第9話 読者選考について
カクヨムコンテストをはじめとして各種コンテストには一次選考として『読者選考』があるものが多数ありますね。
この読者選考は指定された期間に読者からどれだけ評価を貰ったかを基準に順位を出します。
カクヨムコンテストの長編はその順位で上位から運営の決めた通過ラインまでを予選突破としていますが他の同様のコンテストでは『読者からの期間内の評価を参考にして編集が選びます』としているコンテストもあります。
カクヨムコンテストでも短編はこれにあたるようで星が少なくても編集からの拾い上げが期待出来るようです。
この読者選考に関しては賛否両論ありますが、そもそもカクヨムコンテストみたいなお祭りコンテストでは長編だけでも登録数が1万越えととてもではないですが編集や関係者が全ての作品の下読みなど出来るはずもありません。
なので読者からの評価を基準に上位◯%で足切りをするしかないのでしょう。
そのシステムのせいで本来ならば十分に書籍化レベルである作品が埋もれてしまうと聞く事があります。
確かにその説も一理あるとは思いますがルールはルールですのでそういった作品は公募に挑戦するのが正解なのかもしれませんね。
私もカクヨムコンテストは第7回から参加させてもらっていますがそこに狙いを定めて書いておらず、ただ参加基準を満たせそうだから出しておくか、お祭りだし……的な思いで参加していました。
実際、カクヨムコンテストに参加される方の多くはそんな思いで参加されているのではないかと思います。
ただ、私見としてはこれだけ多くの参加作品がある中で『中間選考のみ』なのはいかがなものかと思っています。
たとえば足切りの読者選考は上位10%付近までであくまで『一次選考』として早めに結果を公表して作品をコンテストから開放してあげて他のコンテストにも応募出来るようにしたほうが良いと思います。
読者選考に引っかからなかった良作品は別のコンテストに登録して方が絶対にいいからです。
そして、一次選考を通過した作品から二次選考を通じて最終選考作品として各ジャンル10作品程度に絞って公表。
そこまで残った作品は賞から漏れても編集から総評をつけて特別ページで発表する。
そうする事によって作家も何処が賞に足りなかったかが理解できますし、それを読んだ他の作家もどういった点に意識を向ければ良いか分かると思うのです。
カクヨムWebコンテストなんですからそのくらいの方がインパクトあると思うのですがどうでしょう?
私の作品程度では最終選考が10作品ほどだとまず残れませんがそれでも編集者の総評もらってみたいですのでブラッシュアップを重ねて挑戦してみたくなりますね。
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