーが今後ますます必要になってくるだろうと感じます。
読み応えあるとのお言葉、とても励みになります!
いつもありがとうございます^^
短編、掌編に入れられる情報は限られていて、一点集中で描く以外にない。
その中で、この文字数で、しかもネタと取る人が多い中で書かれたのがこれか……!
すごくよかったです、びっくりするくらい。あー。
ごちそうさまでした!
作者からの返信
いずくさん
さっそく読んでいただいて、しかもレビューコメントまで……!
頂いた端的なご紹介文が、それこそ深く刺さるもので、感激です!
おっしゃるとおり、この長さだと、書くべきことは可能な限りそぎ落とさなければならず、一点集中になりますよね。
その中で必要なことを取り出していく、という作業は、画家が大作を手掛ける前に習作をたくさん描くことに似ているなあと思っていて。
こうした小品の積み重ねが、いつか巨大なマスターピースになればいいなあと思います。
すごくよかったとのお言葉、本当に嬉しいです……!
読んでくださって、まことにありがとうございました<(_ _)>
絶対読むぞ!と作品フォローをさせて頂いておいたご著作。
本日、エッセイを拝読してから拝見できてよかった、という気持ちでおります。
鐘古様がこのラストにて我々に伝え、問われたこと、そして、もの。
色々と考えさせて頂けることの意味もまた、考えております。
ありがとうございます。
作者からの返信
豆さん
お読みいただき、ありがとうございます!
よく考えたらエッセイ、ネタバレになってしまって💦
楽しい話ではないのですが、そのように受け取ってくださって、光栄です<(_ _)>
伝えたいこと、もっといい方法があるんじゃないかと模索中ですが、ひとまず書けたことに安堵しています。
温かいコメントに励まされます。いつもありがとうございます!^^
三大噺にKACのお題も2つ入れたのですね。
バッファローの群れの処理がいい!
箱庭の中の情景の拡がりと、その描写のバランスも、非の打ち所がないなぁと。
プレーヤーが去ると同時に仄かな交流も終わり、さらにこの残酷な展開そのものを、また誰かが箱庭の上から覗いているような気分になりました。
虚しい終わり方は「スカイ・クロラ」を想わせますが、そこに世界の残りが三分だと知り、勇気をもってバッファローの群れに飛び込んでメッセージの権利を獲得したT・アリッサが、グロテスクなゲームにも戦争にもわたしのこの想いは負けないのだと、一矢報いた感じがありますね。
作者からの返信
朝吹さん
お題マニアだということがバレてしまいましたかね……( *´艸`)
バッファローの群れの処理、描写のバランス、お褒めいただき、嬉しいです!
「スカイ・クロラ」は押井守監督のアニメ映画というのは知っていたんですが、観たことがなかったので検索。おお、森博嗣先生が原作なんですね。それはもう、SFSFしてるんだろうなあ。
虚しい終わり方。あんまりやりたいことではないのですが、この作品の場合は避けて通れず、せめて個人の意志が残る終わり方が光ればと思っていました。
それだけに、T・アリッサの最後の行動、一矢報いた感と言っていただけて、良かったです!
お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)
このゲーム面白そうとゲーマーではない私が興味を惹かれました。
それほどに良く練られた構成、しかも勉強になるなら子供たちにも学ばせたくなる内容。
テロリストに利用されるほどパワフルなら、理系少年・少女養成ゲームとして使えそうですね。テロはダメですが。
T・アリッサの正体がわかってからの展開に啞然。戦争は何もかも奪ってしまうのですね。
三題噺へのご参加ありがとうございます。
ウチのリストに追加させていただきました(^_^)
作者からの返信
柴田さん
お読みいただき、さっそくリストに追加してくださって、ありがとうございます!
ゲームに興味を抱いてくださって、嬉しいです。私もこんなゲームがあったら、理系知識を得るためにも、ぜひやってみたいですね♪
それにしても、柴田さんはゲーマーじゃなかったんですね。サブカルチャー的なことまで網羅していらっしゃる気がしていたので、ちょっと意外でした!
全てを破壊するバッファローが意味するものを考えていった結果、今回は唖然とさせる展開になってしまい……(>_<)
こちらこそ、いつも遅刻したりいろいろでご迷惑おかけしますが、自主企画に参加させていただいて、ありがとうございます<(_ _)>
何度も読み返しました。
すごく好きな作品になりました。
感想の言葉がうまく出てこないけど、
好きです。
作者からの返信
壱霧さん
なんとも、嬉しいお言葉です……!( ;∀;)
何度も読み返し、すごく好きに、だなんて!
ありがとうございます。ものすごく励みになりました(#^^#)
骨太で完結でちょっと笑えてセンチメンタル。
あぁ好き❤️そんなお話、大好きです!
ゲームやホラー作品のせいで犯罪を助長するとか、チビクロサンボが差別だとかナンセンスな主張が罷り通る世の中は鼻で笑ってやりたくなります。粹も鯔背もわからない田舎者やな、こんチキショーめ。コチとらコテコテの江戸っ子やど!嘘やけど……
そんでもってやっぱりこよみさんは素敵です♡
作者からの返信
成生さん
なんと、私自身を褒めてくださっているー!
