エリア⑦「最上階・サンクチュアリ」

【四種カードキーについて】

 『砂漠エリア』、『大空洞エリア』、『図書館エリア』、『賭博場エリア』と書かれた四種類のカードキーの入手が可能。

 いずれも<鑑定>、<機械修理>、<電気修理>、<電子工学>など(他に提案がある場合はKPの判断に委ねる)の技能を使って成功した場合は自分の理解し得ない何か特殊な技術をもってして作り出されたものであることに気づく。

<SAN値チェック:0/1>

 これらカードキーを各エリアへ通じる門へと収めた時、エレベーターが起動する。


 各エリアの『カードキー』を収めた時の描写は以下の通り。


一つ目

「『〇〇エリア』のカードキーを収められる機器がある。カードキーを入れますが?」

入れた場合:「カードキーはガシャと音を立てて吸い込まれた」


二つ目

「『〇〇エリア』のカードキーを収められる機器がある。カードキーを入れますが?」

入れた場合:「カードキーはガシャと音を立てて吸い込まれた」


三つ目

「『〇〇エリア』のカードキーを収められる機器がある。カードキーを入れますが?」

入れた場合:「カードキーはガシャと音を立てて吸い込まれた」


四つ目

「『〇〇エリア』のカードキーを収められる機器がある。カードキーを入れますが?」

ここで全員同意して入れようとした場合:「エレベーターを起動すると四つのエリアへの移動はできなくなります。それでもよろしいですか?」


 ここで再び全員同意した場合、カードキーを差し込む描写に進む。


「カードキーはガシャと音を立てて吸い込まれた」→次の描写へ。




【描写】( 『中央の小部屋セントラル・スクエア』その二)

「ガシャという音を立て、カードキーが吸い込まれる。すると、ガタンという音が全員の耳朶を打った。そして、僅かな浮遊感が探索者達を襲う。一瞬覚えたその違和感は次の瞬間、強烈な上へと突き上げる感触に掻き消された。猛烈な重力の感触が探索者達を襲う。四つの門が激しく明滅する中、エレベーターは凄まじい速度で上へ上へと……そして」




【描写】( 『中央の小部屋セントラル・スクエア』その三)

「ガタンという音を立ててエレベーターは静かに動きを停止する。明滅していた門のうち三つは完全に光が消え去り、その先はただの壁へと変わった。最初に入ってきた時の入り口と、先ほどまで砂漠へと通じていた北の門だけはまだ正常に機能しているようだ。しかし、探索者はその者が先ほどまでのものとは明らかに様子が違うことを察していた。その先から漂う圧倒的なプレッシャーに、探索者達は今にも押し潰されてしまいそうだ」


【情報 『中央の小部屋セントラル・スクエア』編その二)】

 『沙漠の古代遺跡ラビリンス』、『龍穴の大空洞グレートケイブ』 、『叡智の図書館ライブラリー』、『欲望の賭博場カジノ』の四エリアへの移動はできなくなっており、行けるのは『探索者達の揺籠クレイドル・オブ・プレイヤー』か最後の門の先にある最上階『神の間サンクチュアリ』のみである。

 先に進んでもこの時点では 『中央の小部屋セントラル・スクエア』や『探索者達の揺籠クレイドル・オブ・プレイヤー』に戻れるので安心して進んで問題ない。なお、序盤の固定の行商人ミ=ゴのショップを使用し、ランダム配置で 『中央の小部屋セントラル・スクエア』に行商人ミ=ゴのショップが配置されていない場合、ここから先で買い物はできなくなるため注意が必要。




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・嘆きの宮殿』を初めて訪れた時)

「極彩色に塗り潰された門を通り抜けると、そこは豪奢な宮殿の如き場所の廊下だった。金色をベースに赤い絨毯や美しい絨毯で豪華絢爛に彩られている。だが、その赤い絨毯の上には、無数の死体が転がっていた。完全に白骨しているものから、腐って腐臭を発しているものまで実に様々である。頭蓋が二つにかち割られた死体、バラバラに切り裂かれた死体、死体死体死体死体……どこまでも続く死体の山。死体が作り上げたであろう血液は黒々とした染みへと変わっている。老若男女、服装も実に様々、共通点などありはしないその死体には、ただ一つだけ共通点があった。人としての尊厳など知ったことではないと言わんばかりに放置された死体の腕には見覚えのある金属タグが光り輝いていたのである。それは、自分達の手首に嵌められていたものと同種のものであり、その金属タグを見た瞬間、探索者達は幻視するであろう。彼らの如く無惨に、ゴミの如く捨てられた自らの死体を――」

<SAN値チェック:1D6/1D10+2>




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・嘆きの宮殿』を初めて訪れた時その二)

「探索者達は凄惨な光景に目を奪われ、打ちのめされていると、コツンコツンという音が耳朶を打った。ふと、視線を開けると黒々とした空虚と目が合ってしまう。それは、白骨化した死体であった。決して動く筈のない死者の残骸であった。黒々とした空洞の眼窩に、青白い炎が点る」

<SAN値チェック:1D3/1D8>


「『初めまして、ここまで到着した勇敢なる探索者達よ。私の名はアルス。『1』の数字を与えられた原初の探索者……神によりこの地に縛られ、数多くの探索者を最後の戦場へと見送ってきた亡霊。私は希います、皆様方が最後の希望になることを』……その亡霊は、探索者達の前に恭しく傅いた」




【情報(『神の間サンクチュアリ・嘆きの宮殿』編)】

 技能を使わないで分かるものは以下の通り。事前に探索者達に伝えておいて頂きたい。

 それぞれについて、近づいた際に得られる情報は後述。


 扉は左右に分かれており、計十つ。つまり左側に五つ、右側に五つある。

 扉は全て美しい木目の黒い樹木を用いているようで黄金等で豪奢に彩られている。扉を開くことで中を探索することが可能。


『詳細情報』

 無数の白骨死体や腐敗死体を調べることで、腕に巻かれた金属タグの数字はいずれも自分達より若いことが分かる。また、死体は入り口近くがもっとも若く、奥に行くほど数字が大きくなっていく。そして、最も入り口付近に転がっている白骨死体に書かれている数字は「1」である。

 ここで探索者達は疑問に思うかもしれない。何故、同じ数字を与えられた者が二人いるのかを。正気度チェックは無し。


 ここからは、各部屋や扉に番号を振り、それぞれ個別に解説をする。左側を奇数、右側を偶数として、入り口から近い順に設定していく。例えば最も入り口に近い左側の部屋は①、その隣が②、①の隣が③という流れで。


①の部屋。

 お城の晩餐室のような部屋だが、机の上に置かれた皿はひび割れ、吊るされたシャンデリアは落下して無数のガラス片を散らばらせている。巨大な窓があり、外を覗けば渦巻くように真っ赤に染まった不気味な空と荒廃した街を見ることができるだろう。また、部屋の天井も部分的に崩落し、渦巻くように真っ赤に染まった不気味な空が覗いている。窓は開けることができず、仮に破ろうとしても協力な何かによって守られているため破壊できない。

