平穏を求めどこまでも

@mocha555

プロローグ

ある日、突如世界は異界と繋がれた。

異界の数は無数にあり、広さ 環境 そこに住んでいる生物の何もかもが地球とはかけ離れていた。

異界に行くにはゲートを潜る必要があった。

世界各国はすぐさま調査隊を派遣しようとしたが、こちらが行くより先に異界の生物たちがゲートを潜り地球に攻めてきた。

異界の生物たちはまさにファンタジーの世界に出てくるようなモンスターであり現代の科学技術ではなすすべがなかった。

しかし、異界の物に接触したことで人類の体にも変化が起きたのだ。

それこそが、能力の発現だった。

能力には2通りあり固有能力と一般能力に分けられた。

各国は能力が発現した者たちをかき集め奪われた領土の一部の奪還を成功させた。

また、それにより余裕が生まれ異界についての研究も進められ異界で取れるものはとても有用性があることがわかったのだ。

そのため、各国は能力を持ち異界に行く者をハンターと名付け、ハンター協会を作り上げた。

それにより、異界での探索や研究が進められより多くの素材が得られるようになった。

しかし、異界に行けるほど強いハンターはなかなかいないため、ハンター協会はどこも人手不足に陥った。

そのため各国は強力な能力を持つハンターを強制的に異界へ行かせるようになった。

そのため、多くのハンターたちがハンター協会を抜け出し個人で異界に行き、異界で得た素材を高値で売りさばく事案が多発した。

ハンター協会はこの行為を違法として、多くのハンターを取り締まり、中には見せしめとして処刑された者もいた。

これにより協会を抜けたハンターをイリーガルハンターと呼ぶようになった。

イリーガルハンターは協会に対抗するためにイリーガルハンター達だけで構成された通称イリーガルハンター協会を作り、ハンターの素質がある者の誘拐やハンター協会の者たちを殺害していた。

そんな平穏とはかけ離れた世界に一人の子供が生まれたのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る