第2話 カクヨムという巨大図書館

 まず、この創作論を読まれている方が作品を執筆されている方だとして話をしたいと思います。


 今現在、Web上には数多くのアマチュア作家が作品を公開することの出来るプラットフォームが存在しています。


 最大手の小説家になろうのほかアルファポリスやエブリスタなどありカクヨムもその中のひとつです。


 それぞれのプラットフォームには特徴があり書籍化に強いところから作家への還元に力を入れているところ。


 男性向けに特化したところや女性向けに特化したところなど各社特徴のあるサイト運営をされているようです。


 そこで、数多くあるサイトの中からカクヨムを選ばれたあなたはどうしてカクヨムを選ばれたのでしょうか?


 角川のブランドが魅力的だから?


 執筆のフォームが優秀だから?


 ロイヤルティプログラムが魅力的だから?


 沢山の人に読んで貰えそうだから?


 出版社が経営しているから書籍化に強いから?


 答えはあなたにしか分かりませんが私がカクヨムを選んだ理由は今あげたこと全てです。


 でも、なろうをはじめとするWeb小説サイトでの大多数のアマチュア作家は『アップしても読まれない』と嘆いています。


 確かに今現在『2024年2月時点』で約43万件の作品が置いてあるのです。


 いうなれば巨大な図書館であなたの作品を読んでくれる人を導かなくては読まれないのです。


 もちろんこの数は連載中の長編だけでなく短編もあるし、完結作品もあれば永遠に完結しないエタ作品もあります。


 他の創作論を書かれている方の分析からとにかくカクヨムは『注目の作品』に載らなければ埋もれてしまうとありますが、この理論は辛い現実ですが正しいと感じます。


 他にもカクヨム特有の『キャッチコピーを精査しましょう』とか『長文タイトルで目を引きましょう』もありますね。


 まあ、こういった内容は他の方が詳しく分析されているようなのでここで掘り下げても目新しい情報は出てきそうにありませんので次回より少し目線を変えた話をしたいと思います。


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