自分を愛すること
「自分を愛しましょう。」どこでも聞く言葉かと思います。頭で理解できても、真の意味で心まで体感するには、自己否定の強い私は時間がかかり、難しかったです。まだ、自分を無意識に厳しめにしてしまうので愛することは練習中です。
まず、「愛する」とはなんぞやということです。昔カトリック系のシスターから聞いた「愛とは嫌いな人でも愛せる」ということが30代になってやっとできるようになりました。その人をそのまま受け入れること、大切にすること、尊重すること、丁寧に接することそういうことが愛なのではないかと思うのです。
自分を愛することができない人は、例えば大切な人、愛する人、大好きな人それは誰でもなんでもいいです。ペットでも推しでも何でもいいです。自分をその人に置き換えてしてみましょう。また、大切な人に今自分がしてることができますか?お客様が家に来たらどうしますか、どうおもてなしますか?それを自分にしてみましょう。その服はお客様に出しても大丈夫ですか?その食事はお客様に出しても大丈夫ですか?それは、それだけ大切にする人間だと認識することと似ていると思います。
そして、愛することの方法の一つに簡単なステップがあります。それは、些細なことでも自分を褒めましょう。自己肯定感は自尊感情の一つなので、生きてく上で大切です。それは、自分が設けた目標に対してではなく、当たり前にしてることから褒めてください。今日起きれてえらい。何事もなく過ごせてえらい。生きてるだけで日々何かしてるのでそれだけで素晴らしいです。大きなことをしなくてもいい。足りないところではなく、今あるところを拾いましょう。それは当たり前ではなく奇跡のようなことかもしれないから。感謝としあわせの視点を増やすことにも繋がります。失敗したり、だめで弱い自分も可愛くてたまらなくなってくれば上出来です。
そして、自分を愛するということは、ただ甘やかすのではなく、私の体を愛してるから健康のために運動させようとか、敢えて難しいことにチャレンジして自分を成長させるとかも愛です。すべて自分のためにとする言動は愛です。
人の価値は市場価値ではありません。これはメンターさんから教えられました。生きていると、社会での自分の価値が必要になってきます。
教育や社会では、数字や生産性のある能力が必要かもしれません。でもそれだけが人間の価値でしょうか。比較したり、正しさを求めることに慣れると自分をそこに乗せてしまいます。それで、ダメだとか劣ってるとか思う必要はないです。そもそも人間の価値は比べて競うような物ではないのです。唯一無二の一点もの。誰にも真似できない命の輝きはどれも素敵です。必要とされてないから、役に立ててない自己効力感がなくたって、無価値ではないです。まだそのような方に出会ってないだけです。命の価値、人の価値と市場価値は全く違います。生きてるだけでみんな素晴らしいし、尊いのです。みんながオリジナルで、何かしら絶対に才能があります。
最後に、ある人が言っていました、長所は尊敬されて、短所は愛されるところだと。だから、どんな自分でも大丈夫。どんな自分でも愛されているよ。
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わたしは大切にするべき存在
あなたも大切にするべき存在
社会でどんな立場だろうが
才能が今役に立たなくても
それは存在を否定しているものではないよ
それは自分を否定する材料じゃないよ
わたしはここにいるだけで愛されている
あなたはここにいるだけで愛されている
生まれ落ちた時
この地球で生かされること赦されたの
この地球で生きることを祝福されたの
ねえ 思い出して
わたしたち 愛の光だったこと
この世界で愛を使えるか
どんな状況でも愛を使えるのか試されているの
だから 自分から愛を 自分から愛に 溢れていたい
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