 晩餐室にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


②の部屋

 ①の部屋を鏡写しにしたような部屋。お城の晩餐室を彷彿とさせる。美しいシャンデリアがキラキラと輝いており、窓から外を見れば青々とした空と街を行き交う人々を見ることができるだろう。窓は開けることができず、仮に破ろうとしても協力な何かによって守られているため破壊できない。置かれた皿は熱を失い、中身は冷たくなっているようだ。

 晩餐室にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


③の部屋

 どこかの遺跡の中のような空間。四方を岩に囲まれており、脱出は不可能である。

 部屋の中は真っ暗だが、何らかの方法で灯りを付けるか、落ちている蜘蛛の巣が掛かった燭台に火をつけることで詳細を知ることができる。

 遺跡の壁面にはこの世界の神々の絵姿が飾られていたようだが、猛烈な力によって引き裂かれ、砕かれ、見るも無惨な姿になっている。

 一つだけ無事な絵があり、床には真っ赤な空を背負う白衣の男が描かれている。

 遺跡の一室内にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


④の部屋

 ③の部屋を鏡写しにしたような部屋。部屋の燭台には炎がゆらめき、異界の神々の姿を写した絵がいくつも飾られている。『ポルナ=パルヴァド神話』を読んだことがあれば、彼らがこの世界の神であることを察することができるだろう。

 遺跡の一室内にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


⑤の部屋

 巨大な塔の展望台のような部屋で、本来エレベーターがある場所に扉がある。人の気配はなく、椅子や机は散乱し、景色を楽しむための双眼鏡はほとんどが破壊されてしまっている。また、一部の天井が爆撃でもされたかのように酷く破壊されている。渦巻くように真っ赤に染まった不気味な空がどこまでも広がっている。下へ降りる階段はあるが、途中で崩れていて先に進むことはできない。

 パンフレット置き場には『未来タワー・ノゾミノ』と書かれた表紙のパンフレットがあり、タワーの作りや中に入っていた店の数々を確認することができる。

 外の景色に視線を向けると、街は破壊されており、無数の死体が転がっている姿が目に映るかもしれない。

 『叡智の図書館ライブラリー』B120Fのシャッターを開けたことがあれば、この場所があの未来都市であることと今いるのがタワーの第一展望台であることが分かるだろう。

 展望台にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


⑥の部屋

 ⑤の部屋を鏡写しにしたような部屋。展望台に人影はないが、下を見れば無数の人々が行き交う姿を目撃することができるだろう。空は群青に染まっていて恒星が眩く輝いている。下へ進む階段には『作業中』と書かれた看板が置かれており、封鎖されている。強引に突破しようとしても、途中で見えない壁に阻まれる。

 パンフレット置き場には『未来タワー・ノゾミノ』と書かれた表紙のパンフレットがあり、タワーの作りや中に入っていた店の数々を確認することができる。

 『叡智の図書館ライブラリー』B120Fのシャッターを開けたことがあれば、この場所があの未来都市であることと今いるのがタワーの第一展望台であることが分かるだろう。

 展望台にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


⑦の部屋

 どこかの民家の一室。窓の外は渦巻くように真っ赤に染まっているが、他のエリアのように損傷や荒らされた形跡はない。整理された本棚が二つと学習机が置かれている。窓の外を見ると、破壊された民家が目に映るだろう。

 机の上に写真立てがあり、ボールを抱えた活発そうな少年と少年よりも小さな二人の少女、母親と見られる女性が映っているが、何故か三人の顔はヒビ割れて損傷しており、その顔を見ることはできない。

 本棚の本や学習机の棚や引き出しの中にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


⑧の部屋

 ⑧の部屋を鏡写しにしたような部屋。外を見れば元気に遊ぶ子供達の姿や、談笑する大人の姿が目に入るだろう。

 置いてあるものは⑦の部屋とほとんど同じだが、写真立ての写真には傷一つなく、⑦の部屋で確認できなかった三人の顔を確認することができる。優しそうな笑みを浮かべた少年と目元がよく似た女性と、母親とよく似た二人の楽しそうな少女の顔を確認することができる。 

 本棚の本や学習机の棚や引き出しの中にありそうなものであれば、一応持ち帰ることができる。


⑨の部屋

 研究室のような場所。無数の研究器具が散乱している。

 金属製の研究デスクがあるが、机の上に書類等はなく、机の鍵穴のある引き出しも鍵穴のない引き出しも全て尋常ならざる力によって閉じられており、開くことはできない。

 机の上には古ぼけた写真が一枚置かれている。三人の白衣姿の青年達が仲良く肩を組んでいる写真だが、真ん中の男以外の二人は顔の部分が無惨に破壊されており、その表情を見ることができない。

 反対側にも扉があり、そこから先のエリアへ行くことができる。


⑩の部屋

 薄暗い部屋に無数のモニターの光だけが照らす部屋となっています。ほとんどのモニターにはノイズが走っていますが、探索者の数だけモニターが点灯しています。

 そのモニターは探索者達の自室を映しています。アブダクションされたままの状態であり、荷物等はそのまま部屋に置かれてあることが分かるでしょう。


 廊下を進むとその先には門がある。門を通ると、何故か『中央の小部屋セントラル・スクエア』に戻ってしまう。


【アルスから聞き取れる情報】

 アルスから聞き取れる情報は以下の通り。

「アルスとは何者か?」……「元々この世界の住民。『エデュバルグフ』という神を信仰していた。【大戦】末期に強大な何かに襲われた……そこで恐らく死んだ筈だが、気づいた時には休眠カプセルの中で眠っていた。『2』、『3』、『4』、『5』と書かれていたリストバンドを持つ仲間達と共に君達と同様にカードキーを守る者達を倒し、四つのエリアを攻略してこの世界にやってきたが、この先で相対した、かつて私達を殺して世界を滅ぼした化け物によって容易く殺されてしまった」


「何故、死んだ筈なのに動けているのか」……「私には永遠の命が与えられている。いや、永遠に死ねない呪いというべきか。死者ではあるが、死者ではない。完全に死に切れてはいないのだ。私は見送る者、世界を救ってくれると信じ、死地へ送っては、誰も生きて帰って来ず、夥しい死体の山は連なり、世界も変容せず、永遠に絶望を抱き続ける……そういう残酷な役割を私に与えたのだろう」


「何故、貴方と同じタグを持つ死体が転がっているのか?」……「直接実物を見た方が理解できるだろう。その質問については、しばし待っていてくれ」


「私達の身に何が起こったのか?」……「どこの世界かは分からないが、元の世界から気付かぬ間にアブダクションされたのだろう。あの神がよくやる手法だ」


「何故、同じような世界が扉の先に広がっているのか?」……「左側の世界が崩壊を迎えた世界、右側の世界はかつての世界の姿を再現している。世界は幾度となく滅びを迎えている。とある勇者を除き、この世界の住人は死と創造を繰り返しているのだ。本人達は気づいていないがな」


