執着駅

気持ちが終わると


遠い過去みたい




ふとみたあなたの歌のタイトルさえ忘れていた


こんなに単純に変わっていく体が不思議で


ショックではなくて 本当に終わったんだとただ知らされた




何してるのかなって毎日毎日片隅で思ってたのに


あなたを好きで あなたが不思議で


考えているのが楽しかった


同じ思考の人がいて 癒された


少し運命さえ感じていたのに


離れそうで離れないような絶妙な距離だった




だけど、どこかで疲れてしまった


私の気持ちが届いているような 風に流れるだけのような




私だけの特別はなくて 


それでもいいんだと


あなたが幸せならそれでいいと


そう思ってたけど


自分の心騙してただけで 言い聞かせてたみたい




そう 私も思い切り愛されたかった


あなたの特別になりたかった


あなたは傷つかないように柔らかく言うけど


それは優しさじゃないんだよ


可能性がないなら次に進めるように


バサッときってくれればよかったのに


それだけ それだけ 残った




2年前と模様替えした私の心


窓が広くなって風通しも陽当たりもよくなっている


あなたの言葉が闇が


見えないくらい今私の心が眩しいのかも




私の愛し方も


優先順位も


変わっていく


そうやって生きてきた


そんな日々が自然だよ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る