第2話 ハウスルール




「ハウスルールをせっ説明します」


この試合で一条の心を壊す

そして操る


「ピッピンゾロが5倍..シゴロ4倍ゾロが3倍...ヒフミが即負け5倍払い目無しは4倍払いお互いの了承で掛け金の変動はありです..あっあと最下位がトップに払う仕組みです..」


殺す絶対に殺す一条と先生を殺す

225万ポイントをトリプルダウン

最終的に1億8225万ポイントまで掛けてやる

確実に殺す...イカサマを使ってでも


私はサイコロを強く握りしめた


「それではいいですか!掛け金を口に上げてください」

「225万だ..」

「225万だわ!」

「225万」

「そっそれでは..どっど..どうぞ」


先生から机にサイコロを投げた

出目は


4 4 5

役は5か


強い..さすが運豪の2つ名

まぁシゴロやゾロ目などと言った役が出て居ないだけマシか


いやむしろ都合が良い


「まずいですわ..」

「...」

「さぁサイコロを振りたまえ」

「わっ私が振りm」

「では遠慮なく」


私はサイコロを振った

出目は


6 6 3

役は3か


トップは無理か

ちょうど良い


「ここで5以上出さないと...」

「...」


一条はしばらく黙り込んでサイコロを振った

出目は


2 2 1

役は1か


順調だ

この試合でノーリスクノーリターンで勝てば良いんだ


「うっ嘘でしょ...嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だぁああああああイカサマ女ぁあああ」


人間とは思えない程のドス黒い声で泣き叫んでいる一条の変わりに

先生に225万ポイントを渡した


「へ?」

「ほぉ!?仲間助けですか」

「なぁ一条」

「...何よ...そんな大金を..何を..一般人が」

「一条..トリプルダウン675万だ」

「...へ?」

「この試合で先生から巻き取る」

「バカ..なの..アホなの..」

「勝つのは私では無い..一条..貴方よ」

「無理よ..何よその態度..今更」


ここで一条に勝って貰わないと殺す計画が成り立たない...


「私が保証してやる」

「...」

「ふっ...トリプルダウン..賭けに来たな」

「人から貰った恩を仇で返すわけ無いよな?一条」

「...ですわ良いですわ!やってやるわ!」


掛かったなぁ


「なぁオールマスター」


さっきの試合にてオールマスターになってくれた生徒に話しかけた


「さっきのハウスルールの比率を3倍..トリプルダウンってできるか?」

「なっ..聞いたことねーぞルールにトリプルダウンは」

「別に問題はねーよな?先生」

「....面白い..良いだろう」

「そっそれではルール説明をします」

「くくく」

「狂ってるわ..イカサマ女ぁ」


くくく


「ゾロ..ピンゾロが15倍..しっ..シゴロ12倍!ゾロが9倍ヒフミが即負け15倍払い!目無しは12倍払いだ!お互いの了承で掛け金の変動は許可する..支払い方法は前試合と同じ」


そうだ..そうしろ

引くな..引くな..確実に殺す

一条も先生も


「狂っていやがるこの試合ーーーッ」

「さっさささ最悪“15億”以上の支払いぞ!?」

「歴代賭博金額ランキングに..入るのでは!?」

「まだ2年の始業式後だぞ!?もうこんな賭けが」


死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

どんな手を使ってでも殺す殺す殺す殺す殺す


このハウス(学校)で一番

いやハウス(日本)で一番

勝者になってやる



(※中2です)

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