「何故、ここに到達できている人が大勢いるのか?」……「不思議に思うのも当然だ。ここに至るまでカードキーを守る者達と戦っただろう? 彼らには前任者がいたのか? 答えは否だ。この世界は何とも破壊と創造を繰り返している。死した守護者達は彼ら自身も知らぬ間に神の手によって蘇生されているのだ。それを認識できているのはこの神域にいる私と、世界が滅ぶ瞬間を見届け続けた勇者くらいだろうな」


「神とは何者か?」……「ある場所で見た資料によれば、『被検体 7721』と呼ばれる存在だ。アゼルクオン、『蛮神討伐研究会』のリーダーを務めていた男だ。奴の力は強大だ。『神』という共通属性による量子共振、そして、その同調状態による因果律への限定干渉を可能とする。つまり、この世界の『神』に対して絶対的な優位性、強制的に死を確定させる力を有する。その力で我らが神も殺された。それに、奴には『異界の神』の干渉を無効化する力がある。強大な力を持つ神であろうと、アゼルクオンに干渉することはできない、ましてや殺害など夢のまた夢だろう。あの狂える神を殺せるのは、君達――まだ『神』となっていない君達だけなのだよ」


「あそこに転がっていた死体は何だったのか?」……「あれは君達の先輩達だ。神に挑み、死したものの成れの果て。私も弔いたいのだが、神はそれを許さない。あの神にとってあそこに死体の山を築くことは、挑戦者達を退けできたという確かな証なのだろう。なんとも悪趣味な考え方だ。神域を穢すものを許さない神は神域の死体を丸ごとあの場へと転送する。遺留品も含めて全て、ね。まあ、その遺留品は探索者達から戦う権利が失われると自動的に本来あるべき場所に返還される仕様のようだけどね」




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・慈悲なる研究室』を初めて訪れた時)

「古く薄汚れた研究室を通って反対側の扉を開けると、その先は真っ暗な廊下となっていた。探索者達がそこに足を踏み入れると、人感センサーのようなものが反応したのか壁を緑色の光が踊るように走った。扉側から奥の方へと光は走り、奥の方で僅かな明滅を起こすとバシンという音を立てて部屋の明かりが点灯する。そこにあったのは純白で清潔、塵一つない広大な研究室だ。まず、視界にとらえるのは部屋の奥に見える巨大な門だろう。研究室にあまりにも不釣り合いな古代の遺跡の門の奥は極彩色に塗り潰されている……ここまではこれまでの門と同じだが、探索者達はそこから猛烈なプレッシャーを感じることになるだろう。これまで戦ってきたエリアボス達とは比較にならないほどの気配、濃厚なる死の香り……ここで探索者達は自らの凄惨な死に様を幻視することになる」


『叡智の図書館ライブラリー』で『黒革の手帳』の中身を読み、『対三賢人』の特殊補正が入っている場合はここで正気度チェックは無し。それ以外の場合は<SAN値チェック:1D6/1D30>。




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・慈悲なる研究室』を初めて訪れた時その二)

「次に目に入るのは巨大なシリンダーのようなガラスケースだ。広大な研究室に無数に置かれた巨大なシリンダーのほとんどの中身は空になっている。だが、注意深く見ていけば、その中にいくつか緑色の薬液が満ちているものを発見できる筈だ。シリンダーの上にはそれぞれ数字が割り振られており、奥に進めば進むほど、右に進めば進むほど数字が大きくなっていくようである。『1』と書かれたものは空、『2』と書かれたものは空――空になっているシリンダーを辿っていくと、探索者達は気づくことになる。薬液に満ちたシリンダーは全てかなり大きな数字、それも探索者達の手首に嵌められた数字にかなり近い値、つまりかなり巨大な数ばかりであることに。背中に冷たいものが走る感覚に苛まれながら更に歩き続けると、探索者達の背筋をゾクっと駆け抜ける感覚があった。自分の手首に嵌められたリストバンドと同じ数字の場所に、人間の身体が入っていたのだ。その身体を見て、貴方は間違いなく確信するだろう。――そこにあるのは、自分達の身体であることを」

<SAN値チェック:1/1D6>




【情報(『神の間サンクチュアリ・嘆きの宮殿』編)】

 無数のシリンダーが規則正しく置かれて巨大な部屋で、奥にはラスボスのいる最後のエリアに通じる巨大な門がある。

 技能を使わないで分かるものは以下の通り。事前に探索者達に伝えておいて頂きたい。

 それぞれについて、近づいた際に得られる情報は後述。


 シリンダーに入っている探索者達は、連れ去られた時と同様の服装をしている。

 シリンダーの横には脳波を示すと思われるモニターがあり、 その波長はとても緩やかである。まるで魂が入っていないように。

 シリンダーには「認証装置」と探索者の母国語で書かれた何かがある。


『詳細情報』

 装置の使い方はアルスから聞くことができるので後述。

 完全に一部のクトゥルフTRPGにありがちな正気度を削ってくる科学ホラーな装置だが、今回のシナリオでミ=ゴが味方であったように、この装置も心強い味方となってくれるだろう。

 この装置は神が用意してくれた慈悲の結晶と言えるもの。簡単に言えばリトライ装置である。戦闘で死亡した場合、+10ターンが経過したという状況から再戦することができる。ただし、復活できるのは各自一回のみ。

 『叡智の図書館ライブラリー』で『黒革の手帳』の中身を読んでいればほとんど無用の長物になるのはナイショ。(一応、キャラロスト攻撃を一度だけ無効化する手段にはなり得る)。


【アルスから聞き取れる情報】

 アルスから聞き取れる情報は以下の通り。

「この機械は一体何なのか?」……「ここにあるのは君達の身体だ。しかし、同時に君達の身体も本物なのだ。理解不能だろう? それで良いのだ。神の御業など人間に理解できる筈がないだろう? 『認証装置』と書かれたところにリストバンドを近づければ、認証される。貴方達自身の魂と、これまでの辛い旅で得られた力は全てその身体に継承……いや、コピーされるという方が自然だろうか? 君達が死した時、この扉は開かれる。安心したまえ、神を殺せばこの装置は破壊される。同じ人間が二人存在することはない。……だが、命が二つあるからと安心するべきではないぞ。私はそう慢心して、二度殺されたのだからな」




(【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・慈悲なる研究室』を初めて出て、最上階『神の間サンクチュアリ・終焉の神域』に初めて向かう時)

