本の神様

功琉偉 つばさ

君と僕の出会い

表紙

 ねえ、知ってる?本には神様がいるんだよ。

古い本にはもちろん。新しい本にも、出版された本や出版されていない本、完成されていても完成されていなくても。

 どんな本にもその本を書いた人の想いが籠もってる。本のジャンルもなんだって、誰が書いたかなんても関係ない。

本には…物語には神様がいる。

 たくさんの暖かい想いが…宿ってる。


 ねえ、知ってる? 本は読まれれば読まれるほど強くなるんだよ。

読まれてない新しい本の力が弱いってわけでもない。

その作者、その本を読む人、贈る人の想いでもまた神様の力が大きくなるの。


 私はね本の神様が見えるんだ。嘘じゃないよ。

そしてね、たくさん大事にされてきた本はねその本の持ち主がピンチのときに助けてくれるんだ。いつかはわからないけどその本の神様がパァって出てきて私達に力をくれるんだ。

 ねえ、知ってる?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る