罪と罰
罪など最初から無い。自分にとって許せない事象を罪と言っているだけだ。自分の価値に合わないものを拒絶しているだけなのだ。全てを拒絶し自分だけが心地いい世界の事を天国という。
その天国は他人から見たら地獄なのだ。金持ちは天国に居る。聖職者も天国に居る。だが、金持ちから見たら聖職者は貧乏で楽しい事を何もしていない地獄に居るという。聖職者からしたら、金持ちは悪行の限りを尽くし罪を重ね地獄に落ちると思っている。
どちらも拒絶から発生しているのだ。だから、天国と地獄は表裏一体であり、物事の真実を見ていない。
罪とは自分の価値観に合わないものの事、罰とは自分の価値観に合わないことをしている他人への嫉妬から生まれる感情でしかない。
それを理解して、自分だけの天国に居たいのであれば、そうすればいい。神は何も強制をしない。当人が居たいと思う世界に案内しているだけなのだ。
天国にも地獄にも行きたくないのなら、罪を許し、自分を許し、他人を許し、この世界はドラマだと理解し、罰を望まず。全力で自分の役を演じればいい。どんな役だったのかは自分自身を知らなければならない。何が好きで、何が嫌いで、何が得意で、何が出来ないのか、全て知った上で、どうやったら幸せになれるのか考え、答えを見つける必要がある。
そうして、全てを肯定した先に、天国でも地獄でもない楽園はある。
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