「神域へと繋がる門に入ろうとした時、ヒタヒタと足音がしてアルスが近づいてくる。『本当に不甲斐ない気持ちでいっぱいだ。平穏な世界を生きてきた、この世界とは無関係な君達を頼らざるを得ないこと、本当に申し訳なく思う。――だが、私にできることはただ祈ることだけだ。どうか、探索者の皆様、この世界を救ってください』。恭しく頭を下げるアルスに見送られながら、探索者達は門を潜った。――そして」

※リトライの際にこのイベントはない。また、アルスは『神の間サンクチュアリ・嘆きの宮殿』の廊下まで戻っている。




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・終焉の神域』を初めて訪れた時)

「門を抜けると、そこは明るい世界だった。天井、床、周囲――その全てがガラス張りになっているような奇妙な部屋で、その先には澄んだ青空が広がっている。しかし、すぐ近くにある筈のガラスは少し歩くと遠退いたように錯覚する。狭いような、それでいて広いような……どこまでも続いているような、周囲だけで完結しているような、距離感覚が麻痺した奇妙な感覚に陥る。ザーッという音を立て、まるでバグが発生したかのようにテレビの砂嵐のような、或いはモザイクのようなそういったものが門を覆い、門は跡形もなく消えてしまった。最早退路はない。『ようこそ、探索者達よ。我が神域へ。まずは、ここまで至れたことを、褒めて遣わそうぞ』。荘厳で恐れ多く、今にもひれ伏してしまいそうな声が頭上より響いた。気がつくと、目の前に白衣を纏った男の姿が現れていた」




【会話イベント(通常):『狂神』アゼルクオン】

「我が名はアゼルクオン、ご存知だろうがこの世界の神だ。いや、唯一絶対なる神、唯一神と言い換えるべきだな。流石の文明が遅れた世界の者達の貧相な脳でも状況は理解できているだろうが、この我が貴様達をこの遊戯盤へと招待したのだ。我は最強だが、それ故に退屈なのだ。暇を持て余した我は我を倒せるかもしれない者達を攫い、集め、このゲームを始めた。実際、この地まで辿り着く者も多かったな。あゝ、不甲斐ない者達ならここに辿り着く者が現れる度に世界と共に復活させている。幾度となく世界は滅び、再び創造され、破壊され、繰り返し繰り返し破壊と再生を行ったものだ。まあ、矮小な奴らはその事実に気づけていないがな」


「だが、我もそろそろ飽きてきた。だから、これで最後にするつもりだ。飽きた箱庭も我が手で潰す。……だが、貴様達も流石にこの世界のために戦うという気にはなれんだろう? だから、特別に、我が直々に貴様達のやる気を出させてやろう!」


 『狂神』アゼルクオンの目がキラリと輝いた気がした。すると探索者の脳内に恐ろしい光景が過ぎる。

 それは、この神域に地球が落下する瞬間の光景であった。激しい爆発と共に地球は無数の石塊と化して崩れ去る。炎が激しく燃え上がり、海は一瞬にして蒸発した。そのような状況で生命など生きられる筈もない。人が死ぬ人が死ぬ人が死ぬ。大切な人も、そうでない人も、あらゆる生物が終わりを迎える。

 そんな未来を探索者は幻視する。

『叡智の図書館ライブラリー』で『黒革の手帳』の中身を読み、『対三賢人』の特殊補正が入っている場合はここで正気度チェックは無し。それ以外の場合は<SAN値チェック:1D10/1D1,000>。


※なお、ここで狂気に陥ってもキャラロストにはならず、そのまま戦闘場面に突入する。


「貴様達に与えられたターンは1,000。私をそれまでに倒すことができれば、惨劇は止められ、二つの世界は救われるだろう。勇敢な者達よ! さあ、始めよう! 神話の一頁となる二つの世界の存亡を賭けた戦いをッ!!!」




【会話イベント(特殊):『狂神』アゼルクオン】

 【SPECIAL CONVERSATION:ユミリア×藍華】のイベントシーンを確認後、ユミリアを仲間に連れてきた場合のみこちらとなる。


アゼルクオン「我が名はアゼルクオン、ご存知だろうがこの世界の神だ。いや、唯一絶対なる神、唯一神と言い換えるべきだな。流石の文明が遅れた世界の者達の貧相な脳でも状況は理解できているだろうが、この我が貴様達をこの遊戯盤へと招待したのだ。……どうやら招かれざる客がいるようだがね。勇者ユミリア。我に臆していると思っていたが……」


ユミリア「怖いわ。それは事実よ。……ずっと目を背けてきた。滅びを迎えては復活する世界で、私だけはその全てを認識していた。貴方の手によって滅ぼされるのを何度だって、何度だって見てきた。でもね、(探索者達の名前にさん付け)――ここにいるみんなが教えてくれたの。いつまでも、このままじゃいけないって。前を向いて生きていかなければならないんだって。だから、私も覚悟を決めたの。貴方を倒すって」


アゼルクオン「フハハハ! アハハハ! 面白い! 実に面白いことを言う!! 臆病ものの小娘風情が! お前さえ、お前さえ向き合っていればッ!! ……まあ、良い。話を進めよう。流石の文明が遅れた世界の者達の貧相な脳でも状況は理解できているだろうが、この我が貴様達をこの遊戯盤へと招待したのだ。我は最強だが、それ故に退屈なのだ。暇を持て余した我は我を倒せるかもしれない者達を攫い、集め、このゲームを始めた。実際、この地まで辿り着く者も多かったな。あゝ、不甲斐ない者達ならここに辿り着く者が現れる度に世界と共に復活させている。幾度となく世界は滅び、再び創造され、破壊され、繰り返し繰り返し破壊と再生を行ったものだ。まあ、矮小な奴らはその事実に気づけていないがな。その光景をこの小娘はずっと見てきたという訳だ。そして何もしなかったということだ。勇者なんて異名には相応しくない小心者よ」


アゼルクオン「だが、我もそろそろ飽きてきた。だから、これで最後にするつもりだ。飽きた箱庭も我が手で潰す。……だが、貴様達も流石にこの世界のために戦うという気にはなれんだろう? だから、特別に、我が直々に貴様達のやる気を出させてやろう!」


 『狂神』アゼルクオンの目がキラリと輝いた気がした。すると探索者の脳内に恐ろしい光景が過ぎる。

 それは、この神域に地球が落下する瞬間の光景であった。激しい爆発と共に地球は無数の石塊と化して崩れ去る。炎が激しく燃え上がり、海は一瞬にして蒸発した。そのような状況で生命など生きられる筈もない。人が死ぬ人が死ぬ人が死ぬ。大切な人も、そうでない人も、あらゆる生物が終わりを迎える。

 そんな未来を探索者は幻視する。

『叡智の図書館ライブラリー』で『黒革の手帳』の中身を読み、『対三賢人』の特殊補正が入っている場合はここで正気度チェックは無し。それ以外の場合は<SAN値チェック:1D10/1D1,000>


