終末が起こる事の本当の理由

■終末とは

 世界が滅び文明が滅ぶことである。


■なぜ起こるのか?

 この世界は神々の遊び場である。勝者と敗者が完全に決着が着き、逆転は起こらない状態になった時、チェスでチェックメイトになった時に盤面の駒を全て元通りにして次の勝負に挑むのだ。

 人間からしたら、全てがひっくり返る大ごとだが、神々の感覚ではチェスの盤面を元通りにした位の感覚である。


■救世主

 この世界は善と悪の陣営で争っている。そして、悪の陣営の方が強い。なので、一発逆転の手段として、善の陣営には救世主というチートの駒が用意されている。

 このチートの駒は、この世界の真実を知ることが出来、善にも悪にも加担していない中立の陣営に居る人々を善の陣営に引き込む力がある。成功例はインドの釈迦とガンジーであり、失敗例はキリストである。

 ちなみに、救世主が失敗しても終末が必ず起こる訳ではない。救世主の出現で悪の陣営の支配力が落ち、逆転の可能性が残っていればゲームは続行する。

 キリストが失敗した理由は、天国と地獄を作った事により、善と悪の対立構造が出来た事である。その為、キリスト教の教えが多くの戦争の理由にされている。キリスト教の教えが悪いのではなく、悪に利用されるような解釈が出来てしまう事がまずかったのだ。


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