『夢の上』(C・NovelsFantasia)多崎 礼【★★】
①
発売日に買ったのに、読み始めるのに出遅れました。。がくっ。
しっとりと、しかし重厚なストーリー。
さすが、しっかり練られた話だなと思いました。
また、「多崎礼」さんの色彩が定着しつつあるとも思いました。
多崎礼さん特有の「お伽噺」という雰囲気が変わらず顕在でした。
他の彩輝晶が誰の話かと予測を立てるのも楽しい。
次巻が待ち遠しいです。
②
あとがきにあるように、文章を削りに削った感がよく解りました。
奇跡も思ったより早く訪れたしね。
「夜の王」と「夢売り」の二人の正体については、紅輝晶を読んですぐに誰だか検討がついたけど……黄輝晶の終わりが……これは最後の巻が気になります。
あと、歌で話を盛り上げていくのは「本の姫」にもありましたが、太陽=雨なのは何故? 雨も降らないんだっけ?
そもそも太陽の光なしに人間は生きていけないんだけどね……
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