※なお、ここで狂気に陥ってもキャラロストにはならず、そのまま戦闘場面に突入する。


アゼルクオン「貴様達に与えられたターンは1,000。私をそれまでに倒すことができれば、惨劇は止められ、二つの世界は救われるだろう。勇敢な者達よ! さあ、始めよう! 神話の一頁となる二つの世界の存亡を賭けた戦いをッ!!! ついでにそこの勇者にトドメを刺してやる!!」


ユミリア「私は……いえッ! 私達は負けないわ! アゼルクオン! 必ず貴方を倒す!! 貴方の思い通りには、もうさせないわ!!」




【『狂神』アゼルクオン戦】

 【会話イベント(通常):『狂神』アゼルクオン】or 【会話イベント(特殊):『狂神』アゼルクオン】が終了後にバトル開始。

 勝利条件は『狂神』アゼルクオンのHPを削り切ることのみ。

 なお、三連戦の舞台となる神域の広さは縦∞、横∞、高さ∞の大きさである。


※リトライの場合はHPと通算ターンのみ継続し、行動パターンは初手に戻る。


-----------------------------------------------

(ラストボスエネミー)

『狂神』アゼルクオン

HP:200(固定) MP:9999(自動回復9999)

STR:200 CON:1500 SIZ:80 DEX:9999 INT:9999 POW:9999 DB:+2D10 SAN:-666 移動:12

備考:秘密組織『蛮神討伐研究会』の最高幹部『三賢人』の一人。父親は生まれる前に【大戦】への従軍で戦死。優しい母と自分を慕う二人の妹と幸せな暮らしをしていたが【大戦】激化に伴い、戦禍に巻き込まれて大切な家族を一度に亡くした。神への怒りを心の中で燃やしたアゼルクオンは同志を探し求め、ついに秘密組織『蛮神討伐研究会』を結成するに至る。最高幹部である『三賢人』との関係は極めて良好だった。激化する【大戦】、増え続ける死者……この状況を変えるべく試行錯誤する中、遂に仲間であるオルヴストゥラが方法を発見する。失敗確率が高く、危険も多い人体実験も成功の兆しが見えたが、カバルスターとオルヴストゥラは相次いで失敗。一縷の望みを託されたアゼルクオンは手術を受けて成功する。しかし、神の力をその身に取り込むことで精神は汚染され、遂に発狂。凶悪なる破壊神、傲慢で自らが嫌っていた神そのものへと成り果てた。『神』という共通属性による量子共振、そして、その同調状態による因果律への限定干渉を可能とする力を持ち、この世界――ポルナ=パルヴァド界の『神』に対して絶対的な優位性、強制的に死を確定させる力を有する。その力で武器を振るうことすらなく殺意だけで全ての神を殺した。また、『異界の神』の干渉を無効化する力を手に入れている。「死霊秘法がアザトホートという名称で慈悲深くも隠した、あの角のある空間の向うのもの凄い原子核の渾沌世界」ですらも彼にいかなる干渉も行うことは不可能だろう。彼にダメージを与えられるのは、まだ神の座に至っていない生命のみである。

一ラウンド数の攻撃は一回。

攻撃方法:神の力を駆使する。

保有技能:<神技(99)> <魔法(99)> <物理学(99)> <化学(99)> <ポルナ=パルヴァド神話(99)> <回避(10)>

※ただし、特定の技能値ではなく<回避>以外は各種技に振られた技能値で判定する。

※神は下賎な人間如きの攻撃など痛痒にも感じない。故に<回避>を使う必要などなくこの数値である。要するに徹底的に舐められている。


行動は以下のサイクルで行われる。

※技能値が9999となっている技はダイスロールせずに確定で成功する。


一ターン目

<ダークマター・ディミニッシュ(9999)> 敵全体に攻撃を大幅にカットするバリアを貼る+敵全体に現在HPと同値の固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避不可能。1D9を振って出た目だけHPが残る。コストはMP1のみ。

※名前の由来はダークマター+音楽用語では減七度を意味する(diminish)。ちなみに、「減少させる」や「小さくさせる」という意味の他に「軽んじる」という意味もあり、技名は「軽んじる」の方に由来する。

※必ずそのターンの最後に行動する。


二ターン目

<神の施しをやろう(9999)> 敵全体のHP、MP、正気度を全回復させる+状態異常を回復させて狂気を消し去る+自身にあらゆる攻撃を三回だけ完全にカットするバリアを貼る。コストはMP1のみ。

※必ずそのターンの最後に行動する。


三ターン目から八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


十ターン目

<死の舞踏ダンス・マカルブ(9999)> 30D2×人数分+1D100で3以下と97以上の場合に瘴気ミアズマのバッドステータスが発生する。この瘴気ミアズマのバッドステータスが発生した場合、毎ターン1D10のダメージを受ける。万能薬を飲ませる方法以外でこの状態異常を回復させる方法はない。回避可能。


十一ターン目から十八ターン目

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


二十ターン目

<死を忘れること勿れメメント・モリ(9999)> 敵単体に最大HPと同値の固定ダメージを与える。回避可能。


二十一ターン目から二十八ターン目

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


二十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


三十ターン目

<聖なる審判ディヴァイン・ジャッジメント(9999)> 次のターンまでにその場から一歩も動かなかった対象に1D100のがダメージを与える。回避不可能。コストはMP1のみ。


三十一ターン目から三十八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


三十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


四十ターン目

<天上の炎メギド(9999)> 3D100+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。


四十一ターン目から四十八ターン目

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


四十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


五十ターン目

<終末砲ラグナロク(9999)> 命中確率1/3で、命中した場合に1D1000+DBのダメージを与える。回避可能。コストはMP1のみ。


五十一ターン目から五十八ターン目

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


五十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


六十ターン目

<摩訶鉢特摩コーキュートス(9999)> 1D100×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。


六十一ターン目から六十八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


六十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


七十ターン目

<死の舞踏ダンス・マカルブ(9999)> 30D2×人数分+1D100で3以下と97以上の場合に瘴気ミアズマのバッドステータスが発生する。この瘴気ミアズマのバッドステータスが発生した場合、毎ターン1D10のダメージを受ける。万能薬を飲ませる方法以外でこの状態異常を回復させる方法はない。回避可能。


七十一ターン目から七十八ターン目

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


七十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


八十ターン目

<死を忘れること勿れメメント・モリ(9999)> 敵単体に最大HPと同値の固定ダメージを与える。回避可能。


八十一ターン目から八十八ターン目

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


八十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


九十ターン目

<聖なる審判ディヴァイン・ジャッジメント(9999)> 次のターンまでにその場から一歩も動かなかった対象に1D100のがダメージを与える。回避不可能。コストはMP1のみ。


九十一ターン目から九十八ターン目

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。


九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


百ターン目

<終末砲ラグナロク(9999)> 命中確率1/3で、命中した場合に1D1000+DBのダメージを与える。回避可能。コストはMP1のみ。


百一ターン目から百九十八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


二百ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


二百一ターン目から二百九十八ターン目

<アトミック・ドライブ(99)> 1D10×1D100 <魔法(99)>と<物理学(99)>の融合技。核エネルギーを収束して撃ち出す。コストはMP70のみ。オルヴストゥラの編み出した魔法。