ありがとうございます(≧▽≦)すごく元気が出ました♡
>骨太で完結でちょっと笑えてセンチメンタル
自分でも「こんな世界観いいよなあ」と思いながら書いていたので、共感してくださって嬉しいです♪
そういう、個々の自由な遊び心から素敵な世界観が発生する世の中を、曇らせてはいかんよなあと感じます。
最近はどちらを向いても暗さの目立つ世相になっていますが、せめて自由な発想の発露が阻害されることはありませんように……。
嬉しいコメントを、ありがとうございました♡
こんにちは。
どうして兵器が出てくるのか?と、不思議に思いながら読み進めました。
ラストを見て、これは世情を暗示していたのか、と気づきました。
悲しいけれど、でも、三分以内に達成して、届いて、良かったです。
作者からの返信
蒼井シフトさん
こんばんは。コメントをありがとうございます!
唐突な兵器の登場でしたが、ラストまで読んで納得していただけて、ホッとしました(*^^*)
物語自体はホッとできるものではなく、悲しい結末を選ぶことになってしまったのですが、「届いて良かった」と優しい言葉をかけてくださって、とても嬉しいです。
絶望ばかりを伝える物語になっていなくて、良かった。
お読みいただき、ありがとうございました!
鐘古さんらしい濃厚な内容のSFでした。
戦争の惨禍という形でエンディングを迎えてしまいましたが、テロに脅えながらそれをゲーム弾圧で誤魔化そうとする社会の動き、それを契機に反戦を謳いながら破壊をテーマにした作品を作りだすプレーヤー達……と、恐怖と怒りの連鎖の複雑さ・如何ともしがたさを、まざまざと見せつけられたように思います。
三つもの企画に合致する条件で、ここまでの作品を描けるのは凄まじいの一語です。
作者からの返信
武江さん
嬉しいご感想に加え、重みのあるレビューコメントまで、本当にありがとうございます!
濃厚な点が私らしいと言っていただけて、嬉しいです(*´▽`*)
複雑さを増す社会の中で、人が何かに恐れを抱き抵抗しようとすればするほど、それがかえって牙を剥き多くの人々を傷つける……という負の連鎖が、たびたび見られるようになったと感じます。
戦争はその悲惨さの最たるものだと思います。
自分でも言葉にできないものを作品に昇華できていたとしたら、それが物書きの本望です。凄まじいとのお言葉、じーんと胸に響きました。
お読みいただき、ありがとうございます!
人間という生き物はどこまで行っても価値観の違う者を排除しようとする性質を消せないのでしょうか。
多様性、オンリーワン、自分らしさ……etc
そういう言葉でいくら着飾ってみても全体主義やナショナリズムの概念を捨てきれない。その結果として人類は様々な紛争を起こし続けているのだと思えます。
あるゲームの中でお互いに真逆の方向性を認め合ったDRナイトメアとT・アリッサは、けれど皮肉にも紛争により出会うことさえなく永遠に引き裂かれてしまいました。
所有欲や独占欲によって刻まれた国境線という名のくだらない仮想ラインを守るための犠牲として。
おそらくこれはフィクションでありながら、今世界中の多くの場所で実際に起こってしまっていることなのだろうと感じました。
この作品を通して人間の愚かさを再認識してしまったように思えます。
けれど同時に他者の価値観や思想を尊重し続ける者であり続けたいとも願いました。
※ 公開が終了3分前だったところに鐘古さんの本気を見た気がいたしました。
作者からの返信
那智さん
いつも深く作品を読みこんでくださって、ありがとうございます!
フィクションでありながら、実際に起こってしまっていること……という風におっしゃっていただけて、書きたいことを汲み取ってくださったのだなあと、嬉しいです。
また、人間の愚かさと同時に、他者を尊重する気持ちも感じ取っていただけて、決して絶望だけを書きたかったわけではないので、そこも本当にありがたいです。
なんかイケる気がして書き始めたはいいものの、終了3分前に滑り込みという荒業で書き上げた作品になってしまったので、オブラートに包み切れなかった筆致がチラホラ……そこを本気と受け取ってくださって、光栄であります!(`・ω・´)ゞ
拝読させていただきました。
おお!KAC参加だ!と思ったらKAC2題と三題噺のてんこ盛りでしたか!
そして内容はなんてすごいものを。
ここまで見事にお題をクリアしているのはなかなか見ないと感じました。
書き出しにしてもバッファローの扱いにしても。
メッセージを送るまでが三分だったので、あれ?とは思ったのですがそういうことだったのか、と。
反戦のはずのキャンペーンが別の何かに変質していく世相、そして当事者がそれに抗っているのがまた深みがありました。
終わり方も我々へのメッセージも込められていて、とても読み応えのある短編で感動しました。
作者からの返信
葉さん
さっそくお読みいただいて、ありがとうございます!
ギリギリ滑り込み参加だったので、お題てんこ盛りにしないと格好つかないかと思って……( *´艸`)
お題の扱いや内容を褒めてくださって、すごく嬉しいです!
声を大にして喜びたいのですが、内容が内容なので、神妙に感謝させていただきます<(_ _)>
世相を映すと説教臭くなってしまいがちな気がして、匙加減がなかなか難しいところでしたが、深みがあると感じてくださって、良かった✨
感動したとのコメントをいただけて、とっても報われました^^
【KAC20241】【KAC20241+】【三題噺 #54】「広告」「元素」「陰謀」への応援コメント
淀みない文章が素晴らしい! 見事に完成された世界観に圧倒されました。
ラストが切ないです。泣きました。
作者からの返信
来冬さん
文章と世界観、お褒めいただき嬉しいです! 泣いたと言っていただけたのも、何か伝えることができたのかなと、光栄です……!
戦争と個人について端的に伝える衝撃的な文章を読んで、その時の気持ちを元に創作したものです。
お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)
余談ですが、筆名の名字はことさんとお読みするんですね! とても詩的で素敵です✨