<ケミカル・ジャグリング(99)> 1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+DB 1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、DBで一回、それぞれ個別に対象を指定することができ、それぞれに<回避>を振ることができる。化学物質を変化させた火の玉をお手玉して、次々と放つ。


二百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


三百ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


三百一ターン目から三百九十八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


三百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


四百ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


四百一ターン目から四百九十八ターン目

<アトミック・ドライブ(99)> 1D10×1D100 <魔法(99)>と<物理学(99)>の融合技。核エネルギーを収束して撃ち出す。コストはMP70のみ。オルヴストゥラの編み出した魔法。

<ケミカル・ジャグリング(99)> 1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+DB 1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、DBで一回、それぞれ個別に対象を指定することができ、それぞれに<回避>を振ることができる。化学物質を変化させた火の玉をお手玉して、次々と放つ。


四百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


五百ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


五百一ターン目から五百九十八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


五百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


六百ターン目

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。


六百一ターン目から六百九十八ターン目

<アトミック・ドライブ(99)> 1D10×1D100 <魔法(99)>と<物理学(99)>の融合技。核エネルギーを収束して撃ち出す。コストはMP70のみ。オルヴストゥラの編み出した魔法。

<ケミカル・ジャグリング(99)> 1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+DB 1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、DBで一回、それぞれ個別に対象を指定することができ、それぞれに<回避>を振ることができる。化学物質を変化させた火の玉をお手玉して、次々と放つ。


六百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


七百ターン目

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。


七百一ターン目から七百九十八ターン目

<燃え盛る炎舞(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に炎上発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D6のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<真紅の爆発(99)> 1D36+1D100で10以下の場合に炎上の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<解き放つ氷の槍(99)> 1D6×人数分+1D100で10以下の場合に凍傷の発生。何らかの処置を施さない場合、毎ターン確定で1D3のダメージを受ける。回避可能。コストはMP1のみ。

<閃く雷鳴(99)> 敵単体に3D3のダメージ。電撃による連続攻撃。あまりに攻撃が早過ぎるため回避不可。コストはMP1のみ。

<ダンシング・ブレイズ(99)> 1D6+3 魔術で操った魔術付与ナイフを飛ばして攻撃する。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ショット(99)> 1D6+6 魔術によって霊的エネルギーを生成して打ち出す。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・アローズ(99)> 4D3 魔術によって霊的エネルギーを無数の矢へと変化させて解き放つ。回避可能。コストはMP1のみ。

<アストラル・ジャベリン(99)> 1D6+1×人数分 全体攻撃。 魔術によって霊的エネルギーを生成して上空へと放ち、敵の頭上から無数の霊的な槍の雨を降らせる。回避可能。コストはMP1のみ。

<光なき世界(99)> 1D6×人数分。闇属性の魔力が敵を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


七百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


八百ターン目

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。


八百一ターン目から八百九十八ターン目

<アトミック・ドライブ(99)> 1D10×1D100 <魔法(99)>と<物理学(99)>の融合技。核エネルギーを収束して撃ち出す。コストはMP70のみ。オルヴストゥラの編み出した魔法。

<ケミカル・ジャグリング(99)> 1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+1D10+DB 1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、1D10で一回、DBで一回、それぞれ個別に対象を指定することができ、それぞれに<回避>を振ることができる。化学物質を変化させた火の玉をお手玉して、次々と放つ。


八百九十九ターン目

<力を溜めている(9999)> 何もしない。


九百ターン目

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。


九百一ターン目から九百九十九ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。


千ターン目以降

<世界最期の日-インパクト・オブ・アース-(9999)> 地球が探索者の頭上に出現し、そのまま高速で神域に激突する。世界滅亡バッドエンドとなる。


バナナの皮を投げられた場合の反応

「この神域にバナナの皮を放るか! 神の御前であるぞ! 無礼者が!!」

 この台詞の後、第一形態時と第二形態時の与えるダメージが二倍になる。


即死するほどのオーバーキルダメージを喰らって生存した場合

「神の力を受けて何故生きている! あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ない!!」


※HPがゼロになると第二形態に移行する。

-----------------------------------------------




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・終焉の神域』にて『狂神』アゼルクオン(第一形態)を撃破時)

「アゼルクオンは膝を突く。怒りと怨嗟が滲み出た顔を浮かべながら、アゼルクオンは吠えた。ムグムグと背中が動き、無数の顔や腕や足などが適当に寄せ集められたような肉の翼が形成される。黒かった瞳は銀色と金色のオッドアイに変化し、スーツのズボンに穴が空いてそこから大蛇が尻尾の如くにょきっと生えてくる。隆起した筋肉に耐えきれなくなり白衣と白いカッターシャツが弾け飛んだ。三つの光輪が形成され、まるで魔法陣のような幾何学模様の青い輝きが天使の輪の如くアゼルクオンの頭の上に出現する。『まさか、我が本来の姿を見せることになるとはな』……禍々しい剣をどこからともなく生み出した『狂神』アゼルクオン――否、『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオンは不敵な笑みを浮かべた」


【『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオン戦】

 『狂神』アゼルクオン撃破後の描写終了後にバトル開始。

 勝利条件は『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオンのHPを削り切ることのみ。


-----------------------------------------------

(ラストボスエネミー)

『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオン

HP:400(固定) MP:9999(自動回復9999)

STR:600 CON:9999 SIZ:80 DEX:9999 INT:9999 POW:9999 DB:+2D10 SAN:-666 移動:15/飛行:99

備考:アゼルクオンの第二形態。本人曰く神本来の姿。耐性含めて基本的な部分は変わっていないが、厄介さは増している。

一ラウンド数の攻撃は一回。

攻撃方法:神の力を駆使する。

保有技能:<神技(99)> <近接格闘(刀剣)(99)> <魔法(99)> <天文学(99)> <ポルナ=パルヴァド神話(99)> <回避(10)>


※ただし、特定の技能値ではなく<回避>以外は各種技に振られた技能値で判定する。


一ターン目

<『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオンは翼に雷撃を溜め込んでいる(9999)> 行動無し。次のターンに確定で<ボルテージ・ウィングダイブ(99)>を使用する。

<『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオンは大気中から水分を凝縮している(9999)> 行動無し。次のターンに確定で<ボルテックス・ハイドロバースト(99)>を使用する。


二ターン目

<ボルテージ・ウィングダイブ(99)> 2D50+DB+10以下の場合に麻痺の状態異常の付与。何らかの処置を施さない場合、1/2の確率で行動不能になる。回避可能。

<ボルテックス・ハイドロバースト(99)> 60D3+攻撃対象の敵単体をノックバックして30m後方まで吹き飛ばす。回避可能。


三ターン目から九ターン目

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


十ターン目

<パルサー・レーザー(9999)> 1D200+DB 宇宙の灯台の異名を持つパルサーの如く中性子エネルギーの奔流を放つ。回避可能。


十一ターン目から二十九ターン目

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


三十ターン目

<クエーサー ・カッター(9999)> 6D80+DB クエーサーを彷彿とさせる巨大な回転体を放つ。


三十一ターン目から四十九ターン目

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


五十ターン目

<グレート・アトラクター(99)> 1D1000+100+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。小規模な銀河を創造し、狙った目標の付近で銀河面の衝突を引き起こす。回避可能。コストはMP1のみ。


五十一ターン目から八十九ターン目

<メテオ・ストライク(99)> 1D320+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。隕石を落下させる。回避可能。コストはMP1のみ。

<ミーティア・レイン(99)> 1D320+DB×人数分 <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。無数の流星を降り注がせる。コストはMP1のみ。

<ゲート・オブ・ディメンジョン(99)> 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動する。コストはMP1のみ。


九十一ターン目から九十九ターン目

<ゲート・オブ・ディメンジョン(99)> 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動する。コストはMP1のみ。

<瞬間飛空剣(9999)> 1D50+DB 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<瞬間連続剣(9999)> 50D2 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


百ターン目

<カイパーベルト・ラッシュ(99)> 1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+DB 出現させた無数の小惑星を次々と敵にぶつける攻撃。1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一回<回避>を振ることが可能。また、攻撃対象も1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一人自由に選択することができる。


百一ターン目から百九十九ターン目

<ゲート・オブ・ディメンジョン(99)> 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動する。コストはMP1のみ。

<瞬間飛空剣(9999)> 1D50+DB 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<瞬間連続剣(9999)> 50D2 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


二百ターン目

<ハビタブル・ゾーン(99)> 1D10個の半径9mの円をそれぞれ1D10mの距離に放つ。それぞれの円毎に1D10mを判定。この円形に三ターン以内に入れなかった場合、極寒と灼熱が交互に押し寄せ、毎ターン1D20と1D15ダメージを交互に受ける。


二百一ターン目から二百九十九ターン目

<ボルテージ・ウィングダイブ(99)> 2D50+DB+10以下の場合に麻痺の状態異常の付与。何らかの処置を施さない場合、1/2の確率で行動不能になる。回避可能。

<ボルテックス・ハイドロバースト(99)> 60D3+攻撃対象の敵単体をノックバックして30m後方まで吹き飛ばす。回避可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


三百ターン目

<カイパーベルト・ラッシュ(99)> 1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+DB 出現させた無数の小惑星を次々と敵にぶつける攻撃。1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一回<回避>を振ることが可能。また、攻撃対象も1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一人自由に選択することができる。


三百一ターン目から三百九十九ターン目

<ゲート・オブ・ディメンジョン(99)> 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動する。コストはMP1のみ。

<瞬間飛空剣(9999)> 1D50+DB 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<瞬間連続剣(9999)> 50D2 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


四百ターン目

<ハビタブル・ゾーン(99)> 1D9個の半径9mの円をそれぞれ1D10mの距離に放つ。それぞれの円毎に1D10mを判定。この円形に三ターン以内に入れなかった場合、極寒と灼熱が交互に押し寄せ、毎ターン1D20と1D15ダメージを交互に受ける。


四百一ターン目から四百九十九ターン目

<ボルテージ・ウィングダイブ(99)> 2D50+DB+10以下の場合に麻痺の状態異常の付与。何らかの処置を施さない場合、1/2の確率で行動不能になる。回避可能。

<ボルテックス・ハイドロバースト(99)> 60D3+攻撃対象の敵単体をノックバックして30m後方まで吹き飛ばす。回避可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


五百ターン目

<カイパーベルト・ラッシュ(99)> 1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+DB 出現させた無数の小惑星を次々と敵にぶつける攻撃。1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一回<回避>を振ることが可能。また、攻撃対象も1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一人自由に選択することができる。


五百一ターン目から五百九十九ターン目

<ゲート・オブ・ディメンジョン(99)> 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動する。コストはMP50のみ。

<瞬間飛空剣(9999)> 1D50+DB 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<瞬間連続剣(9999)> 50D2 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。


六百ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


六百一ターン目から六百九十九ターン目

<ボルテージ・ウィングダイブ(99)> 2D50+DB+10以下の場合に麻痺の状態異常の付与。何らかの処置を施さない場合、1/2の確率で行動不能になる。回避可能。

<ボルテックス・ハイドロバースト(99)> 60D3+攻撃対象の敵単体をノックバックして30m後方まで吹き飛ばす。回避可能。

<ゲート・オブ・ディメンジョン(99)> 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動する。コストはMP50のみ。

<瞬間飛空剣(9999)> 1D50+DB 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<瞬間連続剣(9999)> 50D2 時空を超越する門を生み出し、距離を無視して移動した後、斬撃を浴びせる。回避不可能。

<飛空剣(99)> 1D50+DB 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を浴びせる。回避可能。

<飛空連続剣(99)> 50D2 翼を広げて高速急降下し、至近距離から斬撃を連続で浴びせる。回避可能。

<ウィングリッパー(99)> 3D10+3D6+3D3+DB 翼で無数の飛ぶ斬撃を発生させ、敵単体に連続で切り裂く。3D10で一回、3D6で一回、3D3で一回、DBで一回それぞれ<回避>を振ることができる。

<メテオ・ストライク(99)> 1D320+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。隕石を落下させる。回避可能。コストはMP1のみ。

<ミーティア・レイン(99)> 1D320+DB×人数分 <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。無数の流星を降り注がせる。コストはMP1のみ。


七百ターン目

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。


七百一ターン目から九百九十九ターン目

<パルサー・レーザー(9999)> 1D200+DB 宇宙の灯台の異名を持つパルサーの如く中性子エネルギーの奔流を放つ。回避可能。

<クエーサー ・カッター(9999)> 6D80+DB クエーサーを彷彿とさせる巨大な回転体を放つ。

<グレート・アトラクター(99)> 1D1000+100+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。小規模な銀河を創造し、狙った目標の付近で銀河面の衝突を引き起こす。回避可能。コストはMP1のみ。

<ハビタブル・ゾーン(99)> 1D10個の半径9mの円をそれぞれ1D10mの距離に放つ。それぞれの円毎に1D10mを判定。この円形に三ターン以内に入れなかった場合、極寒と灼熱が交互に押し寄せ、毎ターン1D20と1D15ダメージを交互に受ける。

<カイパーベルト・ラッシュ(99)> 1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+DB 出現させた無数の小惑星を次々と敵にぶつける攻撃。1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一回<回避>を振ることが可能。また、攻撃対象も1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一人自由に選択することができる。

<メテオ・ストライク(99)> 1D320+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。隕石を落下させる。回避可能。コストはMP1のみ。

<ミーティア・レイン(99)> 1D320+DB×人数分 <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。無数の流星を降り注がせる。コストはMP1のみ。

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。


通算千ターン目以降

<世界最期の日-インパクト・オブ・アース-(9999)> 地球が探索者の頭上に出現し、そのまま高速で神域に激突する。世界滅亡バッドエンドとなる。


バナナの皮を投げられた場合の反応

「この神域にバナナの皮を放るか! 神の御前であるぞ! 無礼者が!!」

 この台詞の後、第一形態時と第二形態時の与えるダメージが二倍になる。


即死するほどのオーバーキルダメージを喰らって生存した場合

「神の力を受けて何故生きている! あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ない!!」


※HPがゼロになると第三形態に移行する。

-----------------------------------------------




【描写】(最上階『神の間サンクチュアリ・終焉の神域』にて『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオン(第二形態)を撃破時)

「アゼルクオンは勢いよく地面に叩きつけられた。『この……我が……矮小な者達に!? あり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬあり得ぬ』……アゼルクオンが呪詛の如く言葉を垂れ流す。目は血走り、焦点が定まらない。刹那、アゼルクオンの身体から赤いオーラが吹き出した。猛烈なエネルギーが迸る中、アゼルクオンの身体に変化が生じる。人の形を保っていた肉は急速に隆起し、身体から腕や足、人の胴体や顔などが現れる。少年の顔、少女の顔、老人の顔、老婆の顔、男の顔、女の顔、顔顔顔顔……翼は蝙蝠の如き翼へと生え変わり、その翼には無数の目玉が嵌っている。焦点が定まらずぐるぐると動く瞳は実に不気味だ。輝く光輪は闇に堕ち、赤きオーラはやがて黒々としたオーラへと変貌する。――神は狂った。狂いに狂った。ただ、全てを破壊する神と化した『破壊神翼』アゼルクオン=ジェノメントは吠えた。獣の如く獣声という名の産声をあげた。最早そこに、世界の平穏を願った男の姿は欠片も見て取れない。――ロッシュ限界が間近に迫る。人と神、どちらかが砕け散る最期の戦いが幕を開けた」


【『破壊神翼』アゼルクオン=ジェノメント戦】

 『狂える神翼』アゼルクオン=フェザリオン撃破後の描写終了後にバトル開始。

 勝利条件は『破壊神翼』アゼルクオン=ジェノメントのHPを削り切ることのみ。勝利すると「エンディングA」を見ることができる。

※ジェノメントとは、ジェノサイド+ジャッジメントを組み合わせた造語。全てを破壊し、生きとし生けるもの全てを殲滅する神に相応しい名。


-----------------------------------------------

(ラストボスエネミー)

『破壊神翼』アゼルクオン=ジェノメント

HP:999(固定) MP:9999(自動回復9999)

STR:9999 CON:9999 SIZ:666666 DEX:9999 INT:0 POW:9999 DB:+1D100 SAN:-666 移動:256/飛行:256

装甲:全ての攻撃に対して200ポイントの魔術的装甲がある。

備考:アゼルクオンの第三形態。完全に狂い破壊神になった姿。耐性含めて基本的な部分は変わっていないが、厄介さは増している。

一ラウンド数の攻撃は一回。

攻撃方法:神の力を駆使する。

保有技能:<神技(99)>

※ただし、特定の技能値ではなく各種技に振られた技能値で判定する。

<暴走・殴り(9999)> 1D10000+DB 1D100振って5以下の時のみ成功。殴る。回避可能。

<暴走・殴りまくる(9999)> 10D10000+DB 1D100振って95以上の時のみ成功。殴りまくる。回避可能。

<暴走・破壊光爆(9999)> 部屋全体に1D1000のダメージ。1D1000振って5以下の時のみ成功。部屋全体を破滅の光で包み込む。回避不可能。

<暴走・破壊光線(9999)> 正面方向に1D1000のダメージ。1D1000振って995以上の時のみ成功。破壊光線を解き放つ。回避可能。

<暴走・ワープ(9999)> エリアのどこかにワープする。

<激シい苦しミ(9999)> 自身に1D100の自傷ダメージ。

<暴走・混迷(9999)> 1D10000×人数分+ 攻撃対象の敵単体をノックバックして3,000m後方まで吹き飛ばす。1D1000振って2以下の時のみ成功。回避可能。無数の黒い光の柱を打ち立てる。

<アゼルクオンは正気を取り戻しかけている(9999)> 行動無し。次のターンから行動変化①へ。


行動変化①

<パルサー・レーザー(9999)> 1D200+DB 宇宙の灯台の異名を持つパルサーの如く中性子エネルギーの奔流を放つ。回避可能。

<クエーサー ・カッター(9999)> 6D80+DB クエーサーを彷彿とさせる巨大な回転体を放つ。

<グレート・アトラクター(99)> 1D1000+100+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。小規模な銀河を創造し、狙った目標の付近で銀河面の衝突を引き起こす。回避可能。コストはMP1のみ。

<ハビタブル・ゾーン(99)> 1D10個の半径9mの円をそれぞれ1D10mの距離に放つ。それぞれの円毎に1D10mを判定。この円形に三ターン以内に入れなかった場合、極寒と灼熱が交互に押し寄せ、毎ターン1D20と1D15ダメージを交互に受ける。

<カイパーベルト・ラッシュ(99)> 1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+1D50+DB 出現させた無数の小惑星を次々と敵にぶつける攻撃。1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一回<回避>を振ることが可能。また、攻撃対象も1D50とDB、それぞれ一回の試行につき一人自由に選択することができる。

<メテオ・ストライク(99)> 1D320+DB <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。隕石を落下させる。回避可能。コストはMP1のみ。

<ミーティア・レイン(99)> 1D320+DB×人数分 <魔法(99)>と<天文学(99)>の融合技。無数の流星を降り注がせる。コストはMP1のみ。

<ダークマター(99)> 敵全体に9999固定ダメージ。完全暗黒物質が敵全体を襲う。回避可能。コストはMP1のみ。

<ブラックホール(99)> 敵全体をキャラロストに至らしめる。超重力場の形成によってブラックホールを生成しめ敵全体を飲み込む。この効果は神格にも有効。回避可能。コストはMP1のみ。

※いずれかの技一つを使用後、行動変化②に移行する。


行動変化②

<アゼルクオンの意識は再び闇の深淵に引きずり込まれた(9999)> 行動無し。次のターンから通常行動に戻る。


通算千ターン目以降

<世界最期の日-インパクト・オブ・アース-(9999)> 地球が探索者の頭上に出現し、そのまま高速で神域に激突する。世界滅亡バッドエンドとなる。

-----------------------------------------------


ユミリアがいない場合

               (→エンディングAへ)。


ユミリアが仲間にいる場合

               (→エンディングCへ)。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る